ついにハーレーダビットソン社がいわゆる「ストリートファイター」なるオートバイを発表しました。
これはある種の快挙で、ついに伝統を重んじるハーレーも「信念を曲げた」って感があります。(笑)
ここ数日続いてるブログ内容の、ミラノで開催されてるモーターサイクルショー「EICMA-2019」でお披露目された、
新型エンジンを搭載した「BRONX-ブロンクス」ってモデルです。
ハーレーはご存知の通り、アメリカンフォルムを継承して来たメーカーで、
いわゆる、本格的なヨーロピアンフォルムを持つオートバイは存在してきませんでした。
なので、スポーツモデルと称して登場させたモデルでも、フォルムはあくまであのアメリカンスタイルで、
ワインディングを軽やかに走る事が不可能なバイクばかりでした。
これには一切の妥協を許さない「ハーレーの意地」が、そうさせて来たと思っていましたが、
ここに来て、ついに「ちゃんと曲がるオートバイ」を出して来たって感じです。(笑)
搭載されるエンジンは新開発された水冷式4ストV型(60度)2気筒OHCで、排気量は975cc。
ハーレーとしては、かなり小排気量ですが、
この排気量は、他社のリッタースポーツと比較して、ちょうど良いものと考えられた結果の様です。
しかも、ほぼ全てのハーレーがV型の角度が45度で統一されていたのですが、
この「BRONX-ブロンクス」に関しては60度という角度に改良されて、
走りに負担がかかる振動の軽減を大きく測った仕様となっています。まぁ相当スポーツを意識した結果と言えそうですよね。
で、最大トルクは約10kgで、最高出力は115馬力。
この内容は、排気量が1200ccある「スポーツスター系-XL」などと比べ、かなりの高出力と言えます。
また、フォルムは完全にスポーツ仕様で、電子制御も豊富に搭載されており、
足回りもブレンボーなどを採用し、しっかりした仕上がりになっています。
販売予定は2020年からと決定していますが、もっと突っ込んだデータは明らかになっていません。
ハーレーファンのな中で「ついに出たか!」という人や、
ハーレーは好きだか、走りが…って思ってた人にはこの「BRONX-ブロンクス」はオススメかも知れません。
何はともあれ、ついにハーレーも、信念を曲げて本格的なスポーツモデルを出して来たって感じですね!(笑)