11月5日からイタリアのミラノで開催されてるモーターサイクルショー「EICMA-2019」で発表されたホンダ「CB4X」。
ひと目で、おおっ!「なんだこのオートバイは!」って、単純にボクは思ってしまいました。(笑)
ほぼ、前情報がなかった新しいモデルの「コンセプトカー」の様ですが、
見た感じ、かなり実際に販売されそうな雰囲気です。
情報を見るに、エンジンは「CB650R」のものが採用されてて、水冷式4スト並列4気筒DOHCエンジン、
排気量は約650cc、フューエルインジェクションで、マフラーは爆音で有名な「SC」が2本出しで付いています。
サスペンションに関しては全てオーリンズとなってて、
コンセプトカーだからかもしれませんが、前後とも、好みでセッティング替えが可能になってる様です。
タイヤサイズは、フロント120/70ZR17、リア180/55ZR17 と標準のミドルクラスサイズ。
ヘッドライトは全てLEDでハーフのカウリングが搭載されています。
また、特徴的なのはリアサスが「片サス」になってる事と、スタイルがスポーツともアドベンチャーとも取れる、
今までにあまり見かけない「クロスオーバースポーツ」であること。
このオートバイを見ると、もしかすると今後のミドル大型バイクとしての「方向性が予想できる」気がします。
個人的には、ホンダ「CBR1000RR-R」の様な同一のコンセプトの新型バイクより、かなり気になる1台です。(笑)
まず、フォルムが良い。
もし、この「CB4X」を「スポーツバイク」に振りたいなら全体的に車高を落として、ハンドルを下げれば良い。
逆に「アドベンチャー系」に振りたいなら、パニアケースを搭載して、ブロック系のタイヤと交換すれば良い。
まさに、どちらにも持っていけるベースで仕上がりの高いフォルムです。
ボクなら車高を下げて、低いハンドルに交換し、
さらにアンダーカウルを付けてスポーツ系に振りたいですね。(笑)
で、ぱっと見、目新しい雰囲気を醸し出していますが、よくよく見ると他の車種から流用されてるパーツが多く、
もしかすると驚く様な価格にはならない気もします。
なんせ、ホンダラインナップで言えば、あくまで650ccのミドルクラスですからね。(笑)
ボクは個人的に以前から「ミドルの大型バイク」に注目しています。
ライダーがそれなりに扱えるパワーでありながもしっかり大型バイクで、
車重も軽く使い道も幅広く考えられるからです。
ただ、メリットの高い車両ではあるのですが、どうしても「存在感が薄い」のが難点なったのですが、
この「CB4X」なら見た目の「インパクト」も充分です。
個人的に買う買わないは分かりませんが、是非「販売して欲しい1台」ですね!(笑)