さわっちゃ、ィヤーヨ!

竜はウロコに覆われている。しかし、そのウロコの中で、喉のあたりにたった一枚だけ逆さまに生えているウロコがあるそうだ。
いつもはおとなしい竜も、そのウロコに触られると怒りくるうのだそうだ。ご飯を食べている犬を触ると「ヴー」と唸るのうよものだ。
この逆さに生えたウロコにさわることを、「逆鱗に触れる」と言う。
 出典の「韓非子」にはこうある---「竜という動物は、馴らせば、人が乗れるほどおとなしい。だが、喉の下に直径一尺ほどの鱗(ウロコ)が逆さに生えていて、これに触れようものなら、必ず人を噛み殺す。(会社や社会の)トップに(いる人)も、この逆鱗がある。これに触れないように話すのが説得の極意である」(『中国古典 名言のすべてがわかる本』守屋洋著 三笠書房 知的生き方文庫 101ページ)。引用文中の( )は名取。

「あなたの逆さに生えているウロコはいったいなんですか?」なんて聞いてから話しはじめることはできないしなぁ・・・・と、途方にくれている坊主の話である。ウゲゲゲゲ。
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