弔辞

 過日いただいたコメントの中での素晴らしい「弔辞」の話。

 それがずっと気になっています。

 弘法大師は、中国で教えを受けた恵果和尚が亡くなった時、何千人もの弟子を代表して、碑文を書いた筈だったな、と思い、バタバタしている合間を見て、本棚の中から資料を探しております。
 頑張って探し出して、明日のブログでご紹介したいと思います。

 亡き人の生命(いのち)を何倍にも広げる言葉と文章。

 思い返せば、父と大恩人の村上正行さんへの感謝の言葉は自分なりにそれぞれ本にした。大勢の方に読んでもらったから、それはそれで、私流の、一種の弔辞だったのかもしれない。 
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コメント
 
 
 
真言八祖 (南無)
2010-07-29 18:22:03
大日如来から数えて…7代目が恵果和尚で、八代目が弘法大師。中国で潅頂を受けたときや、民衆を救うために色々奇跡を起こした弘法大師ってスゴい!と思います。修善寺の方では、独鈷の湯の説話がありますから・・・
PS 豊山派は戒律は厳しいほうですか?前、真言宗の中には戒律に厳しい宗派があると聞いたのですが。
 
 
 
楽しみです (プラケア)
2010-07-30 08:37:20
和尚さんの本で村上正行の事を知りました。お会いした事は有りませんが少しだけ繋がることが出来た気がします。
中でも村上さんがアナウンサーなのに声が出なかった難病の子供の紹介の生放送のことなどは印象が残ってます。
お父さんの事は法事の夜に奥さんにあの世で親父は何してる?との問にイメージしながら答えた話やなんかは、我が家の会話のようなかみ合わない中にもホンわかした感じがして、心の中にお父さんは居ってんだなと思いました。

祝辞は縮辞、弔辞は長辞と言う人もいますが、長辞に感じる人は来たくは無かった人だと思います。(おもいつきですが)
 
 
 
戒律と長辞 (和尚)
2010-07-30 14:34:29
南無さん>真言宗の中でも「真言律宗」はその名前からも、律を重んじてますね。本山は、奈良の西大寺です。東大寺は有名ですが、ちゃんと西大寺もあるんです。う大きなお寺です。巨大な茶器でお茶を立てる「おおちゃもり」が有名です。蛇足ですが、私は律についてはかなり怪しい生活をしています。ぐはは。

プラケアさん>長弔も、その人の言葉で語られる思いがこもっていると、いつまで聞いていてもいいものです。弔辞啓蒙活動でもしたいものですね。そうすると、お葬式がいいものになります。
 
 
 
僕は律が苦手でして… (南無)
2010-07-30 17:00:39
某ページで、慈雲さんの「十善法語」の解説を見て、「十善戒すら守れないようでは人間ではない」という言葉があったのですが、ちょっと戒律が苦手な私としては過激的だと思いました。私としては、仮に戒律が守れたとしても、守れない人の気持ちも解るような人になりたいです。
 
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