干支が一回りする間に・・・。

 家内の弟が42歳の厄年で幽冥境を異にしたのは12年前。血管が急速に老化する症状を伴う病気だった。心臓手術をしたのに血管がボロボロで縫合できなかった。その義弟が密蔵院の客殿の落成祝いにくれたのは馬の唐三彩だった。奇しくも、彼が亡くなったのは午年。そして、今日13回忌(丸12年)も当然のことだが、午年である。13回忌は干支が一回りすることでもある。

参列者それぞれの切なく、やるせなく、今の自分を叱咤激励する法要とお斎(とき)になった。この12年間、体重は減らないけれど、老いさらばえていく私。「そのうち、そっちへ行くからね。美味しい居酒屋を探しておいてくれヨ」と心の中でつぶやいた。

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Unknown (しみず)
2014-04-30 19:10:37
42歳とはお若い旅立ちでしたね。何歳だったらということはありませんが、悲しいです。芳彦先生には、まだこちらでご活躍いただきたいです。
 
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