踏青(とうせい)の季節

密蔵院前の歩道の茂みに生えている草は、葉が大から小へと重なって、さらに階層の間に小さな紫の花が咲いている。地べたにいる虫にとっては高楼閣だろう(誰か名前教えて!)。小学館から出ている「まほろば歳時記」シリーズ3の『花の名前』(高橋純子文・佐藤秀明写真)には、季節の分け方の中で「踏青(とうせい)」を「春めく野に若草を踏む野歩きのよろこび」と付記している。手もとの『大辞林』には「萌え出た草を踏んで野に遊ぶこと。古い中国の行事が移入されたもの。野遊び」とある。犬のウンコなど気にしないで草原を裸足で歩き、寝っころがって、踏青を楽しみたいと思った。

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コメント
 
 
 
Unknown (しみず)
2014-04-15 21:52:14
先日日曜日は鎌で草取りしてました。片っ端から切ってしまいました…。少しは観察してみる余裕も欲しいところでした。
幼少の頃、土手滑りをしていて、ふと手をついたところにイヌのうんこ。苦い思い出です。まだ不垢不浄を理解できていない自分がいます。
 
 
 
うんこ (ごんべいどう)
2014-04-15 23:06:37
身体の老廃物のうんこは
野菜や肉
香りを楽しみ味を楽しみ口にしたものなのに

老廃物になると
何故臭くなるのだろう~
 
 
 
Unknown (しみず)
2014-04-16 06:25:45
掲載されている写真の花は姫踊子草(ヒメオドリコソウ)という名前が付いているようです。シソ科の花でヨーロッパ原産、明治時代に帰化した外来種。と調べてみました。名前がわかると余計に愛おしくなりますね。
 
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