踏青(とうせい)の季節
密蔵院前の歩道の茂みに生えている草は、葉が大から小へと重なって、さらに階層の間に小さな紫の花が咲いている。地べたにいる虫にとっては高楼閣だろう(誰か名前教えて!)。小学館から出ている「まほろば歳時記」シリーズ3の『花の名前』(高橋純子文・佐藤秀明写真)には、季節の分け方の中で「踏青(とうせい)」を「春めく野に若草を踏む野歩きのよろこび」と付記している。手もとの『大辞林』には「萌え出た草を踏んで野に遊ぶこと。古い中国の行事が移入されたもの。野遊び」とある。犬のウンコなど気にしないで草原を裸足で歩き、寝っころがって、踏青を楽しみたいと思った。
幼少の頃、土手滑りをしていて、ふと手をついたところにイヌのうんこ。苦い思い出です。まだ不垢不浄を理解できていない自分がいます。
野菜や肉
香りを楽しみ味を楽しみ口にしたものなのに
老廃物になると
何故臭くなるのだろう~