震災っ子

ネットで「震災っ子」と検索しても出てこない。しかし、父(写真)は自分のことを「震災っ子」と言っていた。関東大震災が起きた大正12年(1923年)生まれだからである。関東大震災から100年。してみると、71歳で亡くなった父が生きていれば、今年100歳ということだ。私は72歳以降の父を知らないし、58歳以降の母も知らない。亡くなった年齢は、その年齢以降のその人を知る者がいないということでもあるのだなと、ふと思った。生まれて初めて迎えている64歳の自分の生き方を大切したいと思った。

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