迸(とばっちり)り

見開き2ページ完結だとしたら、あと10項目くらい足りないと覚悟して書いて送った次の本の原稿。残りの10項目は、すでに書いた項目を編集者に整理してもらってから指示してもらおうと思っていた。しかし、大阪から帰宅して送られてきたゲラを見ると、行数と文字にゆとりを持たせて1項目3ページ完結になっていて、もう書かなくていいみたいな雰囲気。かなり気が楽になったが、読み返すと文章がかなり荒い。どう直すかを考えるだけでため息が出た。そこで、夕方1時間犬を連れ出してあてもなく彷徨(さまよ)い歩いた。犬はひどく疲れた様子。可哀相に、とんだ迸(とばっち)りである。むはは。※「迸る」は通常「ほとばしる」ですが、辞書で「とばっちり」を調べると、ちゃんと「迸り」と出てきました。勉強になったけど、「とばっちり」を「迸り」と表記する機会は、残りの人生であと2回あればいいほうだと思います。どはは)。

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