午後から、水戸観光協会主催の「ぶらり城下町みと」水戸の城下町マップでまち歩き。
梅見客でにぎわう「偕楽園」からスタート、「弘道館」へ向かう約5キロのコースです。
解説者は、『城下町マップ』の作成者でもある茨城大学の小野寺副学長。
歴ドルの小日向えりさんも同行しました。
大工町に向かいながら、様々な宗派のお寺があるのが城下町であることや、
今は駐車場になっているところが、外掘りの跡だということなどを説明。
なお、堀の中にある金魚屋さんは、水戸の湧き水を利用しているそう。
城下町には10,000~15,000人が住んでたらしいです。
大工町から泉町に向かいつつ、町人地と武家地の土地区画を確認。
長方形に残っているのが町人で、正方形に残っているのが武家。
泉町では、昔の川崎銀行(現三菱東京UFJ銀行)や伊勢甚の起こりについても説明。
昔の涸沼は水運の要所。今でいう物流拠点だったそう。
穴とら屋さんの前では、メジャーで間口の長さを実測。
奥まで入れてもらい、屋敷神を祀っている場所も見せてもらいました。
今は埋められてしまっていますが、紀州掘の後も確認。
大工町から水戸駅までは緩やかな坂なのに、埋めたこの部分だけフラット。
吉田松陰が滞在した場所や藤田東湖の屋敷跡なども案内。
水府地名考を書いた石川桃蹊の住んでた場所なども。
城に近い上級の家臣が住んでいた場所からは、上級の家臣が東京に出たため
土地が空いて、そこに公共施設が建てられたそうです。
農人形を収集している表具屋や、水戸藩の船着場だった場所も案内。
「総合大学」だった弘道館へ到着、「一張一弛」のまち歩き、終了です。
午前中は、水戸まちなかの「三店ものがたり」&「スイーツスタンプラリー」に参加
(かなり・・・いい運動になりました。)