韓国に対して言いたいことが山ほどあるが、韓国にかかずらうのは余りにいまいましいので(苦笑)、今日もスポーツ・ネタ。
先ずはシブコが、ニトリ・レディースで4打差の5位に終わり、今季国内3勝目はならなかったが、連続オーバー・パーなし記録を「28」ラウンドまで伸ばし(全英女子オープンまで含むと実に「32」)、2013年のアン・ソンジュの記録に並んだ。ここまで来るのに、時差ぼけや疲れもあっただろうに、若さ故、とは言い切れないタフさと安定感は本当に素晴らしい。来週はオヤスミで、新記録は2週間後の日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯にかかる。「並んだからには新しい記録を作りたい」という言葉に期待したい。
しかし、今日はシブコではなく大坂なおみが主役だ。
全米オープン第6日、3回戦で、主催者推薦で初出場した15歳の新鋭ココ・ガウフと対戦し、僅か1時間5分、6—3、6—0でストレート勝ちし、ベスト16に駒を進めた。ポイントは、試合後、号泣するガウフに歩み寄り、「あなたは頑張った。コートでのインタビューを一緒にやりましょう」と声をかけたことに始まる。一度は断ったガウフだったが、大坂が再度「一緒にやりましょう」と誘うと受け入れて、前代未聞、敗者も交えたインタビューとなった。
ガウフは「きょうの試合は本当に彼女(大坂)がすごかった。この試合から学ぶことが沢山ありました。この機会を本当に有難うございます。なおみ、今日は有難う」と涙ながらに話し、大坂も目を潤ませてガウフと抱き合い、「先ずココ(ガウフ)のチームと家族に敬意を表します。前から知ってる私たちが努力をして今、この舞台にいるのが本当に嬉しいです。私も成長できた試合。スタンドの皆さんからの声援も素晴らしかった。ココが相手だったから今日はいい集中力が出せました」と笑顔で答え、「今日のお客さんは殆どがココを見るためにやって来た。(一人で)シャワーで泣くよりも、みんなと話した方がいいと私は思った」とインタビューに誘った理由を説明した。スタンドの観衆が大歓声を送ったのは言うまでもない。
その後のインタビューで、(自分と重ね合わせた?と聞かれ)「ココが悲しげにコートから歩き去るのではなく、顔を上げて欲しかった。彼女はまだとても若いけど、とりまくメディアはとんでもなく多い。心配なの」、(試合に集中できていた?と聞かれ)「メインコートでナイターを殆どしたことがなかったけど、雰囲気は全然違うわね。昼間と夜では観客の雰囲気も違った。誰もがこの試合に夢中だったんじゃないかな。私も彼女がどのようにプレーするかを見たかった」、(ココにアドバイスは?と聞かれ)「アドバイスなんてないわ。みんなの道はそれぞれ違う。彼女が何を経験してきたかを知らないで、アドバイスはできないから」・・・コーチが変わり、メンタルを不安視されて来たが、なかなかどうして、この心の余裕としなやかな強さと言ったら、ない。
どこかのメディアが「なおみ劇場」と呼んでいたのでタイトルに無断借用したが、シブコの神がかりの笑顔と、ショットを打つ時こそアスリートの顔に戻って集中して小気味よくプレーし、歩き始めるや笑顔で観衆とハイタッチする、そのオンとオフの切り替えの絶妙さにギャラリーが魅了されたことに、まさか感化されたわけではなかろうに(!?)と思わせる、大坂なおみの一皮剥けた、プレッシャーを突き抜けた先の境地に一歩足を踏み入れたと思わせるような、それでいて実は本来の大坂なおみらしさを取り戻しただけなのかも知れない、連覇への夢をつい託したくなるほどの「なおみ劇場」なのであった。
先ずはシブコが、ニトリ・レディースで4打差の5位に終わり、今季国内3勝目はならなかったが、連続オーバー・パーなし記録を「28」ラウンドまで伸ばし(全英女子オープンまで含むと実に「32」)、2013年のアン・ソンジュの記録に並んだ。ここまで来るのに、時差ぼけや疲れもあっただろうに、若さ故、とは言い切れないタフさと安定感は本当に素晴らしい。来週はオヤスミで、新記録は2週間後の日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯にかかる。「並んだからには新しい記録を作りたい」という言葉に期待したい。
しかし、今日はシブコではなく大坂なおみが主役だ。
全米オープン第6日、3回戦で、主催者推薦で初出場した15歳の新鋭ココ・ガウフと対戦し、僅か1時間5分、6—3、6—0でストレート勝ちし、ベスト16に駒を進めた。ポイントは、試合後、号泣するガウフに歩み寄り、「あなたは頑張った。コートでのインタビューを一緒にやりましょう」と声をかけたことに始まる。一度は断ったガウフだったが、大坂が再度「一緒にやりましょう」と誘うと受け入れて、前代未聞、敗者も交えたインタビューとなった。
ガウフは「きょうの試合は本当に彼女(大坂)がすごかった。この試合から学ぶことが沢山ありました。この機会を本当に有難うございます。なおみ、今日は有難う」と涙ながらに話し、大坂も目を潤ませてガウフと抱き合い、「先ずココ(ガウフ)のチームと家族に敬意を表します。前から知ってる私たちが努力をして今、この舞台にいるのが本当に嬉しいです。私も成長できた試合。スタンドの皆さんからの声援も素晴らしかった。ココが相手だったから今日はいい集中力が出せました」と笑顔で答え、「今日のお客さんは殆どがココを見るためにやって来た。(一人で)シャワーで泣くよりも、みんなと話した方がいいと私は思った」とインタビューに誘った理由を説明した。スタンドの観衆が大歓声を送ったのは言うまでもない。
その後のインタビューで、(自分と重ね合わせた?と聞かれ)「ココが悲しげにコートから歩き去るのではなく、顔を上げて欲しかった。彼女はまだとても若いけど、とりまくメディアはとんでもなく多い。心配なの」、(試合に集中できていた?と聞かれ)「メインコートでナイターを殆どしたことがなかったけど、雰囲気は全然違うわね。昼間と夜では観客の雰囲気も違った。誰もがこの試合に夢中だったんじゃないかな。私も彼女がどのようにプレーするかを見たかった」、(ココにアドバイスは?と聞かれ)「アドバイスなんてないわ。みんなの道はそれぞれ違う。彼女が何を経験してきたかを知らないで、アドバイスはできないから」・・・コーチが変わり、メンタルを不安視されて来たが、なかなかどうして、この心の余裕としなやかな強さと言ったら、ない。
どこかのメディアが「なおみ劇場」と呼んでいたのでタイトルに無断借用したが、シブコの神がかりの笑顔と、ショットを打つ時こそアスリートの顔に戻って集中して小気味よくプレーし、歩き始めるや笑顔で観衆とハイタッチする、そのオンとオフの切り替えの絶妙さにギャラリーが魅了されたことに、まさか感化されたわけではなかろうに(!?)と思わせる、大坂なおみの一皮剥けた、プレッシャーを突き抜けた先の境地に一歩足を踏み入れたと思わせるような、それでいて実は本来の大坂なおみらしさを取り戻しただけなのかも知れない、連覇への夢をつい託したくなるほどの「なおみ劇場」なのであった。
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