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「つながり」の旅 in Paris ~ 人と人、自然、地域との「つながり」 ~

人・自然・地域との「つながり」をテーマにした旅や暮らし(エコツーリズム、スローライフ等)について日々の想いを綴ります。

おわら風の盆

2013年09月07日 | 福井近県の旅

せっかく北陸に住んでいるので、全国の旅行者が集まるイベント、「おわら風の盆」に行ってみたいと思っていました。

宿もなかなか取れないなかで、おわら風の盆をやる富山県越中八尾の街から30分ほど山奥の方に行ったところにある牛岳温泉スキー場の宿が空いていて、しかもおわらへの送迎をやってくれることが分かり、そこに泊まることにしました。

八尾の街の近くで車を降りて、急な坂を登っていくと、坂の多い八尾の街の一番高いところに出ます。街の通りにはぼんぼりに明かりが灯り、古い街並みに情緒を醸し出しています。踊りが始まる19時まで30分ありますが、もう通りには観光客が多く見られ、思い思いの場所に陣取っています。

八尾の街には11の地区があり、地区ごとに、踊りが見られる日時が決まっています。そして、地区ごとに、通りを歩きながら踊っていく「流し」というスタイルと、通りの一か所に集まって輪になって踊る「輪踊り」というスタイルがあるようです。

まずは、東新町地区の流しを見ました。女の子の踊り手に続いて男性の踊り手、その次に三味線や二胡を演奏する地謡と続きます。落ち着いた感じの音色と優美な踊りが、ぼんぼりに照らされた古い街並みに合って素敵な雰囲気を醸し出しています。

 

一つの通りが終わると、時間を見ながら次の踊りが見られる場所に移動し、別の地区の踊りを見ます。通りによって、「日本の道百選」に選ばれている諏訪町と呼ばれる古い街並みや、お土産や食べ物などの商店が並ぶ通りなど、夏の夜の町歩きも楽しめます。もちろん、地区によって、微妙に踊り手の構成や踊りの内容が違い、それぞれに楽しめます。

 

町の中ほどにある鏡町という地区では、一軒のおうちの前の路地で輪踊りをやっているのを見ることができました。二人の男性と二人の女性がそれぞれ組になって、三味線と二胡の生演奏と、生歌の八尾音頭に合わせて踊ります。観光客がぐるりと取り囲む中で、幻想的な風景でした。

3日間で全国から23万人もの人が集まるおわら風の盆の魅力は、菅笠をかぶった男女が二胡と三味線の落ち着いた音色に合わせて踊る優美な風景と、ぼんぼりに照らされた古い街並みが坂にそって浮かび上がる、八尾の街の雰囲気だと思います。

踊り自体は、地区ごとに違いがあること、町を流し歩くこと、男女の踊りと地謡がセットになっていること、観光客が踊りを見ようと路地から路地へ歩くことなど、沖縄のエイサーに似ているなあと思いました。もちろん、踊りのスタイルは、勇壮な若者向けのエイサーと全然違うのですが。

また、昔の街並みの中を踊るという点では、郡上八幡の郡上踊りとも共通点がありますが、あちらは通りで観光客も一緒になってみんなで踊る、という雰囲気があり、それぞれ違った良さがあると思いました。


ブリとハットリ君の街・氷見

2013年09月06日 | 福井近県の旅

少し遅れての夏休みーのはずが、台風の影響で大雨でしたが、止んでくれと願って出かけました。大雨の北陸道を突き抜けて、氷見に着くころには小ぶりになっていました。

氷見といえば寒ブリ、ですが、そのほかにも、不二子富士夫Aの出身地なんですね。なので、町のいたるところに、ハットリ君や笑うせえるすまんの像が立っていたりします。不二子富士夫の生家のお寺には、お地蔵さんのように、キャラクターの石像が鎮座しています。

JR氷見線にも、もちろんハットリ君列車がいます。ハットリ君を知らない、1歳の息子も、ハットリ君列車に喜んで手を振っていました。

昼食は、刺身と氷見うどん。氷見うどんはコシがあるとのことですが、さぬきうどん好きの私には物足りなく思いました。

また、昼食後、富山へのドライブの道すがら、30年ぶりくらいに忍者ハットリ君のテーマソングを歌いました。。。

 

 


敦賀まつりはすごい人出

2013年09月01日 | 福井のミミより情報

敦賀の気比神宮といえば、記紀の時代の太古から北陸道総鎮守・越前の国一之宮と定められ、太古の時代には、天皇も参拝したと伝えられる由緒あるパワースポットです。

その例大祭にあわせて行われるのが敦賀まつり。特に、今年は、通常のパレードに加え、、TDR開園30周年で全国各地を回っている、ミッキーマウス一行もパレードするというので、ミッキーが好きな妻と子供むけの家族サービスだと思って行ってきました。

まずは気比神宮へお参り。いつもは人気がいないのに、今日は露店も出て、真っすぐ歩けないほど境内が混んでいますした。次に、神宮の正面の交差点付近へ。パレードのスタート地点とあって、1時間以上前から、「出待ち」の人だかりができています。

16時半近くになり、それらしいファンタジー気分満載の車が到着すると会場は一気に盛り上がりましたが・・・ミッキーが登場するのはもう少し先でした。結局、特にミッキーマウス好きでもないのに、周りの雰囲気に押されて写真をたくさん撮ってしまいました。

 

1歳半の息子は、肩車されながらじっとミッキーたちの踊りを見ていましたが、いよいよミッキーたちが近づいてくると、ただならぬにぎやかさに恐れをなしたのか、もしくはママが自分そっちのけで見物し、パパは自分そっちのけで写真を撮っていたからか、大泣きしてしまいました。結局、一番興奮したのは妻だったようで…。