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「つながり」の旅 in Paris ~ 人と人、自然、地域との「つながり」 ~

人・自然・地域との「つながり」をテーマにした旅や暮らし(エコツーリズム、スローライフ等)について日々の想いを綴ります。

北潟湖畔観月の夕べ

2013年09月16日 | 福井のミミより情報

あわら市の北潟湖で行われた、観月の夕べに行きました。

午後から、北潟湖畔公園の特設ステージで、民謡ショーやあわら温泉の女将による踊り、芦原芸妓の芸の披露、地域のフラダンスサークルの発表など、芸能ステージが続きます。

また、会場には、ろうそくの灯りをともしたグラスキャンドルがたくさん置かれ、秋の夜を彩っています。たくさんの出店も並んでいました。(小さな子供を連れていたので、会場にはいかず、高いところから見ていたのですが)

8時半からの花火めがけて、続々と人が集まってきます。北潟湖を見下ろす湖畔公園の高台は絶好の花火見物場所のようで、カメラマンや見物客が大勢つめかけ、地面や石段などのいたるところに人々が腰をおろしています。

8時半から、湖上でのの打ち上げ花火がスタート。湖の湖面で爆発させる水上花火もあり、高台から夜風に吹かれながら見物するのが快適です。

 

30分ほどの間に2000発を打ち上げて終了。大規模な花火大会ではありませんが、湖の上で上げる花火や水上花火をのんびり眺めることができて、夏の締めくくりにはなかなか良いです。

珍しく夕方までたっぷり昼寝したうちの1歳9カ月の息子も、「どーん」とか「ばいばーい」と花火に向かって叫びながら興奮してみていました。

しかし、すっかり福井のこじんまりとした花火大会に慣れてしまい、1時間半も続くうえに立錐の余地がないほど混む都会の花火大会にもう行けそうもありません。。。


あすわ萩まつり

2013年09月16日 | 福井のミミより情報

萩の寺として有名な福井市足羽地区の瑞源寺で行われている、あすわ萩まつりに行きました。

瑞源寺は、758年に白山信仰を開いた泰澄大師が創建したと言われる古いお寺で、越前松平家第5代藩主の松平吉品が再興し、松平家の菩提所の一つとされている由緒あるお寺です。

このあたりは古いお寺や神社が多いので、あまり目立つお寺ではありませんが、珍しいのは、福井城本丸の遺構が残っているということです。お寺の本堂は「本丸御小座敷」を、署員は「大奥御座の間」を1860年に移築したものらしく、現存する唯一の福井城の建物だそうです。福井の街中は、戦争時の空襲や福井地震の震災で古いものはあまり残ってないのですが、市街のはずれにあることで焼失をま逃れたんですね。

ちょうど萩が満開で、派手さはないですが、なかなかきれいでした。夜にはライトアップもされるようです。

また、萩まつりに合わせて、住職による寺の文化財の説明のほか、地元のそば打ち名人によるそばの販売や、これも地元のおばちゃんたちが作ったと思われるおはぎのプレtゼント、地域の人たちによる吟舞いやしの笛・二胡の演奏会なども行われているようです。単なるお寺のお祭りではなく、ちいきのお祭りになっているところが、地域コミュニティがしっかりと残っている福井の良さを感じさせます。