「つながり」の旅 in Paris ~ 人と人、自然、地域との「つながり」 ~

人・自然・地域との「つながり」をテーマにした旅や暮らし(エコツーリズム、スローライフ等)について日々の想いを綴ります。

福井の人の県民性

2013年06月11日 | 福井でのすろーらいふ

「福井 圏域構成の歴史」(IRE叢書)という本の中に、福井の人の県民性に関する記述がありました。

曰く、

・まじめ、勤勉で人情に厚い

・越前は昔から重要な交易路に面していたため、才覚があり、粘り強くよく働く。(→社長輩出率、共働き率日本一

・一方で、越前商人は、嫌だと思っても強く抗議せず、自分に損なことはやらず、顔で笑って心で切り、二度と近付かない

・消極的で争いを避ける体質がある半面、温順で親切

・「越前詐欺、加賀乞食、越中強盗」と言われるように、おっとりして消極的な石川、行動力のある富山県民に比べ、福井県民は、知恵が働く。

・一方で、才覚に自信を持つがゆえに自主的な行動をとりがちなため、団結力の面で有能な指導者に合わせる石川県民に負ける場合も多い。

 

ちなみに、同じ福井県内でも、歴史や文化が全く異なると同書で指摘される若狭地方の人間性については、

・古くから大陸との交流の窓口として開け、京都・近江とのつながりが強く、荘園文化の中で育まれてきた歴史性を反映して、

 明るく楽天的な人が多く、正直で従順

と書かれています。

 

なんとなくうなずける部分もあり・・・うーん、どうですか???