福井と言えば、全国的にも有名な曹洞宗の大本山永平寺。今日は、そこで座禅体験をし、法話を聴講する機会をいただきました。
まずは会場へ入り、腕時計やアクセサリーを外し、靴下を脱ぎます。そして、会場入り口にある坐布(丸くて分厚い座布団)を持って、畳の部屋に入り、男女ごとに列に分かれます。一畳ごとに一人ずつという感覚で腰をおろします。
まずは、片方の足を反対側の腿に乗せ、それを両側行う「結跏趺坐」と、どちらか片足だけの「半跏趺坐」の足の組み方を教わります。予想通り両足はきついので片足だけでいきます。両手で法界定印を作って、つむじで天井を持ち上げるような感じで背筋を伸ばし、目は開いて90cm手前を見下ろすそうです。
息を吐ききったら、体を左右に曲げ、だんだんと振れ幅を小さくしていき、最後は背中をまっすぐな状態にして、いよいよ座禅です。体験したのは、20分ほどの時間でしたが、雑念を追い払って呼吸に集中する、というのはなかなか難しかったです。
その後は、永平寺のお坊さんから、30分ほどの講話を聞きました。内容は、
・働くこと=傍を楽にする、仕事=事に仕える、など、仕事は自分が中心になってやるものではない
・人間は生まれてくることも奇跡、何事にも感謝の心を御坊ン酸d毛毛
・挨拶からコミュニケーションがはじまる、まずは自ら挨拶を
などでした。「当たり前」と言えば当たり前ですが、やはりこういうシチュエーションで聞くと、ありがたさも倍増です。
呼吸を整え、