「つながり」の旅 in Paris ~ 人と人、自然、地域との「つながり」 ~

人・自然・地域との「つながり」をテーマにした旅や暮らし(エコツーリズム、スローライフ等)について日々の想いを綴ります。

泥の感覚が足の裏に気持ち良い~田植え~

2013年06月09日 | 福井でのすろーらいふ

今日は、生協の食と農の講座の一環で、みんなでもち米の田植えをしました。

到着したら、既に大人も子供も素足で田んぼに入り、作業を始めていました。お天気も良く、泥に足を踏み入れるのも気持ち良いくらいです。中には、素っ裸で胸まで泥につかっている子も・・・。


早速うちらも作業開始、と思いましたが、連れて行った1歳半の息子は、泥に足を踏み入れるのが初めてで怖がり、なかなか足を踏み入れません。 ということで、子供にはベビーカーで「監督」してもらいながら、久しぶりの田植えに精を出しました。3,4年前に鳩ケ谷の有機農家の田植えをお手伝いして以来でしょうか。(考えてみれば、田んぼについては、埼玉の小川町、茨城の八郷、鳩ケ谷、そして鯖江と、いろいろなところで体験してきました。)

地元の方に「手押し枠」でつけていただいた縦と横の溝を目印に、2,3本ずつ苗を植えていきます。浅いところはいいのですが、深いところは、足を取られて動きにくくなるわ、苗を植え付けても泥に隠れてしまい、きちんと列に沿って植えられているかどうか分からず・・・適当にやってみました。

親子連れを中心に15人くらいで、6畝ほどの田んぼに2時間くらいかけて植えました。久しぶりに土(泥)と向き合い、みんなで並んで一つの作業をするのも気持ち良かったです。まあ、明日か明後日には、太ももの裏が筋肉痛になっているかもしれないけど・・・。

1歳半の息子は、泥に入るのを怖がったため、結局田んぼわきの水路に足をつけて遊びました。カエルがたくさんいたので、目の前に持って行って見せたら、興味は示していましたが、怖がって触ろうとはしませんでした。


そのあと、お昼ごはんをたくさんいただき、畑作業をしました。このところの少雨ですっかり畑は乾いていて、水菜やモロヘイヤなど、葉物は芽を出したもののあまり成長していませんでした。枝豆も、10か所種をまいて芽が出ていたのは3か所程度。安納芋が根付き、かぼちゃとズッキーニはそれなりに育っていたのは、よかったです。

芽が出ていない個所に余った種を播き、入念に水をやったあと、一部に群生してきた雑草を抜いて畝間に寝かせてみました。自然農、というわけではないのですが、少しでも土を覆ったほうが、土の乾きが抑えられるかなと思って・・・。

最後に、大豆の種まきをするのにみんなの畑に水やりを(少しだけ)お手伝いしたら、畑にできたばかりの玉ねぎとニンニクをいただきました。車の中はなかなかの香りになりましたが、初夏の畑の味覚として、さっそくいただこうと思います。