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無茶振りの水着

2023-03-12 11:48:34 | 逆襲の藤隆
「浩一郎くんと萌美ちゃんのお友達ですか。その人
にお土産を作るのですね。」
リゾートタウンのおねーさんは、
平賀知世の要望にびっくりしていた。
「でしょう。でも浩一郎くんも萌美ちゃんも
リゾートタウンの水着は気に入っていて、
是非とも、友人にもお土産としてほしいと
言ってきたのです。」
と知世は恐縮しておねーさんに答えた。
「知世さんの端末に送られてきた写真を拝見し
ましたが、男の子の方がガラくん、
女の子の方がエルクさんという名前なのですね。
実を言うと浩一郎くんと萌美ちゃんの水着を作っている
時に、私のショップに出入りの妖精ちゃんと色色話していました。
ガラくんとエルクさんは異世界の人なのですね。」
おねーさんは知世の方を見た。
「うん。そうなのですよ。私も浩一郎くんと萌美ちゃんの
街に遊びに行ッタ時、浩一郎くんと萌美ちゃんに言われるまま
水着を作りましたね。」
とおねーさんに答える。
「うん。私も合わせたい人がいるので、蓮次くんと一緒に
私のショップに来てください。」
と、おねーさんに言われるまま店に入っていった。
知世と蓮次は、店のドアを開けて入っていったが、
「あ、お客様ですね。」
と声をかけたのはアニメのマスコットのようなキャラだった。
「はじめまして、いつもショップの店長であるおねーさんとは
交際をさせていただいている、妖精ちゃんです。」
とそのマスコットは答えた。
「彼女と私が浩一郎くん経由の無茶振りに答えようと頑張った
結果、ガラくんとエルクさんの水着も完成させました。」
とおねーさんが言う。
「どうやってできたの。」
朝岡蓮次が質問する。
「そうですね。妖精ちゃんが住んでいる世界の大婆様が
疑問に答えてくださいました。尋ね人が求めている
水着のヒントを大婆様が与えてくださいました。」
と妖精ちゃんは言う。
「はぁ。」
知世さんは呆れたのか、ある意味ご苦労様という顔だった。
「これなんですよ。」
おねーさんはガラくんとエルクさんに渡すべき水着を
見せた。
「有り難うございます。」
知世と蓮次はそれをうけ取つたが、どんなものだったのだろうか

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