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ハッピーエンドでは終わらない。悲惨な原話がある有名な6つの童話のホラーな展開

2014年11月21日 | 世界びっくりニュース
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 多くの子どもたちに親しまれ、ディズニーの映画にもなった童話、赤ずきんちゃん、シンデレラや人魚姫、眠れる森の美女、アナと雪の女王など、昔から語られてきた物語には何かを惹きつける魅力がある。いやそれは魔力と言った方が正解なのかもしれない。

 実はそういった童話の原作には、子どもたちに夢と希望をお約束するディズニー映画では決して語られることのない、衝撃的な展開が存在するのだ。数百年前の原話は、今日一般に知られている物語よりもかなり陰惨だ。海の泡になってしまう人魚姫や少年を誘拐する雪の女王など、あなたの知らない6つの童話の本来の姿をご紹介しよう。

1.人魚姫 ― 失恋と体の痛みで海に身を投げる


ディズニー映画の「リトル・マーメイド」では、人魚姫アリエルはヒレと足を交換し、王子と末永く幸せに暮らすという結末だった。オリジナルのハンス・クリスチャン・アンデルセンの原作でも、海で暮らす力と引き換えに、人間の魂と人間の王子の愛を手に入れようとする人魚姫が主人公である点において変わりはないが、結末は一味違う。

 人間の足を手に入れるためにナイフで抉られるような激しい苦痛を伴う薬を飲んだ人魚姫は、王子と出会う。王子も彼女の美しさに魅せられるが、結局は王の命令で隣国の姫君と結婚することになる。

 失恋と薬の痛みで死ぬ運命にある人魚姫に、姉が海の魔女から手に入れたナイフを差し出す。そして、このナイフで王子を殺して、その血液を足にたらせば、再び人魚に戻り苦痛から開放されると告げる。しかし、人魚姫は花嫁の隣で眠る王子を殺すことができず、海に身を投げると、その身体は溶けて泡になってしまうのだ。

2. 雪の女王 ― 女王は少年を誘拐


 ディズニー映画の「アナと雪の女王」は、同じくアンデルセン原作の「雪の女王」を原作とする。オリジナルの雪の女王はかなり長い物語で、カイという少年とゲルダという少女を中心に展開する。

 ある冬の日、カイがソリ遊びをするために出かけると、白い毛皮のコートを身にまとう女性の姿をした雪の女王に出会う。街の外で、彼女はカイに2度キスをする。1度目は寒さを忘れさせるため。2度目はゲルダと家族を忘れさせるため。そして3度目のキスをすれば、彼は死ぬはずだった。彼女はカイを宮殿へ連れて行き、もし「永遠」という言葉を作り出すことができれば、彼を解放し、スケート靴を渡すと約束した。

 一方、心配したゲルダはカイを探しに出かける。困難な旅の末、宮殿でカイと再開するゲルダ。彼に近寄りキスをすると、愛の力によってカイは救われる。一緒に踊り、踊り終わったとき、「永遠」という言葉を唱える。これで約束通り、雪の女王はカイを開放せざるを得なくなった。

3. 赤ずきん ― オオカミの餌食となる


 赤いずきんをかぶった女の子がおばあさんの許へ食べ物を届けるため、森の中を通るという誰もが知る有名な物語。彼女を見かけたオオカミは、彼女のおばあさんを食べてしまい、その老婦人になりすます。現代版では、赤ずきんはおばあさんに扮装したオオカミを見破り、無事魔の手から逃れている。

 しかし、シャルル・ペローのオリジナルでは、オオカミの奸計を見抜くことができず、彼女もまたその餌食となり物語は完結する。グリム兄弟版の赤ずきんでは、彼女はオオカミに食べられてしまうものの、木こりがオオカミの腹を切り裂き、赤ずきんとおばあさんは救出されるという最後で、ペロー版よりは救いがある。

4. 眠れる森の美女 ― 王に暴行され子どもを身ごもる


 眠れる森の美女は、魔法で眠り続ける美しい姫君とハンサムな王子の物語で、最近のディズニー映画「マレフィセント」にもなり、繰り返し語り継がれてきた古典的童話である。今日最も親しまれているのはグリム兄弟の手によるもので、糸車で指を刺してしまい深い眠りへと落ちて行く美しい姫君を中心に据えた、やや穏健に編集されたものだ。王子のキスで目を覚ました眠り姫は、それから末永く幸せに暮らしたことになっている。

 しかしフランスの詩人ペロー版では、眠り姫が目を覚ますのは優雅なキスによってなどではなく、王に暴行され身ごもってしまった子供たちによって起こされるのだ。しかも嫉妬に狂った王妃はその子供たちを食べようとする。

 イタリアの作家バジーレ版もまた陰鬱なストーリーで、眠り姫が眠りに落ちると、彼女の身は玉座に置かれ、父親によって城に置き去りにされてしまう。たまたま付近を通りかかった王が城に足を踏み入れると、眠り姫を暴行し、双子を孕む。この子たちもまた嫉妬に狂った王妃に命を狙われるが、羊の肉で王妃を欺くことに成功する。そして王と眠り姫は結婚し、末永く「幸せ」に暮らしたのだそうだ。

5. 白雪姫 ― お姫様の遺体に恋する王子


 白雪姫は、可愛らしい(が、ウブではない)お姫様と7人の小人、彼女を毒林檎で毒殺を目論む王妃の物語だ。グリム兄弟版はディズニー版と似た展開を見せるが、白雪姫が死んだ証拠として、彼女の灰と心臓を王妃が狙うことになる。

 その後、女王は林檎で白雪姫の毒殺に成功する。時が流れ、旅の王子が白雪姫を見つける。彼は姫が入った棺を覗き込むと、その遺体の美しさに魅せられ、たちまち恋に落ちてしまうのだ。グリム兄弟版では彼女の友人である小人たちが棺を王子に引き渡してしまうのだが、この場面を考えるとそれほどいい友人であったのかは疑問の残るところだ。

 王子の家来が略奪品と共に棺を持ち出そうとしたことから、白雪姫の喉から毒林檎の欠片が取れ、姫は目を覚ます。毒殺を図った王妃は、その処罰として焼けた鉄の靴を履き、死ぬまでダンスを踊り続けるよう命じられた。

6. シンデレラ ― 母親に命じられ、かかとをそぎ落とし、鳩に目玉をくり抜かれてしまう義姉


 世界中にシンデレラのバリエーションが数多く残っているが、今日最も広く知られているのはグリム兄弟とペローによるものをベースとしている。

 グリム兄弟版では、魔法使いの代わりに死んだ母親が登場する。シンデレラが母親と話すため墓地を訪れると、白鳩が舞踏会に出席するためのドレスと靴を落とす。以後のあらすじは、我々にとっても御馴染みのもので、舞踏会で靴を失くし、王子がその持ち主を探すというものだ。

 しかしその展開には陰惨さが漂う。義姉は母親に命じられ、靴に合うようにナイフで踵(かかと)を切り落とす。王子はそれを見破り、本当の持ち主を見つけ出す。そして最後の場面、シンデレラと王子の結婚式では白鳩が義姉の両目をくり抜いてしまうのだ。仕返しだとしても少しやり過ぎではないだろうか?

via:therichest

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