mirojoan's Blog

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家があるのに人が住めない。アメリカで実験用に無人の都市を作るプロジェクト「ザ・センター」が発足。

2011年09月30日 | 世界びっくりニュース


 アメリカ、ニューメキシコ州に、35000人をも収容できる住居、商業施設、オフィスビルなど全てが揃った、32平方キロメートルの都市空間を建設予定なのだそうだ。ただしこの都市、人間が住むことはできない。なぜならここは都市空間を利用してシミュレーションしたい企業向けの実験用都市だからだ。

ソース:Tech company building people-free city to experiment on | DVICE

 予算、2億ドル(154億円)をかけての仮想空間都市プロジェクト「ザ・センター(The Center)」は、32平方キロメートルの敷地内に ビジネス街と住宅地、ユーティリティ施設が立ち並び、電気も水道も完備。高速道路まで走っている。また、建物も新築物件や古い物件など、一般的な都市と同じような作りとなっている。

 予め無人が確定しているゴーストタウンなのだが、この都市の目的は、企業などが、新興技術の実装をテストするためのもの。自動車の無人運転走行テストや、電力供給量実験、軍事演習、巨大ロボット走行などなど、これまで人を移動したり、住人に制限をかけなければできなかった大掛かりな実験が、これにより可能となるのだ。グーグルストリートビューのクルーも人間がいないのでさぞ撮影がしやすかろう。

 ニューメキシコ州のどのあたりに建設されるのかはまだ未定であるとのことだが、候補地としてアルバカーキか、ラスクルーセス周辺になるのではないかとのことだ。

 果たしていかほどでレンタルできるのか?お値段も気になるところだが、町まるごと貸しきれるとか、そのスケールが壮大なる夢とロマンを与えてくれそうだ。一人サバイバルごっことかやってみたいな。毎年抽選で何日間かだけ無料レンタルとかしてくれないかな。



 そういえば、総工費700億をかけて、中国内モンゴル自治区オルドス市に建設した高級住宅地が、入居者が集まらずゴーストタウン化しているとして話題となっていたね。こちらの住宅地の大きさも32平方キロメートルと、今回のプロジェクトとほぼ一緒。ということで、シミュレーションするなら、ここでもいいかもしれないね。

ソース:Damn Fresh Pics: What Modern Ghost Town Looks Like













☆絶対に誰かが住みはじめるはずじゃ!

進撃の巨人?どんとこい。巨石に守られた中世要塞の村、ポルトガル「モンサント」

2011年09月28日 | 世界びっくりニュース


 ポルトガルのエストレラ山脈の南東部に位置するモンサントは、巨石がごろごろしている岩山の中に、その石を上手く利用して、組み込まれるように建てられた中世から存在する要塞の村である。巨大な石と一体化した家々や、花崗岩をくり抜いて作られた石畳の小道は、景色と一体化し、カモフラージュされている。

ソース:
Monasanto - Portugal's Town of Boulders | Oddity Central - Collecting Oddities
A Beautiful Village on the Rocks (22 pics) - Izismile.com

 この鉄壁の守りを誇る要塞は、1174年、ポルトガルの初代国王アフォンソ・エンリケスがイスラム教を排撃し、その後、テンプル騎士団の統治下に置かれた。18世紀には、ドン・ディニス王より岩山の上に城が再建され、ナポレオンの侵攻にも耐え、中世のポルトガル史に残る、大きな役割を果たしたという。





























 また、1938年、モンサントは「ポルトガルで最もポルトガルらしい村( ‘the most Portuguese town in Portugal’ )」として選ばれたという。何世紀にもわたりその外観をまったく変化させることもなく、現在も尚、存在感を放っている。









Paseando por el callejero de Monsanto (Portugal)




☆行ってみてぇ~!

その先は別世界…青と白で彩られたモロッコの街「シャウエン」

2011年09月26日 | 世界びっくりニュース


モロッコの街シャウエンの旧市街(メディナ)に足を踏み入れると、青と白の生活空間が目に飛び込んできます。

すぐ北にあるジブラルタル海峡を超えればスペインという位置にあり、様々な民族による移住、支配が繰り返されてきた歴史を持ちます。

かつてある民族により街が白に染められ、その後、別の民族によって青に染められたと言う、現実離れした街並みをご覧ください。


ベルベル人によって開拓されたのが街の始まりで、レコンキスタ(国土回復運動)が盛んだった時代に、スペインを追われたユダヤ教徒やイスラム教徒がこの地に住み着き、街を再建しました。その時にユダヤの装飾である青に染められたと言います。


大半のユダヤ教徒はイスラエル建国時にイスラエルへ移住していきました。ちなみにイスラエルの国旗のデザインは白地に青。


かつてフランスの保護領だったモロッコはフランス語が通じる地域が多いですが、シャウエンは50年前までスペイン領だったため、スペイン語が良く通じるそうです。


場所によって青の濃さが違うのも特徴。


薄い水色も美しい。


シャウエンの街並みを一望。山の斜面にあり、全体が青いというわけではなくメディナと呼ばれる旧市街の一部が青いようです。


多くの旅行者・バックパッカーが訪れる観光名所。


しかしながら、観光目的で染められているわけではなく、大昔から人々が暮らしています。


HAMAMとはイスラム圏の公衆浴場のこと。ホテルに備え付けられていることも多いようです。


建物の中から。窓の向こうは青と白の世界。


陳列された金物や装飾品。お土産用でしょうか。


きれいに染められた部分と、そうでない部分の境目にも風情があります。


標識までが青と白。


さすがに猫は青くないようです。


夜のシャウエン。


遠目から見ても青く光っています。


維持するだけでも大変でしょうけれど、数百年の昔から旅人がこの街を訪れるたびに驚いていたのだと思うと、歴史のロマンを感じますよね。

Uncanny Factiod: Are you Blue?

☆ここ誘われたのに、行っときゃよかった!

街中に線を引いただけなのに空間把握がおかしくなるアート

2011年09月23日 | 世界びっくりニュース


アートの幅は広く、途方もない手間ひまを掛けたものから奇をてらったものまで、いろいろなものがあります。

ニューヨークの街中に、ワイヤーフレームのようにテープで線を引いだけなのですが、一瞬にして目を奪われてしまう不思議な作品が生まれます。

目の錯覚で空間把握がおかしくなりそうな、3Dラインアートをご覧ください。


ただの壁…のはずですが、触って確認したくなる奥行き。


落っこちたブロック。発想も見事ですよね。


殺風景な壁が、カップルのスポットに。


いったいどうなってるのか、しばらく混乱してしまいます。


おっとっと。


駅のホームが、コンサートステージに変身。


ビニールテープを貼るだけで、何の変哲もない家もおしゃれに。


どこから登るのか迷いそう。


平らなのにつまづいてしまいそうです。


紙テープやビニールテープを貼るだけで、殺風景な場所がガラリ一変するのが面白いですね。

足元の注意を促したい場所なんかでも効果が高そうです。

その他Aakash Nihalani氏の作品はコチラからどうぞ。

NYC Urban Art by Aakash Nihalani | This Blog Rules

☆これは、簡単に真似されそう!

建物の印象がガラリ一変、壁いっぱいに描かれたアートいろいろ

2011年09月21日 | 世界びっくりニュース


新築のときは美しかった建物も、年月を経るとともに殺風景になってしまうものです。

リフォームするといっても簡単ではありませんが、色を塗ったり絵を描くことだけでも印象は大きく変わるようです。

ペイントによってガラリ一変した建物をご覧ください。


どうなっているのか立ち止まって考えてしまいそうな壁画。屋上のフェンスがカーテンレールに見えるのも上手いですよね。


どこまでがペイント?って思うほどのリッチな建物に大変身。


窓が増えてにぎやかになりましたが、黒い背景は少し怖いかも。


鮮やかな色彩。


ごく普通の壁に別世界が広がっています。


殺風景な壁がメルヘンチックに。


ブランコで遊ぶ少女と巨人。古びた建物全体がアートに見えてくる不思議。


あっちにも町がある!


集合住宅の側面に描かれたカラフルな絵。


こちらは対照的に落ち着いた色彩。


石膏像や帆船。


ナポレオン時代のような風景。


一年中洗濯物が良く乾きそうな気がしてきます。


鮮やかな色彩ですが、風雨に耐えられるのでしょうか。


どこまでが絵なのか見分けがつきません。


配水管がストローになってる!


うっかり頭をぶつけてしまいそうなトンネル。

これだけ面積が広いと描くのも大変だと思いますが、ステキなアートが描かれていると建物への愛着も増しそうですよね。

Amazing Wall Paintings

☆専門のアーティストとかおるんかなぁ?