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人類が神の領域に足を踏み入れる。人工降雨や気象制御に関する10の事例

2017年09月29日 | 世界びっくりニュース
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 太古の昔、雨を降らせたいとき、自然災害を止めたいとき、人々は天に祈りをささげた。時として生贄を捧げることもあった。

 そして現代、人類は神の領域に足を踏み入れている。人工降雨(クラウドシードリング)や気象制御など、天候を操る術を得たのだ。

 だがこの技術は諸刃の剣だ。悪用されれば人工的に飢餓や自然災害を引き起こすことも可能だし、自然をまだ完全に制御するまでには至っていない。

 とはいえうまく運用することができれば、干ばつの防止、農作物の生産高増加、大気の浄化といった平和的な成果を上げることもできる。

 ここで紹介するのは、良きにしろ悪しきにしろ、気象を操作しようと試みられた10の事例だ。

10. 人工降雨(中国)


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 2008年北京オリンピック、特に開会式当日の雨を嫌った中国政府は公然と降雨技術を利用した。開会式に先立ち、1,000本以上のロケットを打ち上げ、雨雲の形成を阻害した。

 中国政府は休日や重要な催し物にあたって降雨技術を普通に利用している。ただ晴れさせるだけでなく、前もって雨を降らしスモッグや汚染物質を洗い流すような使い方もされる。

 この技術はヨウ化銀を大気中に散布するもので、これを多用することの影響に対する懸念もあるが、北京市気象局は人体にはまったく無害と説明している。


9. CIAの気象兵器(アメリカ)


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 CIAがこの類の実験を行なっていたからといって意外でもなんでもないが、2015年12月にラトガース大学の気象学者アラン・ロボックがCIAの実験に関与していたとの発言を実際に耳にすれば、やはり驚かざるを得ない。

 その一例として、ベトナム戦争中に実施された5年間のプロジェクトがある。これはモンスーンの期間を長引かせようという試みで、米軍の飛行機が利用されていた。またキューバでも、砂糖の収穫に打撃を与えるべく、似たようなプロジェクトが行われている。

 もしロボックの話を信じるなら、世界では他のいくつもの国家が気象兵器を利用していることになる。その方法は雨を作る薬剤の使用から高度なパルス技術までさまざまだ。


8. 台風への干渉。シラス計画(アメリカ)


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 米軍が関与したものとして最も詳細な文書が残れているものの1つが「シラス計画」だろう。1947年10月、米空軍、陸軍通信部隊(Army Signal Corps)、海軍研究事務局(Office of Naval Research)ならびにGE社は最初の台風への干渉を試みた。

 標的とされた台風はそのとき海へ向かっていたが、軍用機がその中に突入すると突然進路を変更。これによってジョージア州サバンナに大きな被害がもたらされたと言われている。台風の中では82キロのドライアイスが散布されたという。

 この一件によってシラス計画には批判が集まり、裁判沙汰にもなったため、最終的に中止された。関係者はドライアイス投下に対する台風の反応を分かってやっていたのだ。


7. 人工降雨(南アフリカ)


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 南アフリカでは1997年から2001年にかけて吸湿性のフレアを散布するという計画が実施された。その狙いは雨量を増やし、農作物の生産高を増加させようというものだ。

 人工衛星とレーダーを用いて計95の嵐の動きを追跡調査しつつ、その3分の1に”処置”を実施。その後の降雨への影響を観察した。

 処置を受けた37の嵐の雨量は、何もしなかった場合に予測されるものより平均2倍に増加。この結果を受けて、政府の優先順位の高い項目としてさらなる研究と開発が推奨されるにいたった。効率性や制御性が改善されれば、対象地域に社会経済的恩恵がもたらされると期待されている。


6. 気象改変計画(アメリカ)


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 イリノイ州は産業の大部分を農業に依存している。そのような同州が天候改変の恩恵に注目するようになったのは1975年7月にまで遡れる。気象改変協会による当時の論文では、「心配げに空を見上げる」のではなく、気象を自分たちの手で制御すればいいと論じられている。

 氷点下に達する冬の嵐から激しい雹嵐、春の竜巻や夏の熱波まで、イリノイ州の気象は多岐に及んでいる。こうしたことから、「技術発展による将来的な問題」について認めながらも、気象改変は一層正当化されると主張されていた。同論文は、イリノイ州は全米の気象改変技術研究の主導的立場に立つことができるとも述べていた。


5. 人工降雨(イスラエル)


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 イスラエルもまた1975年から積極的に人工降雨の研究や計画を実施している。当初地中海から同国にやってくる雨雲を増やすことが目的だったが、その後の研究でガリラヤ湖の上空に形成される雲の方が利用価値が高いことが判明したため、そちらでの計画に主軸が移された。

 ガリラヤ湖の雲は海水の塩分の散布によってより自然にクラウドシードリングが行えることも支持された要因である。


4. 人工降雨(UAE、アラブ諸国)


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 最先端の技術力を有する国として知られるUAEがアラブ諸国として初めて人工降雨技術を利用したとしても意外ではないだろう。

 人工衛星とレーダーで同国周辺の気象を24時間体制で監視しながら研究を進めた結果、年間を通じてクラウドシードリングが効果的な雲を特定するにいたった。

 人工降雨に加えて、同国の試みは環境汚染や自然災害といった他の懸念事項への対策、さらには農業向けの情報収集といった意味合いもある。UAEはまた他国の人工降雨プロジェクトにも注意を払い、それが自国の気象に影響を与えないかどうか目を光らせている。


3. 雹害対策(カナダ)


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 カナダでは日常的に激しい雹(ひょう)を伴う嵐が発生する。そこでアルバータ州雹抑制プロジェクトでは台風の目に飛行機を飛ばし、シードリングを行なっている。家屋や産業に与える雹害額は毎年3億円にも達するため、このプロジェクトには出費を抑えたい保険会社も参画する。

 雹害をもたらしそうな台風が検出されると、直ちにアルバータ州ディズベリー空港から飛行機が発進し、台風の目の中でヨウ化銀を含んだフレアを散布する。こうすると氷のサイズが一気に縮小し、場合によっては台風自体が完全に霧散してしまうこともある。

 皮肉なことに、カナダでは強烈な雹嵐がますます当たり前になりつつある。これが偶然なのか、それとも必然なのか、今のところは不明である。


2. 人工降雨計画(インド)


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インド、マハーラーシュト州では定期的に干ばつによる被害が発生しており、これを受けた州政府は2017年ついに3年間の人工降雨計画にゴーサインを出した。

 他のプロジェクトと同じく、飛行機で対象となる地域の大気にヨウ化銀とドライアイスを散布するものだ。

 数年間の計画段階を経た同計画であったが、皮肉にも例年を上回る梅雨のせいで本格的な開始が大幅に遅れていた。だが、ついにゴーサインが出され、一帯における気象サイクルを把握するための貴重なデータが集められると専門家から期待されている。

 この実験計画は地域に恩恵をもたらすことだろうが、同時に印政府が主導する世界的な研究プログラムの一環でもあり、この技術が地球の気候に与える影響についても調査が進められる。


1. 人工降雨計画(メキシコ)


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 多くの国々と同じく、メキシコも天気に翻弄され、度重なる干ばつの発生とその長期化に悩まされてきた。1940年代後半には特に大きな被害が発生し、農業や水力発電への影響のほか、産業の生産高の低下にまで見舞われることになった。

 要するに、干ばつは同国全体を停滞させる恐れがあるということで、それが顕著に現れたのが1949年であった。そこでヨウ化銀を燃焼させる装置を搭載した飛行機を干からびた地域の上空に飛ばさざるを得なかったのである。飛行機は毎日2時間のシードリングを実施した。

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☆日本の雨ごいは相手にもされてへんなぁ!

ダンボールにしか見えないだろ。これ陶器なんだぜっていうマグカップ

2017年09月27日 | 世界びっくりニュース
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 セラミックのアーティスト、ティム・コヴァルチク(Tim Kowalczyk)は、陶器を使って別素材にしか見えない作品を生み出している。

 見た目は破れたダンボール、錆びたブリキの缶なんだけど実は陶器っていうそのギャップを楽しめるんだ。

 時間の経過により風化していったものに魅力を感じるというティム。朽ち果てていく直前で時を止め、その情緒を楽しむというのだ。
 
 マグカップには本物に近づけるため、『取扱注意』のステッカーまでも再現しているものもある。

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image credit: Tim Kowalczyk

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image credit: Tim Kowalczyk

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image credit: Tim Kowalczyk

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image credit: Tim Kowalczyk

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image credit: Tim Kowalczyk

 陶器でいかに別の素材感を出すかを考えるのが楽しいのだそうだが、見ている方も楽しい、陶器に全く見えないところが素晴らしい。

 以下の作品は錆びたブリキの缶を表現したものだ。

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image credit: Tim Kowalczyk

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image credit: Tim Kowalczyk

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image credit: Tim Kowalczyk

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image credit: Tim Kowalczyk

 アメリカ・イリノイ州に拠点を置く彼は、2011年にイリノイ州立大学でMFAを卒業し、イリノイ州イーストピオリアのイリノイセントラルカレッジで陶芸講師を務めている。

 彼のウェブサイトコンパニオンギャラリーで彼の作品の多くを見ることができる。
via:Colossal など

☆ブリキは備前焼みたいやがな!

自然界の恐ろしさが押し寄せるナチュラル・ホラー。血も凍る戦慄の瞬間をとらえた写真(閲覧注意)

2017年09月25日 | 世界びっくりニュース
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 自然は母のようにやさしいが、厳しさも兼ね備えている。もはやどこに住んでいても、いつ何時天災は降りかかってくるかわからないし、それは人間だけでなく地球上に生息する生き物全て同様だ。

 ここに集められた写真は自然界の恐ろしさを身をもって感じてしまわざるを得ないそんなピクチャーたちである。虫とかもでてくるので閲覧注意でお願いしたい。

1. 地獄の入り口のような溶岩で覆われた火口(ハワイ・キラウエア火山)
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image credit: reddit


2. 赤ちゃんを抱っこする母ムカデの姿が・・・
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image credit: reddit


3. 魚の舌を食べ、そこに住み着くウオノエ
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image credit: reddit



4. 頭蓋骨あるいはペストマスクのように見える庭の枯れた花
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image credit: reddit



5. 英語で「悪魔の指」と呼ばれるタコスッポンタケ
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image credit: Twitter



6. 壁の中に蜂の巣があるようだ・・・
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image credit: reddit


7. 南極の海底に住むエウラギシカ・ギガンティア
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image credit: reddit



8. 70匹以上のレミング捕獲したフクロウは、レミングの新鮮な屍体で巣を囲んだ
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9. マムシの腹を食い破ったムカデ
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image credit: BBC


10. 尻尾からもう一本足が生えた?
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image credit: reddit


11. 人間のような歯を持つシープスヘッド
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image credit: Bored Panda


12. 雷が落ちた釣竿
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image credit: reddit


13.鹿の袋角
(袋角が破けて新しい角が出てきた状態。オス鹿の角は毎年繁殖期が終わると自然に折れる。夏頃にコブ状の袋角が形成され、角が伸びてくると袋が破れてこのような状態になるそうだ)
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image credit: reddit

via:Bored Panda など

☆意外にガン見してしまうがな!

なんでも守るよ。授乳から血液・オートバイまで、風変わりな15の守護聖人

2017年09月22日 | 世界びっくりニュース
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 2017年5月13日、教皇フランシスコ(ローマ教皇)がポルトガルで、今は亡き2人の信者を列聖した。

 今回新たに聖人の列に加わったのは、フランシスコ・マルトとジャシンタ・マルト。ポルトガルのファティマ聖堂区に暮らしていた幼い兄妹は、ちょうど100年前、聖母マリアの出現を証言したのだ。

 ファティマの兄妹は、「信仰ゆえに嘲笑われる人」の守護聖人とみなされている。その時代の人々が兄妹の証言を受け入れなかったからである。また、急性、慢性の「病気の人」の守護聖人でもある。その2年後にヨーロッパに広まった疫病で病死したためだ。

 しかし、もっと特殊な聖人の守護が必要な場合には?心配ご無用。こんな守護聖人だって存在しているのである。

1. スイマーの守護聖人:聖アジュートル


 聖アジュートルは、第一次十字軍の際に、ムスリムの手から泳いで逃げ出した。逃げた先は、十字軍の陣地まで、フランスまで、あるいは、再び囚われたがマグダラのマリアによって助けられ、フランスへ移送された、など諸説ある。

 また別の説では、乗っていた小船の側に出現した渦を鎮めた、といわれている。どちらにせよ、「泳ぐ人」「溺れる危険がある人」の守護聖人とみなされている。


2. トランプ製作者の守護聖人:聖バルタザール


 中世の言説では、幼子イエスを厩に訪ねてきた三博士は、中世世界の片隅からそれぞれやって来ている。バルタザールはアフリカ、主にエジプトから来たとされた。

 当時のヨーロッパでは、ロマのトランプ詐欺師や手先の器用な商人が人々に娯楽を提供していたが、彼らは「ジプシー」という名称ゆえにエジプトから来たものと誤解された。そのため、エジプトの聖バルタザールは「トランプ製作者」の守護聖人となったのである。

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imege credit: Wikimedia Commons


3. 宣伝活動の守護聖人:シエナの聖ベルナルディーノ


 15世紀に活躍したシエナの聖ベルナルディーノは、人々を喜ばせる上手な説教で有名だった。そのため、「広告」「広報活動」の守護聖人と考えられている。

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imege credit: Wikimedia Commons


4. オートバイの守護聖人:聖コロンバヌス


 聖コロンバヌスは、6世紀から7世紀にかけて、長期間にわたりヨーロッパ中を旅した。その街道への愛ゆえに、「オートバイ」の守護聖人とされている。


5. 魅力がない人の守護聖人:聖ドロゴ(聖ドリュオン)


 聖ドロゴは、人々に避けられるほど外見を損なうような、謎の病気に苦しめられた。そのため、「魅力のない人」の守護聖人とされている。また、全く関係ないが、「コーヒーハウス」の守護聖人でもある。


6. 胃腸系の病気の守護聖人:聖エラスムス


 聖エラスムスは、現在のイタリアにあるフォルミアの司教だった。3~4世紀のローマ帝国によるキリスト教の迫害によって、大きな試練を受けたのだ。

 最初は200年代の終わり頃に捕らえられて投獄されたが、天使によって解放され、トルコへ逃れて宣教を続けたといわれている。二度目に捕らえられたときには、エラスムスの強固な信仰はマクシミアヌス帝の怒りを買い、棒や鞭で打たれる、刺のついた樽に入れられて坂を転がされる、ピッチをかけ火を点けられる、といった拷問を受けた。

 これらの拷問は奇跡的に生き延びたが、最終的には、腹を割かれ、腸をウインチで巻き取られたのだ。その最後の拷問ゆえに、エラスムスは「胃の病気」「疝痛」「虫垂炎」の守護聖人となっている。

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imege credit: Wikimedia Commons

7. 授乳の守護聖人:聖アエギディウス(聖ジャイルズ)


 聖アエギディウスは、7世紀後半にフランス南部で隠者として暮らしていた。口にした滋養物は、雌鹿の乳だけだといわれている。エジンバラの守護聖人であると同時に「授乳」の守護聖人でもあるのはそのためだ。

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imege credit: Wikimedia Commons

8.困難な結婚の守護聖人:聖グンマルス


 ベルギーの聖グンマルスは8世紀の人物だ。貴族の娘と結婚したのだが、その相手は怒りっぽく、罵詈雑言を吐くことで知られる人であった。関係を維持しようとするグンマルスの努力にもかかわらず、最終的に彼らは別れ、グンマルスはリールの修道院に入った。「困難な結婚」の守護聖人である。

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9. 血液バンクの守護聖人:聖ヤヌアリウス(聖ジェナーロ)


 3世紀の司教、聖ヤヌアリウスの血は、305年に彼が死去して以来保存されている。この血液は、長期間にわたる奇跡を表しているといわれる。毎年3日間だけ、決まった日に液状に戻るのだ。9月19日、12月16日、そして、5月の第一日曜日の前日である。そのため、聖ヤヌアリウスは「血液バンク」の守護聖人なのだ。

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10. 殺人者の守護聖人:聖ユリアヌス


 聖ユリアヌスは、旅人のための宿泊所を開き、病気の人や貧しい人のために人生を奉げたことから、看護者と呼ばれている。しかしそれは、彼がオイディプス王さながらの経緯で両親を殺してしまった後のことだ。

 ユリアヌスは「両親を殺すであろう」という呪いを受けていた。この呪いを避けるため、彼は家を離れた。そして、50日の旅の後に足を止め、結婚した。

 我が子を探し続けていた両親がとうとう彼の所在を知って訪ねてきたとき、ユリアヌスは狩に出ていた。妻は夫の両親の訪問を喜び、主寝室に泊めるという栄誉をもって歓待した。

 しかし、ユリアヌスはその晩遅く、妻が礼拝堂に行っている間に帰ってきた。そして両親を妻と間男であると勘違いし、殺してしまった。呪いが実現してしまったのである。


 ユリアヌスと妻は残りの人生を不幸な殺人の償いに費やしたのだ。そのため、彼は「殺人者」の守護聖人なのである。

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imege credit: Wikimedia Commons

11. 聖リドヴィナ


 聖リドヴィナは、15歳のときにアイススケートをしていて転倒し、怪我から完全に回復することはなかった。敬虔な生涯の後に、その墓は巡礼地となった。列聖の後、彼女は「アイススケーター」の守護聖人である。

12. 悪天候の守護聖人:ピカルディの聖メダルドゥス


 ピカルディの聖メダルドゥスは「悪天候に対する」守護聖人である。まだ幼児であったころ悪天候に出会ったが、鷲がその頭上を舞い、雨から守ったのだ。民間伝承によれば、6月8日、聖メダルドゥスの日の天候は、それがどんなものであれ、40年間続くとされる。

13. 絶望の守護聖人:聖リタ


 リタは修道女になることを望んでいたが、両親に12歳で結婚させられ、夫により地元の2家族の争いに巻き込まれた。その争いは、最終的には夫と二人の息子に死をもたらすこととなった。その人生における失望と困難、挫折のために、聖リタは「望みのないときの」守護聖人とされている。

14. ネズミから守ってくれる守護聖人:聖セルヴァティウス


 聖セルヴァティウスは4世紀のアルメニアの司祭である。脚の傷からの感染症で、384年にオランダのマーストリヒトで死んだ。現在はマーストリヒトの守護聖人であるだけでなく、「足や脚の障害」「リウマチ」そして「ネズミから保護する」守護聖人でもある。

15. 発達が遅い子どもの守護聖人:聖ヴェダスト(聖ヴァースト)


 聖ヴェダストは、「歩くことを学ぶのが遅い子ども」の守護聖人である。

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imege credit: Wikimedia Commons

via: Mental Floss, Neatorama など

☆これは、ネタとして使える!

史上最も悪名高い10人の女ギャング

2017年09月20日 | 世界びっくりニュース
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 暴力と犯罪にまみれたギャングといえばまず男を連想するだろう。映画のイメージなんかだと、大胆な違法行為で荒稼ぎし、豪華な邸宅に暮らす。これがギャングの典型的なイメージだ。

 だがそんな男たちが大多数である暗黒街には女ギャングも存在する。彼女たちのイメージは様々だ。中には、彼女が凶悪な犯罪を犯せるはずがないと思わせるような風貌を持ち、したたかに涙をうるませ人々の同情をかうようなタイプもいる。

 ここでは女ギャングの中でも悪名が高かった10人を見ていこう。

ボニー・パーカー ( ボニーとクライド・アメリカ)


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 アメリカで最も有名な女ギャングであろう。死んだのはかなり昔の話であるが、その犯罪は今も語り継がれ、映画や本のテーマとして何度も取り上げられた。

 大恐慌の時代、恋人のクライド・バロウと一緒にアメリカを横断しながら、強盗(主に銀行強盗)や殺人を重ねた。行く手を遮ろうとした無数の人々を手にかけ、警察官も9人以上が殺害されたと言われている。

 ボニーとクライドの生涯はいくつものエピソードで彩られており、犯罪者だというのに2人を擁護する人たちが大勢いた。


サンドラ・アヴィラ・ベルトラン ( 太平洋の女王・メキシコ)


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 メキシコの麻薬カルテルの女ボス。うなるほどの富を持っていたが、外部に対しては控えめな主婦のように見せていた。

 長年そうした態度を貫いてきたことが功を奏し、彼女の麻薬カルテルに疑いの目が向けられることはなかったし、警察すら彼女の存在を知らなかった。

 しかし息子が身代金目当てで誘拐されてしまったために、警察に助けを求めざるを得なくなる。助けに応じた警察の目に映ったのは、単なる主婦にしては不釣り合いなものであった。誘惑者であり、多くの麻薬の売人や警察官を味方につけていた。皆その美貌に騙されたのだ。


謝才萍(中国のゴッドマザー)


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 鉄拳でもって「三合会」の裏社会を支配した女。その犯罪行為は幅広く、違法賭博から売春まで、儲かることなら何でも手を出していた。

 一見、普通の中年の主婦のような外見だが、2009年の警察による捜査からは、見た目で人を判断できないことが嫌という程分かった。高級車や別荘をいくつも所有し、豪勢な生活を送っていたが、警察に目をつけられた理由もその生活であった。役人や警察官を大勢買収もしていたと考えられている。


ジュディ・モラン(オーストラリアギャングの女ボス)


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 モラン一家は数十年にわたりメルボルンを震え上がらせてきたギャングファミリーだ。その悪名は報復として行ってきたいくつもの殺しによって知られるようになった。

 ジョン・コールと結婚したジュディだったが、1982年に夫が射殺され、2000年にも息子が殺された。次にルイス・モランと結婚すると、彼との間にできた息子が2003年に、ルイスも1年後に殺害された。

 そして2009年、ジュディ自身もルイスの兄弟を殺した容疑で逮捕されて、現在服役中である。この間、30人もの犯罪者が死亡しており、オーストラリア暗黒街史上最大の抗争の1つだったと考えられている。


ジェメケル・トンプソン(元麻薬密売人の聖職者・アメリカ)


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 ロサンゼルスで暮らしていたジェメケルは貧しかった。若い頃に強制立ち退きの憂き目に遭ったとき、彼女は貧乏から抜け出すことを決意した。そして始めたのが麻薬の密売だ。

 夫と一緒にコカインから始め、事業は拡大。やがて全米で麻薬取引を展開するようになった。そのときまでには夫は亡くなっており、別の情夫がいた。しかしその男は彼女を裏切り警察に密告する。

 こうしてジェメケルは1993年に逮捕された。13年の懲役生活を経て出所した彼女は人がまるで変わってしまった。神への信仰に目覚め、今では布教活動を熱心に行っている。


ロゼッタ・クートロ(イタリア犯罪シンジケートの女ボス)


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 イタリアの犯罪組織、ヌオーヴァ・カモッラ・オルガニッザーダ(NCO)のゴッドマザー。

 元ボスであった弟、ラファエレ・クートロが逮捕されたとき、彼女がいなければNCOは潰れていたであろうことは多くが認めるところだ。ラファエレの服役中、獄中から発せられた彼の命令を実行していたのがロゼッタである。

 彼女は母親と暮らし、バラの園芸を愛する普通の女性であった。それが恐ろしいギャングになるとは誰も想像しなかったことだろう。しかし数字に強く、また交渉術にも長けていた。しかし最後は10年以上にもわたる逃亡生活の末、逮捕されている。「逃げるのに疲れたの」と語っていたそうだ。


メリッサ・カルデロン(メキシコの血に飢えた女)


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 メキシコの暗黒街は暴力で満ちている。

 理念に忠実でいるために、あるいは自らのものを守り、欲しいものを手にするために、ときには特に目的もなく、ギャングは人の命を奪い、罪の意識を抱くこともない。これがメキシコギャングのやり方だ。

 そのメキシコの暗黒街で特に名の知られた人物がいる。それがメリッサ・カルデロンだ。

 150人以上を殺した女で、シナロア・カルテルの暗殺者、麻薬の売人、用心棒としての顔がある。2015年に逮捕されて釈放されるまでの間にもさまざまな仕事を行った忙しい女である。


クラウディア・オチョア・フェリックス
(メキシコのキム・カーダシアン)


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 これは噂の域を出ないが、彼女がロス・アントラックスというメキシコギャングの女ボスであるという噂がまことしやかにささやかれている。

 そんなクラウディアはインスタグラムのアカウントがある。まるで資産家のお嬢様のようだ。

 SNSの女王と言われるアメリカ人女優、キム・カーダシアンに似ており、彼女と同じく派手なライフスタイルを送り、そのゴージャスな生活の一幕を写真に写しては投稿している。

 写真には高級車やクルーザーなどが映っているが、中には銃を持っているものもある。


エネディナ・アレラーノ・フェリックス
(史上初かつ唯一の女麻薬王・メキシコ)


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 史上初かつ唯一の女麻薬王と称される。彼女の兄弟たちはギャング団を率いて犯罪行為を重ねていたが、みな逮捕されるか、殺されてしまった。

 そこで2007年に家業であったティフアナ・カルテルを彼女が受け継ぐことになった。彼女はビジネスマインドの持ち主で、組織の財務状態に目を光らせ、また他のギャング団とも実益ある取引を行った。

 サンドラ・アヴィラ・ベルトランと並び、名の知れた麻薬密売組織を率いていた数少ない女ギャングであるが、実業家的な手腕が特徴的だ。現在は服役中であり、ティフアナ・カルテルは妹が継いだと見られている。


マーロリー・チャコン・ロッセル(南米の女王・グアテマラ)


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 かつてラテンギャングの世界における最高権力者の1人であり、麻薬密売やマネーロンダリングで中央アメリカを支配した女だ。特にマネーロンダイリングの手腕に長けており、怪しげな取引で荒稼ぎした莫大な現金を洗浄していた。

 そうした取引のためのフロントが必要であり、私設の宝くじを運営していた。しかし米財務省に目をつけられ、ガサ入れを食らったことで悪事が発覚。グアテマラでの有名人であったが、年貢の納め時であった。

via: Most Notorious Female Gangsters In History

☆普通の人にしか見えん!