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世界広がる7つの謎

2012年09月28日 | 世界びっくりニュース


 過去30年間のめまぐるしい技術進歩により、これまで「謎」とされてきた様々な現象が解明されつつある。新たなる研究により、その正体が解明されつつあるものもある一方、いまもって謎につつまれたものもある。ここでは、世界に広がる「謎」とされる7つの事象についてみてみることにしよう。

ソース:Strange Topics That Need More Explanation

1.バークリーの謎の壁

 サンフランシスコのイースト・ベイに沿った丘に、古代の奇妙な壁がある。この壁についての詳細記述は残されていないので、その起源はわからない。この壁は、玄武岩が隙間なく合わさったものが基礎になって作られていて、バークリーからミルピータス、果てはサンホセまでの丘の尾根に沿って南へ続き、その長さは80キロにもなる。

 年月の経過で、所々崩れてはいるが、壁は曲がりくねり、急に折れたり上ったりしている。しかし、何かを囲っている様子もなく、実用的な目的に使われたのかどうかもわからない。壁は山々をまいて、ディアブロ山へと続き、ここには直径9.1メートルの奇妙なストーンサークルが見つかっている。一番保存状態がいい箇所は、ミルピータスの東にあるモニュメント・パークのあたりで、壁の高さは1.8メートル、幅90センチ。詳細な調査をしていないのでいつごろのものなのか、正確な年代はわからない。

 ヨーロッパ人が入ってくる前は、オーローンインディアンが住んでいたが、彼らは壁を使わなかったようだ。サンルフランシスコ湾の西に向かって、ポイントレイズに別の壁がある。トマレスポイント半島を二分するように、400以上の岩が慎重に並べられている。誰がこの壁を作ったのかはわからないが、防御要塞か、インディアンの部族との境界線として使われたのではないかと言われている。1904年、カリフォルニア大バークリー校のジョン・フライヤー教授は、壁はヨーロッパ人が来る前に中国人の移民が作ったという説をとなえた。

2.アポロ11号の消えたテープ

 1969年7月21日、ニール・アームストロングとバズ・オルドリンが月面を歩いた映像が、世界中に放映されたが、当時の技術の限界で、映像はかなり不鮮明だった。限られた帯域でしか、映像のシグナルを伝送できず、地球に送るには多重送信しなくてはならなかった。アポロ11号の月面歩行の映像は、SSTV(スロースキャンテレビ)のフォーマットで伝送された。

 アポロ11号のミッシングテープ映像
Main Show Only - The Missing Apollo 11 Tapes - Coast to Coast AM


 もともとSSTVは、既存のNTSC(全国テレビジョン方式)やヨーロッパのパル方式、フランスのセカム式とは相性が悪いので、映像を変換する必要があった。映像の信号を高品質ビデオモニターに送り、従来のテレビカメラで録画し直して全世界に放映された。

 さらにモニターやカメラの光学的技術の限界のせいで、コントラストや明るさの精度が低く、オリジナルのSSTVの映像の解像度も悪かった。2006年に、NASAがこのオリジナル版を含む磁気テープのデータを700箱分も紛失した大失態がが明るみになった。重要な証拠を失くすというこの失敗のせいで、月面歩行は捏造だったという陰謀説に油を注ぐことになったのだ。

3.マルタ島のカートラッツ(馬車のわだち)

 マルタ島の西海岸ディングリクリフ近くにある先史時代の遺構。マルタ島は地中海の中央に位置する南ヨーロッパの国で、シチリアから80キロのところにある。岩の上につけられた複雑に交差する、馬車のわだちのようなこの痕跡は最大のミステリーである。

 1647年、採石場から切り出した岩をアフリカへ輸出することになり、それらを海に向かって運んだ時にできた跡だと言われているが、どのようにできたのか、目的は何なのか、現在もはっきりしていない。考古学者は、紀元前2000年頃に、シシリアからマルタに入植者が入ってきた時にできたものではないかと言っている。

 このわだちはマルタ島周辺のゴーゾ島などでも見られる。ディングリクリフ付近のものは、わだちが錯綜して交差点で渋滞しているように見え、その方向もさまざまで定まっていない。わだちの溝の深さは平均60センチ、両輪?の幅は110から140センチ。痕跡の距離は数百メートルにも及び、最後は水中に消えている。大きな岩の周りに円を描くような跡もある。人間のそりの跡、古代の灌漑システムの遺物など、さまざまな説がある。最近の調査からは、木製の車輪をもつ馬車が柔らかい石灰石に食い込んでできた跡である可能性が指摘され、これが本当ならば、マルタ島の古代の交通網の証拠となる。

4.南極ウィルクスランドのクレーター

 南極大陸東部の広大な地域のことで、1838年アメリカの探検隊を指揮したチャールズ・ウィルクス中尉の名にちなんでつけられた。この時初めて、南極が大陸であることがわかった。

 1962年、このウィルクスランドの氷河の下に巨大なクレーターがあると報告された。2006年に重力測定をしたところ、480キロにも及ぶクレーターがあることが証明された。中心は70°S、120°E、約25000万年前にできたものらしい。レーダー解析で中心に大きなリングであることがわかり、これが衝突の名残だとすると、白亜紀-古第三記の絶滅を引き起こしたと考えられている衝撃でできたクレーターの4~5倍の大きさということになる。

 2012年にウィルクスランドの中心から採取されたサンプルには、熱帯のものの存在が確認された。調査チームは、南極の植生を再現し、5200万年前の沿岸に熱帯、または亜熱帯雨林が存在したことを発見した。

5.バルト海の異変

2011年6月19日、スウェーデンのダイビングチームが、バルト海の底で奇妙なものを発見した。直径60メートルもの円形をした異様な物体が、水深83.8メートル地点にあるのをソナーがとらえたのだ。その形は、映画『スタ
ーウォーズ』に出てくるミレニアム・ファルコン号にそっくりだった。

2012年、チームは3D海底スキャナーで、その物体を再び調査した。まるで巨大なマッシュルームのようなその物体は、海底から8メートルの太い柱が伸び、4メートルの分厚いドームに覆われているという。これは、第二次大戦の時に使われた、英国とロシアの潜水艦のレーダーをかく乱させるための装備を備えたナチの対潜戦闘機なのではないかと言われた。もしそうなら、この付近で電子機器がきかない理由の説明になり、歴史的に重要な発見になるかもしれない。

 エイリアンの宇宙船であるとか、政府の設備だと主張するUFO研究家もいる。最初の調査で、この物体には階段や通路、狭い出入り口があることが報告されていて、大きな滑走路のような筋の端に留まっているという。岩が積みあがったもの、表面に独特な模様が描かれているなど、いろいろ言われるがはっきりしない。多くの科学者は、これを岩、または沈殿物の堆積と見ている。

6.ヴィンランド地図

 1960年、現在はカナダ領のニューファンドランド島、ラブラドール半島の北の果てにある古代スカンジナビア人の居住区、ランス・オ・メドーが見つかった。これは、コロンブスより500年前に、バイキングが北アメリカに上陸していたことを示している。1000年頃、ノルウェーの偉大な探検家、レイフ・エリクソンがこの居住区を設立し、ヴィンランドと名づけた。

 1957年、このヴィンランドの地図があるというニュースが流れた。15世紀の世界地図を表していて、スカンジナビア人のアメリカ探検についての情報が詰まっている。さらに、アフリカ、アジア、ヨーロッパ、グリーンラン
ドの南西のことも描かれていた。書かれている羊皮紙からすると、1423年から1445年の間のものであるようだが、地図の真贋についてはさまざまに言われてきた。

 1960年、化学分析によって、地図のインクの成分が20世紀のものであることが判明。1920年代に人工の顔料として使われた、アナターゼの存在が決定的になった。しかし、自然のアナターゼはさまざなな中世の写本に使われていたことも事実だった。さらに、地図は1950年代に未知の物質でコーティングされていたことがわかる。

 この地図の正当性を主張するためか、ヴァンサン・ド・ボーヴェ(12世紀から13世紀の百科事典)3巻の当時のコピーと同じ虫食い穴まで発見された。ヴィンランド地図に、グリーンランドの形や方位など、かなり正確に詳細が描かれていることが最大の謎だ。ノルウェーの場所が日本になっていたりと、いいかげんな部分も多く、真贋については論争が絶えないが、北アメリカを初めて表した地図としての価値は高いかもしれない。

7.ガラスの要塞

 1777年、ジョン・ウィリアムズというイギリスの地質学者が、ガラスの要塞について報告した。高熱にさらされた形跡のある天然石の壁や囲いでできているため、この名がつけられた。しかし、どのようにしてできたのかは大きな謎だ。

 現在でも大きな構造物をガラス化する有効な方法はない。要塞全体をガラス化するために必要な温度は、原爆の爆発のそれに匹敵するという。しかし、ガラスの要塞は、ヨーロッパ中でたくさん見つかっており、スコットランドには80以上もある。新石器時代からローマ時代にの長期に渡って作られ、とても広大で、大きな土手が見られる。歴史家たちは、1050℃から1235℃という高温にじっくりさらしてできたものではないかと言うが、そのような温度を保つのは至難の業だ。高温にさらしたとしても、急速に冷やさないとガラス化はしない。

 なぜ、あまり合理的とは言えない、構造物自体がもろくなってしまうようなことをしていたのか?理由ははっきりしないが、太陽フレアによる大規模なプラズマ現象によってできたものではないかという説もある。プラズマ現象が起こると、大気中の気体がイオン化され、大きな電気が生じる。そのせいで岩が溶けてガラス化されるのではないかというのだ。

☆世界の謎って7つどころやないやろ?

「あれ?」何がどうなってるのか一瞬考え込んでしまう10の写真

2012年09月26日 | 世界びっくりニュース


一見しただけだと、どうなっているのか混乱してしまう写真があります。

思わず見返してしまう、奥深い10の写真をご覧ください。

1.

影に映して初めて作品に。

2.

なんだかドキドキ。

3.

お、落ち……あれ?

4.

バランスまでがアート。

5.

細目で見ると、なかなかにハンサム。

6.

特定の角度から見ると顔に。

南アフリカのネルソン・マンデラ(Nelson Mandela)元大統領が人種隔離政策(アパルトヘイト)に抵抗し逮捕されてから50年を迎えたことを記念して建てられた彫刻作品。
「獄中のマンデラ氏」の彫刻、逮捕50年で公開: AFPBB News

7.

どこが本当の地面か判別つきません。

8.

「BRRRRRRR」

9.

上がこうで下がああで……。

10.

最後はメデューサの顔。まるで浮いているように見えますが…。


アングルを変えるとぐちゃぐちゃに。


人間と一緒に写ると余計に不思議。合成写真にしか見えませんよね。

どれも固定観念や先入観を揺さぶられる写真ばかりですよね。

少し頭が柔らかくなったでしょうか。

Mind Bending Photographic Optical Illusions.

☆一つでもいいから、実物を見てみたいなぁ~!

アニメ顔?バービー人形?ウクライナの美超女、「アナスタシヤ」

2012年09月24日 | 世界びっくりニュース


海外ではリアルなバービー人形、もしくは、リアル・アニメ少女として話題となっているウクライナの、微妙に美の基準を超えた美超女、アナスタシヤさん。彼女はいったい何を目指しているのか?実際にウクライナのテレビ番組のインタビューでは、「アニメキャラ」を目指していると答えたそうです。

ソース:Conheca Anastasiya: a barbie-manga! - Foto 15 - Esquisitices - R7


◆画像とGIF◆






























◆インタビュー映像◆
Valeria Lukyanova Amatue & Anastasiya Fukkacumi Shpagina 人形、美しさ、バービー


☆バービー人形の顔がよう分からんのじゃ~!

囚人たちが刑務所内でこっそり作った10の珍妙料理

2012年09月21日 | 世界びっくりニュース


 一般的に刑務所の飯は「臭い飯」とも呼ばれまずいとされている。刑務所内での暮らしが長くなってくると、たまには変わったものが食べたくなってくる。そこで囚人たちは、手作りの武器を作るのと同じように、刑務所内の食堂から残りものをこっそり拝借したり、闇に出回っている食材を購入しつつ、創意工夫に満ち溢れた、珍妙な料理を開発する。以下にのアメリカの刑務所内で、これまで編み出されたレシピの一部だ。

ソース:10 Revolting Foods That People Have Made in Prison
原文翻訳:R


※画像はイメージです。
10.囚人ケーキ

 誕生祝いや人気のある囚人達が晴れて釈放されるときなどに登場するこの手作りケーキは、刑務所内で支給されるオレオクッキー、ピーナツバターそしてM&Msでできている。オレオクッキーをクリームとクッキー部分に分け、細かく砕いたクッキーと水を使って固めて、ケーキの層を創り上げる。クッキーの中のクリームは飾り用のアイシングとして使われる。ピーナツバターを別の層のアイシングにし、細かく砕いたM&Msを上に飾る。

9.レアチーズケーキ

 パイパー・カーマンは 西アフリカ人の麻薬の主謀者の下で運び屋とマネーロンダリングをやっていた。彼女が服役中の生活を綴った"Orange Is The New Black"という本がある。その中で彼女はグラハムクラッカー、レモンジュース、バニラプリンの素、盗んだマーガリン、そしてコーヒークリームを使った、刑務所で定番のチーズケーキのレシピを書いている。

8.フライドチキン

囚人である彼らの独房内でどのようにしてこれを作ることができたのか疑問だが、チキンを揚げるフライヤーは、プラスチックのゴミ箱に電熱線を入れたものが使われているという。油と生の鳥肉などの入手方法は不明。謎が謎を呼ぶ料理だが、チキンを揚げた時のその香りは他の囚人たちの嫉妬を買うに違いないだろう。フライドチキンを刑務所内で手に入れるには、少なくともタバコ一箱くらい用意しないとつりあわない。

7.刑務所ラテ

 もしかしたらこれが1番美味しいかもしれない。刑務所ラテを作るには牛乳1パックと熱湯の出る蛇口が必須。密封したそのパックをその下に置き、シンクから蒸気が立ち昇るまで熱湯を流し、温める。その後、パックを開け、インスタントコーヒー、そして朝食のメイプルシロップのパッケージを入手していた場合はそれも一緒に加える。熱いうちにいただく。

6.囚人ピザ

 このピザを作るには、ラーメンの麺とクラッカーをお湯とゴミ袋を利用してピザ生地の形に仕上げる。生地が固まったら食堂からくすねてきた残り物の肉、チーズ、サルサ、など何でもトッピングにする。これはちょっと遠慮したい一品だ。

5.ラーメン味の水

 囚人はよく飲み水に隠し味として、残ったインスタントラーメンのスープの素を入れる。もしソフトドリンクが独房に見当たらない場合、無いよりはマシ、なんだろう。たぶん。

4.タマーレス

 タマーレスとは、チーズ、ひき肉、チリ、野菜等を加え、トウモロコシの生地の皮で包み蒸して食べるメキシコ料理のこと。とはいえこちらのタマーレスのレシピは刑務所ピザと似たり寄ったり。フリトーのコーンチップとスパイシーチートス、この2種類のスナック菓子を袋の中で細かく砕く。それらを一つにまとめ、熱湯でふやかす。その後、その生地をタマーレスの形に整えて固くなるまで5分ほど放置して完成。

3.パッタイ

 パッタイとは米粉でできた平たい麺を使うタイの焼きそばのこと。もうそろそろ傾向がみえてきた人もいるだろうが、登場するのはやっぱりインスタントラーメンの麺。しかし多少の素材の違いがあってもなんとか似せようと作るのが囚人達の流儀だ。ピーナツバターと辛いソースを調理した麺に加えると、素早く簡単なパッタイ風焼きそばができあがる。

2.クラブアップルジェリー

 クラブアップルとはヨーロッパや北米の植物で、そのサクランボのような小さなリンゴの実はジャムやジュースに使われる。ホーム&ライフスタイルの専門家、マーサ・スチュワートはインサイダー取引の罪でアルダーソンフェデラル刑務所で過ごしている間、この実のジェリーを作り、M・Diddy(Diddyはスラングで小さいという意味がある。クラブアップルの小さな実にかけたようだ。または"小物"という意味だろうか。)というあだ名をつけられた。材料調達のためになんと刑務所内の敷地の木からクラブアップルをもぎ取るという違反行為をしたらしい。

1.ザ・スプレッド

 チーズボールという料理をご存じだろうか。クリームチーズやナッツ、ハーブ等を混ぜてラップで丸めて冷やしたら完成、といった感じの超お手軽なおつまみで、パーティーなどでは大きな塊を作り、これを各自クラッカーなどに塗っていただく。いわゆる"スプレッド(塗りもの)"の仲間だが、所内でのチーズボールは週末の癒し、他の囚人に捧げる残り物、または共同で摂る食事の中のちいさな食糧といった役割がある。

 さて本題の"ザ・スプレッド"を作るには、ゴミ袋の中でバラバラにしたインスタントラーメンの麺とスパイスを混ぜ、そこに何でも好きなものを投入して作る。たいてい入るのはツナ缶、辛いソース、サルサ、ドリトス、ポップコーンなどだ。独房内で保管できるものや売店で買えるものは格好の材料になる。熱湯を加え"調理"されたその混合物は、新聞紙の上に"塗り"広げられる。そしてこの料理も仲の良い囚人達が一本のスプーンで交互にすくって食べるのである。

 以上、刑務所にいた囚人たちの話をもとにそのレシピをいくつか取り上げてみたわけだが、刑務所から出てきた囚人たちは、この珍妙レシピをシャバで再現して食べることもあるのだろうか?その時を懐かしむように。

 ということで、刑務所に縁のない人の場合には、このレシピで刑務所の味がどんなものなのか、試してみるのも悪くないようなそうでもないような。

関連動画:刑務所の食事(日本)


☆アメリカの刑務所って結構いいもん出るって聞いたことあんねんけど、あきんねんなぁ!

人類はこの後どう進化する?人類の未来を予測した恐ろしい10のシナリオ

2012年09月19日 | 世界びっくりニュース


 人類がこのまま進化を続けていくとどうなるのか?SF作家たちは、現在の人類の姿とはまったく異なるものを想像している。マンアフターマンでおなじみの、ドゥーガル・ディクソンの描く500万年後の人類の姿は実に印象的で興味深かった。

 実際のところ人類はどうなっていくのか?既に科学技術は進み、DNAを改造し、サイボーグ化することで、不老不死の体に少しずつ近づきつつある。しかしそれが本当に人類の、地球の未来にとって喜ばしい結果となりうるのか?ここでは、一部の人々が予想し、標榜する、人類の未来に関しての、ちょっと奇妙でちょっと怖い10のシナリオを見ていくことにしよう。

ソース:10 of the Weirdest Futurist Scenarios for the Evolution of Humanity

1.自主的退化

 自主的退化とは、私たちが人間としてもはや十分に進化したといえる地点まで人間の種を戻し、新たに再構築すべきであるという考えだ。何故なら人類は悪行を繰り返し、地球環境を崩壊させたからだ。人類が文明を持つ以前の状態に一旦リセットすることで、人類自身や動物、惑星そのものの脅威となることを避けられるはずだ。その究極のゴールは、文明の終焉でありジャングルへの回帰である。

2.自主的人類絶滅

 いっそ人類が滅亡してしまえば、地球の平穏は保たれるのではないだろうか?海外では「自主的な人類絶滅運動」を推奨する人間が活動中であるという。

 組織の名前は「VHEMT」と呼ばれ、彼らは積極的に、人類の繁殖を止めるような運動を展開中で、人類の種を減らし、やがて絶滅させることを望んでいる。そのスローガンは、「長寿は絶滅に至る」である。自分たちこそが、「地球の生態系に対する無神経な搾取や大規模な破壊を防ぐ、選択肢を示している」と主張している。

3.エコ改造人間の台頭

 環境問題に関心のある未来学者たちは、人類が原始人レベルに退化したり、絶滅していくというような過激な方法を避けつつ、未来に生きていく方法として、人類そのものを、気象変化や環境に対応するような変化を促す、エコ改造人間の構築を模索している。

 「人間工学と気象変化」 という本を執筆した哲学者マシュー・ライオ、アンダース・サンドバーグ、レベッカ・ロ-チは、まず、薬物的な処置により人間の肉の摂取量を減らし(肉の生産が環境的に困難であるので)、少ない光源でも見えるネコの目を遺伝子的につくりあげ、人間の環境的な容量を減らすために人体そのもののサイズを小さくすること(男性で21%減、女性で25%減が理想的)を提案している。コンパクトでエネルギーを食わないエコ人間で未来を生き残るというわけだ。

4.遺伝子操作で動物の特性を組み込んだ、トランスジェニック人間

 犬のすぐれた嗅覚、ネコの暗闇でも見える目、霊長類が示す人間よりもすぐれた記憶力、鳥類のもつ強力な視覚、動物には人間がうらやましいと思う特性がいくつもある。この素晴らしい特性を人類に組み込んだらどうだろう?人間と動物の特性を遺伝子学的に混在させるトランスジェニック技術により、様々な種類の人間と動物のハイブリッドを作り出すことができる未来はそう遠くないはずだ。人類は、より動物に近づき、歪んだ食物連鎖を改善させることができるかもしれない。

5.脳が巨大化し、エイリアングレイのようになる

 これは身体を犠牲にして大脳を進化させるという人類の古典的なビジョンだ。1893年、にH・G・ウエルズが発表した「The Man of the Year Million(数百万年後の人間)」という科学エッセイでは、脳が高度に発達し、手足が極端に退化した姿が描かれている。ウエルズは、ナイフやフォークですら結果として人間のアゴを退化させる原因になると主張している。現代的便利さは、足や体を退化させる結果となる。結果として我々の子孫は脳と手だけが発達し、エイリアングレイのような、タコ人間のような外見になってしまうであろう。

 しかしながら、この未来のシナリオは現実的でない。ダーウィンの理論に従えば、身体的な特徴は、継続的に選択され、補強されなければ退化して消えていく。人間の盲腸(虫垂)などは「使うか、失うか」という古典的なケースの代表的な例だ。しかも脳のサイズが知性を示すわけではないので、エイリアングレイのような外見になることはないであろう。何故かアメリカ人の脳は、年々でかくなっているそうだが。

6.ハイブマインド(集合精神)

 ハイブマインドとは、SF作品に出てくる概念で、フランク・ハーバートのヘルストロームズハイブもしくはスタートレックのボーグに見られる、昆虫のように、個性や自我がほぼ失われた状態で、自ら思考することなく集団生活を営むというもの。スタートレックのボーグなどが有名だ。

 ハイブマインドの状態においては、個人の意思は、集団の欲求や女王バチのような中心的存在によってコントロールされる。20世紀における全体主義の実験は、このアイデアのプロトタイプであり、幸いにもその当時の技術では実現することは叶わなかった。しかし将来的にみて、人々の思考や行動を制御するための、ユビキタス監視やブレインハッキング、ナノボットなどの技術が進んだらどうなるだろう?自らが気が付かないままに、何者かによって、意識や行動が操られているとしたら?実はもうこの技術はひそかに展開中なのかもしれない。

7.第3の性をもつ人類

 高度な生殖、サイバネティクス技術が私たちの生物学的性質に大きな影響を与えるだろう。技術の進歩により、男女が生殖行動をせずとも子孫を繁殖させることができたら、もはや性別は必要ない。男女という区別はなくなり、男性と女性の良い特性のみを残した新たなる第3の性が生まれるかもしれない。もしくはその時の状況に応じ男性にも女性にも変化できる両性具有のような形となるのかもしれない。

8.身体能力特化型改造人間

 遺伝子的に優れた子どもを作り出す為の補助的生殖技術の発達により、優れた能力の子どものみを作り出すことが可能となるだろう。いわゆるデザイナーベイビーと呼ばれるものだ。もしくは、出生後でも、遺伝子操作により、能力や特性を付加させることも可能となる。

 ところが、このような身体的な資質は、ある種の武装種族を生み出し、ある特定の分野で優位に立とうとする人々に利用される可能性がある。例えばスポーツでは、バスケットボールの選手は背の高さを、水泳選手は四肢の長さを競う。現在の運動選手らは、自然にこれらの特徴をもっているのだが、将来的には遺伝子を操作することで身体的な限界を伸ばすことになるかもしれない。遺伝子操作による「修正」は、ありえないような形状の人間を世に送り出すことになるかもしれない。

9.宇宙対応型人類

 無重力と太陽放射線、大気問題など、現在の人類が宇宙に適してないことは誰もが知っている事実である。それならば人間が宇宙に適応できるように改良すればいいという考え方があるのも事実だ。

 ナノテクノロジーの専門家ロバート・フレイタスは、人間から肺を取り除くことで呼吸自体をできなくてもいいように改良してしまえばいいというとんでもないアイディアを出した。発明家のレイ・カーツワイルは、ナノボットが細胞にエネルギーをチャージすることで、未来の人間は物を食べる必要がなくなるであろう予測している。更にはゲノム研究者であるクレイヴ・ヴェンターでさえも、宇宙船飛行の際の乗り物酔いがなくなるよう、人々の内耳を発達させる技術研究や、骨を再生する遺伝子の研究、放射線に対するDNA補修の研究を続けているという。他にも無重力に対応する為、人類の形状をタコのようなものに変えてしまえという研究などもあるそうだ。

10.ブレイン・アップロード

 スーパーコンピューターに人間の意識をアップロードするという考え自体奇妙なものだが アップロードした後のビジョンはもっと奇妙だ。経済学者のロビン・ハンソン氏のアップロード論によると、アップロードしたデータを自らのコピー人間に送り込むことで、タフな経済市場の競争に勝ち抜くことができるんだとか。確かに自分がもう一人いたらと思ったことがある人は多いだろう。

 もう一つのシナリオは、アップロードされたブレイン・データは時間の速さを調節することが可能なので、例えば新たな山が生まれ、それがなくなるという、地球規模の地形の変化すら見ることが可能であるという。また、アップロードされたブレイン・データはロボット体からロボット体へ移動できるので、様々な外見の自分に遭遇することができるのも魅力なのだそうだ。他にも、コンピュータ生成環境の基本的なパラメーターを変えることができるので、バーチャルな仮想空間や異次元空間を見ることができるという。これはもう、人を超えた新たなる人類であり、途方もない未来の人類シナリオである。

☆サイボーグやと思うけどなぁ!