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ミツバチは人類にとってとても大切な役目を果たしていた。ミツバチが絶滅したら起こりうる10のこと

2019年05月31日 | 世界びっくりニュース
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 1990年代、養蜂家たちによって、冬期における働きバチの数の深刻な減少が報告されるようになった。以来、4000種ものさまざまなミツバチの大量死が続いている。

 2006年、この現象は蜂群崩壊症候群と名づけられた。前例のないこのようなミツバチの大量死の原因がなんなのか、はっきりわからないが、花の咲く牧草地の減少、ミツバチの体液を吸う寄生虫ミツバチヘギイタダニ、気候変動、農薬などさまざまな説が出ている。

 幸いなことに、ミツバチの絶滅はまだ遠い先とされているが、もしそんなことになろうものなら、人類にとって大打撃になる可能性が大なのだ。

10. ハチミツがなくなる

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 当然のことながら、ミツバチがいなければ、ハチミツを手に入れることができない。人類は約9000年も前からハチミツを収穫してきた。初期の頃の農業において、養蜂はとても重要だった。ミツバチの授粉行為によって、花が咲き、ハチミツや蜜蝋ができるからだ。

 ハチミツは食べるものと思っている人は多いが、実にさまざまな利用方法がある。化粧品の成分としても使われ、肌を健やかにしたり、頭皮にもいい。傷や火傷の自然療法、香油、咳の薬、のど飴にも使われている。風邪の引き始めや喉の痛みにも効果がある。

 ハチミツの種類も豊富で、使われ方もさまざまだ。3億ドル業界と言われるアメリカのハチミツ産業には大勢の人たちが従事している。だから、ミツバチがいなくなってしまうと、最高に健康的で使い勝手のいい食品が過去の遺物になってしまうかもしれないのだ。


9. 多くの野菜やフルーツが育たなくなる

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 ミツバチは地球の生態系の中で、極めて重要な役割を果たしている。国連の報告によると、世界の食料の90%をまかなっている100種の作物のうち、実に70種以上がミツバチの授粉によって生育しているという。ミツバチがいなくなってしまったら、スーパーに並んでいる食べ物の半分はなくなってしまうと、BBCはレポートした。

 消えてしまう食品には、アーモンド、リンゴ、アボカド、カシューナッツ、ブルーベリー、ブドウ、モモ、コショウ、イチゴ、タンジェリン(ミカン)、クルミ、スイカ、最悪の場合コーヒーまで、日々の生活に欠かせないものが含まれる。


8. 人の手で授粉しなくてはならなくなる

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 ミツバチ頼みの作物を救う手立てのひとつは、人の手で授粉させてやることだ。これはすでにミツバチ不足に悩んでいる中国で行われている。中国南西部では、バケツ一杯の花粉をリンゴやナシの花ひとつひとつにブラシで塗りつけていく。子どもたちまで駆り出されて、木の上のほうの花を担当している。

 もし、ミツバチが完全にいなくなってしまったら、代わりに人間が授粉しなくてはならない。しかし、ひとえに人手が足りないため、今、ミツバチがやってくれているすべての作物に手動で授粉というわけにはいかず、対象がコーヒーのような非常に重要なものに限られてしまうだろう。しかも、ほんの短期間のうちに授粉させなくてはならない。ミツバチが何千年もやっているように、効率よく迅速に花のまわりを飛び回って授粉させることは、人間にはとてもムリなのだ。


7. 乳製品が消える

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 ミツバチ不在の世界でわたしたちが直面する問題はさらにある。彼らの授粉のおかげでできる作物を食べているのは、人間だけではないということだ。それは乳牛である。

 彼らは毎日およそ45キロのエサを消費するが、そのほとんどは、ミツバチによる授粉を必要とするアルファルファの干し草だ。アルファルファがなくなると、乳牛のエサが足りなくなり、バター、牛乳、チーズができなくなる。ヒツジやヤギもこうした干し草は食べるが、乳牛ほどではない。

 しかし、近い将来、これが問題になってくることはわたしたちはうすうす気がついている。本来なら捨ててしまうはずのアーモンドの殻は、乳牛のエサに混ぜられてコストを抑えていて、そのおかげで乳製品を安価に製造することができている。しかし、アーモンドはとてもミツバチに依存している作物なので、ミツバチの数が減少すると、アーモンドの生産も減ることになる。

 いずれにしても、乳牛が牛肉として使われている現状にも問題が出てくる。牛肉の17%は乳牛の肉だが、ミツバチ連鎖で乳牛がいなくなってしまったら、牛肉の値段は天井知らずになるだろう。


6. コットンが育たなくなる

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 ミツバチが授粉する作物はなにも食べるものだけではない。被服産業には不可欠のコットンもそうだ。コットンの服を着る機会は多いし、多少でもコットンが使われている服はたくさんある。ちょっとあげただけでも、デニム、Tシャツ、肌着、ソックスなど、いろいろだ。そのほかにも、ベッドのシーツ、靴ひも、使い捨ておむつ、トイレットペーパーなどの日用品にも使われている。

 ポリエステルなど、コットンに似た素材の服を作ることができる一方で、こうした合成繊維の新たな需要は製造に大きな負担がかかり、現在のコットンのような大量生産はできない。言うまでもなく、ミツバチ絶滅後の衣料の世界は、大きく違ってくるだろう。


5. 人間の主要タンパク源は豚肉・鶏肉に

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 ミツバチがいなくなってしまった世界では、わたしたちはいったいなにを食べればいいのだろう?これまで見てきたように、乳製品やビーフが影響を受けるのは避けられないが、ポークやチキンはどうだろう?

 幸いなことにブタは雑食だし、ニワトリはミツバチが授粉する作物は食べない。つまり、多くの人間の主要なタンパク源は、ポークやチキンになるということだ。

 作物の中で、小麦、トウモロコシ、大豆、米はミツバチ(昆虫)が授粉する必要はないので、まだ量は足りるだろう。日常よく食べる一部の野菜やフルーツは、人間が介入することで、なんとか生き延びることができそうだ。ポテト、トマト、ニンジンの授粉量は少なくていいが、生産量も大幅に落ちてしまう。カノーラ、ココナッツ、アーモンド、ゴマなどは絶滅してしまうので、さまざまな食用油に別れを告げなくてはならないかもしれない。


4. 食べ物の値段が高騰する

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 これまで見てきたように、多くのフルーツや野菜がこれ以上、育たない状態になると、食べ物が不足する。人間の手で授粉はできるとはいえ、絶対量の少ない食べ物の値段が上がることは必至だ。

 ミツバチがいなくなったら、こうした食料危機が起こる。これは未来の話ではなく、すでに現実のことになっている。スコットランドでは、2012年の冬、ミツバチのコロニーの3分の1以上が壊滅状態になってしまい、その結果、食糧の値段が上がった。ものが不足すれば、その値段が上がるのは当然のことで、必需品ほど影響が大きい。

 こんな調子でミツバチが死に続けたら、リンゴ、コットン、コーヒーのような、ミツバチ頼みの作物の値段が上がり続ける。人の手で授粉させてできたコーヒー一杯がいったいいくらになるかは、誰にもわからない。


3. 栄養不良が大きな問題になる

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 人間の体は複雑なマシンなので、わたしたちは健康でいるためには、さまざまなビタミンや栄養素が必要だ。もし、ミツバチが絶滅してしまったら、この複雑な体が大きな問題になる。

 2011年、サンタバーバラ大学の生態分析統合センターが、世界中のミツバチが授粉する作物が、脂質や、カルシウム、フッ素、鉄分、ビタミンA、C、Eなどのミネラルの大半を担っていることを発見した。食べ物がなければ、わたしたちの体はうまく機能しない。ビタミンAがないと免疫システムや夜間視力に支障をきたすし、ビタミンCが不足すると壊血病が流行り、鉄分の不足も困る。

 これらすべてが不足すると、わたしたちは病気になりやすく、すぐ疲れて、虚弱になってしまう。傷はなかなかふさがらずに治りが遅くなり、風邪もひきやすくなる。ハチミツがこうした問題も助けてくれるのは、実に皮肉なことだ。

 ここまでひどい状態にならないにしても、ミツバチが授粉する作物は、ガンや心臓疾患の危険を減らす栄養素を含んでいる。つまり、こうした病になる確率も上がるということだ。


2. 世界経済が破綻する

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 ミツバチがいなくなると、世界経済が大打撃を受ける。コーヒー、コットン、食品産業がなくなり、全世界的に影響が広がるだろう。

 アメリカではどうなるか見てみよう。アメリカは世界第三位のコットン生産国で、年間210億ドルのこの業界に12万5000人の人たちが従事している。その産業が消えてしまうのだ。

 前述の酪農業も消滅してしまうかもしれない。現在、全50州に4万7000以上の酪農場があり、正確な全体数はわからないが、最大の乳製品生産者ウィスコンシン州だけで、年間430.4億ドルの貢献をしている。ここにはクラフト、サプト、ネスレなど、酪農なしでは倒産してしまう会社は含まれていない。

 酪農産業が崩壊する理由は、アルファルファが育たないからだ。驚くことに、この牛のためのエサを育てる産業も、アメリカでは100億ドル産業になっている。リンゴ、カノーラ油、アーモンドなどほかの業界もしかり。

 しかし、これはアメリカだけの問題ではない。世界中の経済の運命も同様だ。例えば810億ドル産業のコーヒー業界。エチオピアやインドネシアのようにコーヒー輸出に頼りきっている途上国はどうなってしまうのだろう?
言うまでもないことだが、ミツバチがいなくなったら、世界経済は崩壊する。ミツバチのコロニーと同じように。


1. 世界中で飢饉が起こる

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 飢饉は特に開発途上国で起こりえる。人類がかろうじて生き残ることができるのは、トウモロコシ、小麦、米、大豆のようなミツバチの助けがなくても生育する作物がまだあるからだ。しかし、こうした作物に全面的に切り替わるにはしばらく時間がかかる。

 ミツバチが徐々に絶滅していくのなら、持続可能な新しい食糧供給源に備える時間があるからまだいい。もし、すべてのミツバチが明日死んでしまったら、農家がトウモロコシ、小麦、米、大豆に鞍替えする間、食料源確保が相当な試練となるだろう。その移行期間中に飢饉が起こるかもしれない。

 ミツバチの消滅は、現在まだ増え続けている人口の維持にも打撃を与える。手に入る食糧の量が劇的に不足し、値上げが現実になる。つまり、多くの人々が食べ物を確保することができなくなるということだ。

 ここでもっとも恐ろしいのは、世界に大打撃となるほどミツバチがまだ完全に消滅しているわけではないことだろう。わたしたちが今直面している大きな問題のひとつは、人類の人口が現在進行形で増え続けているのに、ミツバチの数は減っていることだ。つまり、食料やコットンの量が減っていくのに、これらを必要とする人間の数は増えているということなのだ。こと生活必需品に関しては、過度な需要増は決していいことではない。


The Death Of Bees Explained – Parasites, Poison and Humans
via:10 Things That Would Happen if Bees Died Out/ translated konohazuku /

 ミツバチがいなるとハチミツ食べられなくなるだけではない。ミツバチたちの働きは人類にこんなにも貢献していたのだ。

☆ミツバチってすごいんや!

1000年以上前のミステリアスな死者の石壺が発見される(ラオス)

2019年05月29日 | 世界びっくりニュース
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 東南アジアの山々をおおううっそうとした森林の奥深く。ラオス、シエンクワーン県の平原には多くの謎が隠されている。

 その謎が現代の研究でようやく解明されつつあるようだ。

 オーストラリア国立大学(Australian National University)の研究チームが、1000年以上前の石壺を大量に発見したという。石壺は15ヶ所で計137個発掘された。

かつて巨石構造が発見された遺跡


 「石壺の平原」と呼ばれるこの辺りからは、2000年以上前の鉄器時代のものと思われる数多くの空洞の巨石構造発見されており、中には高さ3メートルに達する巨大なものもあった。

 おそらく遺体を埋葬するために使われていたのだろうと考えられているが、本当のところははっきりしておらず、だれがそこに持ち込んだのかも不明だ。

 地元に伝わる伝説によれば、巨石ははかつて酒飲みの巨人の杯だったといわれている。

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死者を埋葬したと考えられる1000年前の石壺


 今回新たに発見されたのは1000年前の「死者の石壺」である。

 死者の石壺を再発見したのはオーストラリア国立大学の研究チームで、次のようにコメントされている。

トラの密猟者がたまに立ち寄る程度の僻地で、石壺を再発見しました。この文化自体や、この文化で人がどのように埋葬されていたのか、そうしたことを明らかにしたいと思います。(ニコラス・スコパル氏)

石壺の安住の地としてここが選ばれた理由は謎です。しかも、この地域を人が占有していたという証拠もないのです。(ドゥーガルド・オライリー氏)

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謎めいた副葬品:円盤とミニチュアの壺


 石壺は15ヶ所で計137個発掘されたが、その周囲からは墓標と思わしき彫刻入りの円盤も見つかっている。

 表面に掘られた彫刻には、動物をかたどったものや幾何学模様のものがある。どういうわけか、円盤の中には彫刻の表面を裏返して配置されているものもあり、不思議な印象だ。

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 さらに装飾のある陶磁器、ガラスビーズ、鉄器、布を織ったであろう道具など、鉄器時代の遺物も発見された。

 また面白いのは、ミニチュアの壺がたくさん見つかっていることだ。形は大きな壺と同じだが、粘土で作られている。

 「壺の中に死者を埋葬しておきながら、さらに小さな壺まで埋めるとはどういうことでしょう?」とオライリー氏は首をかしげる。

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世界各国で見られる壺による埋葬


 こうした壺はインドのアッサム地方、インドネシアのスラウェシ島でも見つかっており、遠く離れた地であっても関連性が絶対にないとは言い切れない。

 壺による埋葬は、古くは紀元前900年頃から17世紀まで続いたと考えられている。遺体は膝を曲げた姿勢で壺に納められ、一緒に埋葬品も入れられて埋められた。

 こうした埋葬が確認されている地域は、インド、インドネシア、レバノン、フィリピン、エジプトなど広範囲に及ぶ。

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アゼルバイジャンで発見された壺に埋葬された女性の遺骨

 細かい点は文化によって異なるが、壺による埋葬は一般に二次葬だったと考えられている。

 古代世界の多くでは、死んだ者は生者の世界から死者の世界へ徐々に移行すると見なされていた。そのために死んだ直後はしばらく遺体を家族の近くに安置し、一定時間が経過した時点で壺に入れて、地面に埋葬したのである。

References:cass.anu.edu / anu.prezly/

☆死者に対しては、どこでも同じようなことやるのが不思議じゃ!

何度目の正直?またしてもヴォイニッチ手稿の解読に成功したとの報告。暗号ではなく古いロマンス祖語説(英研究)

2019年05月27日 | 世界びっくりニュース
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 これで何度目となるだろう?

 15世紀に書かれたとされる謎多き本「ヴォイニッチ手稿」をめぐっては、暗号説、人工言語説、セム語族・コーカサス諸語説、ラテン語系略語説、はてはエイリアンからのメッセージ説など、さまざまな学説が提唱されてきた。

 そして、またもや新たに手稿の解読に成功したという報告があった。解読を行ったイギリスの言語学者によると、ヴォイニッチ手稿は暗号などではなく、現存する唯一の「ロマンス祖語」なのだという。

 現時点で、専門家はこの仮説の正しさを確信しているわけではないが、仮に正しいのだとすれば、ただの謎の解明にとどまらず、言語学の分野においても重要な発見となる。

解読不能な謎の古文書「ヴォイニッチ手稿」


 ヴォイニッチ手稿とは、1404~1438年の中世に書かれたとされる古文書で、謎めいた解読不能な言語で綴られている。

 1912年にイタリアで発見された。その名はイタリアの図書館からこの本を買い受けたポーランド系アメリカ人の古書収集家ウィルフリッド・M・ヴォイニッチにちなむ。

 手稿の中は見たこともない不思議な手書きの文字が並んでおり、そこに植物・裸婦・奇妙な物体・十二宮のシンボルといったやはり不可思議なイラストが添えられている。

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 内容は現在にいたるまで完全には解読されていないが、多少は信頼できそうな断片的な解読の結果から、薬草や占星術、あるいは女性の健康に関するものではと推測されている。

 また著者についても同様に諸説あり、「驚嘆的博士」と呼ばれた13世紀の哲学者ロジャー・ベーコン、16世紀の錬金術師ジョン・ディー、はたまたヴォイニッチ自身によるでっち上げなどが提唱されている。

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古書収集家ウィルフリッド・M・ヴォイニッチ氏 Wikimedia Commons


あらたに提唱された現存する唯一のロマンス祖語説


 今回『Romance Studies』に掲載された研究論文で、その解読に成功したと主張するのはイングランド、ブリストル大学の言語学者ジェラルド・チェシャー氏だ。

 同氏によれば、ヴォイニッチ手稿は暗号などではなく、数世紀前のヨーロッパで話されていた古い言語で書かれているのだという。

 その言葉はなんと、フランス語・イタリア語・スペイン語・ポルトガル語といった現在用いられている言語の基礎となった、「ロマンス祖語」と呼ばれるもの。

 彼が注目したのは、アルファベットに見慣れぬ記号とよく知られた記号が組み合わされている点だ。句読点はなく、いくつかの文字に句読点やアクセントを示す記号が含まれていた。

 文字はどれも小文字であり、二重子音がないという特徴もあった。一方、二重母音や三重母音はおろか、四重母音や略語としての五重母音すらあった。

 こうした特徴がロマンス祖語のそれと一致しているのだという。

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 ロマンス祖語は絶滅した言語で、今日ではほとんど残っていない。というのも、それは主に話し言葉であり、当時書き言葉として一番重要だったラテン語のようには文字の形で残されなかったからだ。

 したがってこの説が正しければ、ヴォイニッチ手稿はロマンス祖語を現代に伝えるものとして、言語学の分野でも貴重な資料ということになる。


修道女がアラゴンの王妃のための編集した資料


 ヴォイニッチ手稿の文字が判明してしまえば、その解読にはほんの数週間しかかからなかったという。

 チェシャー氏によると、浴槽で出産の苦しみに耐える女性のイラストに添えられた文章は、「うるさい」「滑りやすい」「行儀がいい」といった形容詞が並んでいる。

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 また別のところにある火山のイラストには、火山の噴火で出現した島について説明する文が添えられている。

 チェシャー氏によれば、ヴォイニッチ手稿の著者は聖ドミニコ会の修道女であり、イングランド王妃キャサリン・オブ・アラゴンの大叔母にあたるアラゴン(現在のスペイン、アラゴン州に存在した王国)の王妃マリア・デ・カスティーリャ(1401~1458年)のための資料として編纂されたものであるようだ。


奇書「ヴォイニッチ手稿」のミステリーは決着したのか?


 ご存知のように、これまでにもヴォイニッチ手稿の解読に成功したという主張する者は数多くいた。

 専門家は、今回もそうしたものの1つに過ぎないとして、謎の完全解明にいたったかどうかについて慎重な姿勢を見せている。

 たとえばアメリカ中世学会のファギン・デイビス氏は、「残念ですが、ロマンス祖語説はあり得ません」とツイート。

 チェシャー氏の学説は、堂々めぐりの議論を行なった希望的観測に基づく自己満足でしかない、と一蹴している。

 しかも、こうした批判を受けて、ブリストル大学側からもチェシャー氏の研究から距離を置く旨の声明が出されてしまった。

かかる懸念を深刻に受け止めています。研究については、今後関係者や掲載誌とさらに検証と議論を重ねてもらうべく、大学のウェブサイトからこの研究に関する話を削除することとなりました。(ブリストル大学声明より)

 だが、もし本当にチェシャー氏の学説が正しかったのだとすれば、それはかのアラン・チューリングをはじめとする当代最高の暗号解読者ですら挫折した偉業を成し遂げたことになる。

 さらなる研究結果を待ちたいところだ。

References:mentalfloss / arstechnicaなど/

☆いたずらの様な気もするのだが・・・!

使徒ラミエルみたいなことに!?5次元キネティックアート「スクウェアウェーブ」スピナーが販売決定だしマジで欲しい!

2019年05月24日 | 世界びっくりニュース
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 現実世界とCGの境界にでも存在していそうな不思議なキネティックアート(動くアート作品)がキックスターターに登場した。

 キネティック彫刻家のアイヴァン・ブラック氏とアテラニ社のコラボ第一弾となる「スクウェアウェーブ」は、自然の造形とフィボナッチ数列をモチーフにした5次元スピナーである。

 折り曲げられた21本の金属ロッドで緻密に構成されたそれは、機構自体に特に隠された仕掛けがあるわけではない。しかしそこにちょっと力を加えてやれば、滑るように複雑なパターンへと次々に変化する。

 その様子は、どこか水面に広がる波紋のように有機的で、それでいてスクリーン上に描かれるCGのように無機質で、エヴァンゲリオンに登場する使徒ラミエルを彷彿とさせる。うん、これは欲しい!



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スクウェアウェーブで表現された美しい幾何学パターン


 デザインはキネティック彫刻で有名なアーティスト、アイヴァン・ブラック氏によるもの。彼の作品は、波・葉・貝殻・人体など、自然の中に隠された数学的パターン「フィボナッチ数列」をモチーフにしている。

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 ミニマルなデザインによって、一見混沌とした世界であっても、密かに秩序によって支配されていることを表現しているのだとか。
 
 スクウェアウェーブはまた、ブラック氏とアテラニ社の初コラボ作品でもある。狙いは美しいキネティックアートと緻密な動作機構を融合させた彫刻を提供することだそうだ。

 スピンさせるとオプティカルイリュージョンが展開される。

 緻密に組み上げられた21本の金属ロッドが織りなす幾何学パターンを見つめていると、宇宙の深奥に触れた気分になってくる。

 そんな高尚な気分に浸りつつも、某アニメの第六使徒ラミエルなんかを連想しちゃうのは、日本人のサガだろうか。

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すでに目標金額を達成し販売決定


 デザインはイギリスで、製造は100%メイド・イン・イタリア。キックスターターのサイトで44ユーロ(約5400円)から出資すれば、世界中どこにでも配送してくれる。

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 フィニッシュは3種類。ルナゴールド・メタリックシルバー・エクリプスブロンズからお好きなものを。それぞれにユニークな光の乱舞を演出してくれる。

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 触って遊ぶだけでなく、同梱されている吊り下げキットで飾っても素敵なオブジェになる。眺めているだけでメディテーション効果を感じられるかもだ。

 海外とのやりとりが不安だという人は、手数料・サービス料がかかるため若干値段は上がるが、こちらのサイトで購入が可能だ

 またブラック氏の作品に興味があるなら、こちらのインスタグラムを覗いてみるのオススメだ。



☆これは絶対に売れる!

アメリカの異世界的光景が広がる地域を宇宙服を着て探訪するショートフィルム「Space to Roam」

2019年05月22日 | 世界びっくりニュース
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image credit: youtube

 あちこちに亀裂が入った岩だらけの場所や、どこまでも続く急峻な尾根の連なりなど、奇妙な無人の風景を淡々と巡る宇宙飛行士。

 彼が訪れるさまざまな場所は、時や空間を超越した異界のようだ。だが実はそれらすべてが地球のリアルな地形なのだ。

 このショートフィルムは、風変わりな地形に魅せられたアメリカの写真家アンドリュー・スチューダーが手がけたもの。

 今ここにあるユニークな景色をいつまでも残したい、という願いが込められた地上の異世界映像を堪能しよう。


SPACE TO ROAM | DJI Mavic Pro 2 4K

アメリカの地形を巡る宇宙飛行士


 写真家のアンドリュー・スチューダーが手がけたショートフィルム「Space to Roam」では、オレンジ色の宇宙服を着た謎の宇宙飛行士が、アメリカ南西部にみられる珍しい地形を巡っている。

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image credit: youtube

 異世界案内人のような宇宙飛行士役を務めたカイル・ハーグはアンドリューの友人だ。

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 映像を盛り上げる幻想的な音楽は、ワシントン州シアトル出身の人気アーティストODESZAが提供した楽曲だ。

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景観を守り、自然を愛する者へのオマージュ


 貴重な風景の保護に熱心なアンドリューは、ここならではの多様な地形やユニークな地質構造、超自然的な眺めに触発されてこの映像を作った。

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 その終わりには、今回撮影したそれぞれの地域の管理者を称えるメッセージと、制作中に他界したカイルの祖母への弔辞がさりげなく添えられている。

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 「Space to Roam」は単なるショートフィルムではなく、素晴らしい景観の維持に励む人々や、自然をこよなく愛した故人に捧げるオマージュでもあるのだ。

References:instagram / youtubeなど

☆こんなところがまだあったなんて知らなんだ!