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10人のシリアルキラーの身も凍るような遺体処理方法

2020年02月28日 | 世界びっくりニュース

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istock/Marccophoto

 少なくとも3人以上の殺人の被害者がいる場合、その殺人者はシリアルキラー(連続殺人犯)と呼ばれる。犯行に及ぶ動機は様々だが、多くの場合、異常心理に基づく欲望を満たす為の一種の快楽殺人である場合が多い。

 何人もの人を殺めるという行為自体、猟奇的で常軌を逸しているが、彼らは殺害した遺体の処理にまでこだわりを見せる。

 ここで紹介する10人の連続殺人鬼たちは、犠牲者の遺体を血も凍るような、独自の方法で処理した者たちだ。

10. ワニの餌に:ジョー・ボール(アメリカ)



Serial Killers Joe Ball The Butcher Of Elmendorf Documentary

 20人の女性を殺したとされるジョー・ボールは、彼がテキサス州エレメンドルフで経営していた酒場でワニに食われた犠牲者が発見されてから、「アリゲーターマン」と呼ばれるようになった。

 禁酒法が廃止されてからボールが開いた酒場の敷地内には、コンクリート製の池があり、そこで5匹のワニが飼われていた。

 ボールはこれを見世物にして、酔っ払っては犬や猫といった動物を放り込んでいたという。が、やがてここに近隣の女性までが放り込まれるようになる。

 1938年、保安官が尋問に訪れると、ボールは銃を手に取り、自らの心臓目掛けて発砲し絶命。家宅捜査では腐った肉に囲まれたワニの他、血や髪の毛がこびりついた斧が発見された。


9. 流酸風呂で溶かす:ジョン・ヘイグ(イギリス)



Acid Bath Murders (1949)

 1944~49年にかけて6人を殺害したイギリスの連続殺人犯。ジョン・ヘイグは犠牲者の遺体を硫酸で溶かして処理しては、それを庭に撒いていた。その血を飲んだとも自供している。

 偽の法律事務所を設立して詐欺で4年間服役したのにも懲りず、ヘイグは釈放後さらに邪悪な金儲けを思いつく。犠牲者をロンドンの地下室に誘い込み、ここで彼らが所有する財産を譲るよう書類を偽造させるのだ。

 最初の犠牲者は若い男性とその両親だった。次の犠牲者は裕福な夫婦で、同様に書類を偽造し、銃で殺害。最後の犠牲者は、老婦人で殺害後、宝石や毛皮のコートなどの貴重品を奪った。

 逮捕されたとき、この男はぬけぬけとこう言ったのである――「酸で跡形もなく溶かしちまいましたよ。遺体もないのにどうやって殺人を立件するんです?」と。

 狡猾な詐欺師のくせして、死体が見つからない限りは殺人罪には問われないと、法律を誤解していたのだ。結局、死刑が宣告され、1949年に処刑された。


8. 遺体を挽肉にして売る:ロバート・ピックトン(カナダ)



The Pig Farm of HORRORS (Part 1) | Serial Killer Files #39

 親から相続した養豚場で働いていたロバート・ピックトンは1983~2002年にかけて、バンクーバーで6人を殺害。おぞましいことに、その遺体をひき肉にして売っていた。

 1997年、刺し傷のある裸の女性が養豚場から逃げ出したことがある。だが彼女は薬物依存の娼婦だったために、警察はその証言を信憑性なしとして、ピックトンを起訴しなかった。ここでピックトンが刑務所に入っていれば、多くの犠牲者の生命は助かっていただろう。

 後にピックトンは同じ房に入れられた犯罪者を装った捜査官にこのように話している。一番いい死体の処理法を問われて、「動物飼料精製工場だね」と――つまり動物の組織をラードのような製品に加工する工場のことだ。

 なお彼は変装した捜査官に「50の大台」を目指していたとも証言している。今では彼の犠牲者は49名に達していると見られている。ピックトンには終身刑が宣告された。


7. 遺体を食用肉に:張永明(中国)



Zhang yongming el Canibal que Vendia Carne Humana en su Local


 2012年に逮捕された張永明は、犠牲者の遺体を食ったり、犬の餌にしたりしていた。それどころか、ダチョウの肉と称して、人肉を市場で売り捌いてすらいたのだ。

 1979年に殺人罪で逮捕されていたのだが、97年に釈放。それから張の自宅付近で少年の失踪が多発するようになった。ベルトで首を縛られたが命からがら逃げ出したという少年もおり、親たちの間では張が子供たちを奴隷にしているのではないかと噂になっていた。

 警察が彼の自宅を捜査すると、吊るされた人間の太腿や薬酒に漬けられた眼球が何10個も発見されたという。さらに50足以上の男性の靴も見つかっており、彼の犠牲者は20人では済まないとも伝えられている。2013年、死刑に処せられた。


6. 喉を切り裂き湿地に埋める:ルイス・ガラビート(コロンビア)



LUIS ALFREDO GARAVITO - documentales de asesinos en serie en espanol

 1992~1999年にかけてコロンビアを震撼させ、「ラ・ベスティア(獣)」との異名があるルイス・ガラビートは、世界最悪の殺人鬼とも言われている。

 国内を放浪しながら、行く先々で8歳から16歳までの少年に性的暴行を加え、喉を切り裂いて殺害し大量の遺体を投棄した。その多くには拷問を受けた形跡があり、性器を切断されているものもあった。

 少年たちは主に浮浪児で、家族とも交流がないために犯行はなかなか発覚しなかった。しかし1997年、ペレイラ周辺の湿地から数十体の遺体が発見されたことで事件が明るみに。当初はカルト教団の仕業と睨まれていたが、遺体から見つかった珍しいメガネが手がかりとなり、逮捕にいたった。

 ガラビートのアパートからは犠牲者の写真やその数を数えた日記が発見。実際に確認された犠牲者は138人だが、ガラビートは300人以上殺したと自白している。この男には終身刑が言い渡された。


5. 庭や壁の中に埋める:ジョン・クリスティ(イギリス)



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 1940年代から50年代にかけて、妻を含む6人の女性を殺害したジョン・クリスティ。遺体を自宅の地面に埋めて隠したが、中には壁に隠されていたものもあったという。

 クリスティが最初に手をかけた2人は自宅の庭に埋められた。次の20歳の女性ベリル・エヴァンスは下水道に投棄。この事件では喧嘩の絶えなかった彼女の夫が起訴され、結局イギリスの死刑制度廃止のきっかけにまでなっている(エヴァンス事件)。

 庭に埋める場所がなくなってしまうと、クリスティは今度はキッチンの壁に遺体を隠すようになった。

 だが、壁から漂う腐臭は耐え難かったようで、やがてクリスティは引っ越すことに。後から入居した住人がキッチンのリフォームをしているときに、知りたくもなかった悪臭の発生源を突き止めてしまった。

 壁の中から女性3人の遺体が発見されたのだ。さらに居間の床下からは、クリスティの妻までが見つかった。クリスティは1953年、絞首刑に処された。
 

4. 水をため電流を流し遺体は挽肉に:ゲイリー・ハイドニック(アメリカ)



Serial Killer - Gary Heidnik

 史上最悪のグロテスクな連続殺人鬼の1人。「女たちを閉じ込めて、僕の子供を産ませるんだ。大家族を作るんだ」と語るゲイリー・ハイドニックは、1986年と87年に女性6人を誘拐し、地下室に監禁。拷問を加えて、うち2人を殺害した。

 ハイドニックの拷問方法はこうだ。地下の穴に人間の首あたりの深さまで水をためる。そこに監禁していた女性を入れて、電線で電流を流すのだ。

 これによって女性の1人が死んでしまったとき、ハイドニックはその遺体を挽肉にして、他の監禁中の女性に食わせている。

 FBIの元プロファイラーであるジョン・ダグラスは、映画『羊たちの沈黙』に登場する連続殺人鬼バッファロー・ビルよりもタチが悪いと証言している。

 それもそのはずだ。地下の穴の中に女性を監禁したバッファロー・ビルの犯行は、ハイドニックもモデルの1人となっているのだから。

 監禁されていた女性の1人は、ハイドニックのお気に入りで、外出許可を得るほどにまで信頼を得ていた。ある日、彼女は子供に会いたいとハイドニックに懇願し許しを得る。

 だが、もちろんこれは逃げ出すための方便だ。彼女は元恋人の住むアパートに駆け込み、警察に通報。こうして事件が発覚した。1999年、ハイドニックに対して薬物注射による死刑が執行された。


3. 肉料理としてメインディッシュに:アルバート・フィッシュ(アメリカ)



Albert Fish Serial Killer Documentary

 400人を殺したと自白している児童を狙った連続殺人犯。1910~1934年にかけて犯行を重ねたアルバート・フィッシュは、殺した子たちの肉を料理して食っていた。

 フィッシュは、犠牲者の1人、当時10歳の女の子だったグレース・バッドを手にかけた後、その犯行の様子を詳しく手紙にしたため、両親に送りつけている。

 「彼女を小さくコマ切りにして、そのお肉を私の部屋に運び入れました。料理して食べるためです。オーブンで焼いた彼女の小さなお尻の、なんと甘美で柔らかだったことか。彼女を全部を食べるのに9日間要しました。」

 この手紙が入っていた封筒に部屋の住所が書かれており、逮捕の決め手となった。裁判でフィッシュは精神異常を主張したが、有罪との判決が下され、1936年に電気椅子で処刑された。

 なお、フィッシュには自傷によって快感を得る性癖があった。


2. バラバラにして医学校に献体:H・H・ホームズ(アメリカ)



The Truth About HH Holmes, America's First Serial Killer | Random Thursday

 27人の殺害を自供(立証されたのは9件)し、アメリカで最初に「シリアルキラー(連続殺人鬼)」と言及されたH・H・ホームズ。彼がホテルと称した建物には、拷問部屋が設えられており、ここで血も凍る惨劇が繰り広げられた。

 1893年、ホームズはシカゴ万博の会場付近にあった薬局の向かい側の空き地を買い取り、ここに雑居ビルを建設し始めた。

 この「殺人の城」に薬局の仕事を餌に被害者を誘い出し、自分を受取人にした生命保険に加入させると殺害。さらに薬局との伝手を利用して、犠牲者の内臓や骨をシカゴの医学校に献体として売却した。

 後にホームズはこのように供述している。

 「俺の中には、生まれたときから悪魔がいるんだ。俺は人殺しという本性を抑えられなかった。詩人が湧き上がる旋律を抑えられないようにね。」

 1896年、絞首刑に処せられた。

1. プレインフィールドの肉屋:エド・ゲイン(アメリカ)



Ed Gein (The Real Leatherface) - Serial killer documentary

 『羊たちの沈黙』のバッファロー・ビル、『悪魔のいけにえ』のレザーフェイス、『サイコ』のノーマン・ベイツ――これら架空の連続殺人鬼のモデルの1人となったのが、アメリカ殺人史上においても類を見ない異常性と猟奇性で知られるエド・ゲインである。

 実際に手をかけたのは2人だが、他にも墓地から女性の遺体を掘り起こし、「戦利品」や「記念品」と彼が称するものを作り出していたのだ。

 家宅捜査では、女性15人の遺体が発見され、その骨や皮で作ったベスト、靴下、ランプシェード、食器、家具など、諸々のおぞましい品々が押収された。

 現場に赴いた警官が最初に目撃したのは、行方不明になっていた近所の雑貨店店主バーニス・ウォーデンの逆さに吊るされた首なし死体だ。胸部は開かれて、「整えられたシカ」のように空っぽだった。

 ゲインの証言によれば、母親に似た女性を探すために、墓場から中年女性の遺体を掘り起こしていたという。ゲインは精神病院に送られ、77歳で死ぬまでそこで一生を過ごした。

☆佐川君がおらんがな!

不安で胸が張り裂けそうなあなたへ。過度に心配していることの多くは現実にならない(米研究)

2020年02月26日 | 世界びっくりニュース

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Image by Lars_Nissen_Photoart from Pixabay

 不安で胸が張り裂けそうになる。悪い方にばかり考えてしまい心配で夜も眠れない。誰だって多少の心配事はある。適度な心配ならば正常だ。

 だが、それがあまりにも過ぎた場合には、身体症状や精神症状が現れるようになり、不安が悪循環していく。

 現在、連日報道される感染症関連のニュースに翻弄され、不安で夜も眠れない人も多いと思う。それは楽観視して良い問題ではないが、過剰な心配で心の健康を崩してしまっては元も子もない。そんな悩みを抱えた人たちが少しだけでも気が休まるよう、この研究結果を再送したいと思う。

 心配事にはざっくり2種類ある。ひとつは自分が実際に取り組める現実的な事柄だ。もうひとつは、過剰なまでに肥大してしまった妄想による懸念だ。懸念の場合、その多くが現実には起こらないという。 

心配するのは意味がある


 健康やお金、あるいは人間関係といったことを心配するのは当たり前だ。そして、場合によってはそうすることにメリットもある。

 2017年の研究では、心配が自分を守り、問題を未然に防ぐよう行動を起こさせるモチベーションになることを明らかにしている。

 たとえば、健全な程度の心配をする女性がいるとする。そうした女性は、やたらと心配性だったり、反対にまったく無頓着だったりする女性に比べると、きちんとがん検診を受ける割合が高い。このように、心配は何かに対して備えるよう促してくれる。

 決してパニックにならず、正しく心配している分には問題がないのだ。

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Image by Pete Linforth from Pixabay

一方、無意味な過度の心配も


 だが、あまりにも心配しすぎてしまうのは心身どちらにとっても有害だ。

 そして、それは全般性不安障害の特徴でもある。青年期に始まることが多い全般性不安障害は、不安のあまり何もかも手につかなくなってしまう病気だ。

 米ペンシルべニア州立大学の臨床心理学者ルーカス・ラフレニエール博士は、「これこそが私が心配のせいで胸が張り裂けそうになる理由です」と話す。

 常日頃から心配にさいなまれる人は、絶対に起こらないような将来の出来事を回避するために、生活のすべてがストレスになってしまうのだそうだ。

 非現実的な”いつか”のために”今”が台無しになってしまう。それは辛いものだろう。


過剰な心配事の多くは起こらないという調査結果


 彼がこう言うのにはきちんとした根拠がある。『Behavior Therapy』(7月19日付)に掲載された彼の研究では、全般性不安障害の患者が心配していた事柄の91.4パーセントは実際に起こらなかったことが明らかになったのだ。

 この研究では被験者29名に10日間、心配事やそれが生活にストレスをもたらし、影響を受けた程度を記録してもらった。そして、毎晩10時に、その日に心配な事柄を考えた時間の長さを振り返ってもらうのだ。

 さらに期間が終了してから20日後に、記録した心配事が実際に起きたのかどうか確認してもらった。もし本当に起きた場合は、それがどの程度悪いものだったか評価する。

 調査の結果、心配事のほとんどは実際には起こっていないことが判明した。心配の9割がただの杞憂に過ぎなかったということだ。

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Image by S. Hermann & F. Richter from Pixabay

心配事が起きなかったのは心配していたからではない


 じつはこの調査はラフレニエール博士が考える認知行動療法を実証するためのものだった。

 その方法とは、全般性不安障害の患者に自分の心配を記録してもらい、それがいかに無用な心配であるか納得してもらうことで、症状を緩和させるというものだ。

 そして、確かにその通りだった。研究に参加した人たちは、自分の心配がまったくの的外れだったことがわかると、将来への心配が和らぐ傾向にあった。

 一方、この研究結果に対しては、「心配事が実現しなかったのはちゃんと心配していたからだ」と患者が誤解する恐れがあるという批判がある。もしそうであれば、この療法が症状をかえって頑固なものにしてしまうかもしれない。

 これに対して、ラフレニエール博士は、別の分析の結果、そのようなことにはならないことがわかっていると反論している。

 「そのようなことにはならず、ちゃんと自分の心配が非論理的で、考えの筋道や幸せを台無しにしているということ、ひいてはまったく無意味だということに気づきます。」

 最悪の事態が起きる不安にばかり気を取られていると、実際に今経験しているはずの喜びにまったく気が付かず、自分から幸せを放棄してしまっているようなものなのだ。


圧倒的な思い込みの強さが不安を増幅させる


 なおラフレニエール博士は、感情的な反応の強力さには驚かされてると述べている。

 研究によれば、患者の中には合理的に考えれば起きる可能性はゼロだと思えるのに、直感的には85パーセントもの確率で起きると予感していたりする人がいる。

 そういった人はただ単に思い込みが強いのかもしれないが、それが少し困った方向に発揮された結果、辛いを思いをしてしまっている。

 病は気からというように、不安が増長されると持って生まれた自然治癒力や免疫力も失われてしまうことになりかねない。まずは気をしっかり持とう。

 そして自分でできる最善の努力をすればいい。気を付けることと心配することは意味合いが違う。

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Image by Shift and Sheriff from Pixabay

逆に考えよう。思い込みの強さは武器にもなる


 だが思い込みが強いということは悪いことだけではない。違った方向で発揮されたら、素晴らしい武器にもなる可能性もある。

 よく信念の人という人物がいる。そうした人は、普通なら不可能に思えることでも諦めずに挑戦し、見事やってのける。それは思い込みの力とも言えるかもしれない。ポジティブな思い込みはチャンスをものにできることもあるのだ。
 
 人生何が起きるかわからない。それは誰だって同じことだ。人生万事塞翁が馬、人生における幸不幸は予測できないようにできている。

 ということで私は毎日、どんな小さなことでもいいから、楽しかったこと、うれしかったことを思い出し、喜びを噛みしめてみることにした。

 いつもは並ばないと買えないおいしいパンがすんなり買えたこと、近所の人がおいしく漬かったからとお漬物を届けてきてくれたこと、猫が膝に乗ってきて、顔を摺り寄せてくれたこと。こうやって文字にすると更に気分が穏やかになってきたぞ。

References:Generalized Anxiety Disorder Study: 91.4 Percent of Worries Don't Come True | Inverse/

☆ほっとする記事やがな!

医師が信じている薬は効きやすい。プラセボ効果は医師から患者へと伝染する可能性(米研究)

2020年02月24日 | 世界びっくりニュース

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takasuu/iStock

 プラセボ効果は、効き目のある薬を服用していると本人が思い込むことによって、その薬に有効成分が含まれていないにもかかわらず、本当に病気が改善する効果のことだ。

 そのメカニズムは今だに完全には解明されていないが、人間の思い込みの力が自然治癒力を高めていると考えられるが、今、さまざまな治療における心理療法の役割への関心が高まっている。

 新たなる研究によると、患者の主観的な体験は、治療効果に対する医師の期待によって左右されるのだそうだ。要するに、医師自身が「良く効く」と確信をもつことで、患者のプラセボ効果が高まるのだという。

 『Nature Human Behaviour』(2019年10月21日付)に掲載された研究では、このプラセボ効果は医師から患者へと伝染するという事実を示唆しているという。

医師と患者の両方に対して行った偽薬の効果実験


 アメリカ、ダートマス大学のリューク・J・チャン氏らのチームが行った研究では、医師と患者の期待や信頼感といった心理的な要因が、治療効果に与える影響を掘り下げている。

 この研究では、194名の参加者にランダムに医師か患者どちらかの役割を割り振り、それを演じてもらうという実験を行った。

 医師役になった人には、「サーメドル」と呼ばれる軟膏か、特に効果もない軟膏のどちらかを配り、それを患者役に処方するよう伝える。

 このとき医師役には、サーメドル軟膏については、痛覚受容体に作用して熱の痛みを緩和する効果があると説明される。
 
 だがじつは、2つの軟膏は色を変えただけのただのワセリンで、どちらも本来治療効果はない。つまり両方ともプラセボ(偽薬)だ。

 次に医師役の人に患者役の腕に軟膏を塗ってもらってから、その部分を47度で熱して熱痛を与える。そして、そのときの軟膏の効果を患者に評価してもらう。

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医師の期待が患者に伝わる? なぜか偽薬が効いてしまう不思議


 その結果、サーメドル軟膏を塗られた患者は、そうでない患者よりも痛みを感じていないことが分かった。塗られたサーメドル軟膏は色を変えただけの偽薬なのにだ。

 患者の表情からも、サーメドルを塗られた場合は、それほど痛みを感じていないらしいことも窺えたという。

 これについてチャン氏は次のように説明している。

医師役が軟膏は効くと考えていたとき、患者役は医師が親身になってくれたと報告しています。もしかしたら医師役がより注意深いような印象を与えたのかもしれません。いずれにせよ、医師役が内心で思っていたことがなぜ患者役に伝わったのかははっきりしません。

医療関係者の考えや態度は治療効果に影響を与える


 この結果は、治療を行う人間がその治療について思っていることや、患者とのやりとりが、治療効果に影響するということを示唆している。

 これはあらゆる分野の医療において言えることだと、チャン氏は述べている。

プラセボ効果の神経生物学的メカニズムはいくつも知られていますが、それを実際に医療の現場でどのように応用できるのかについては、それほどでもありません。

この研究は、状況から醸し出されるサインや医療関係者の態度が患者に影響して、プラセボ効果を生じさせることを示す一事例にはなるでしょう。

 偽薬でも効くと信じることで本当に効いてしまうプラセボ効果。まだまだ謎は多いが、更なる心理的効果を望むなら、まずは医師がその効果を信じ込むことが先決となってくるのかもしれない。

References:New study finds placebo effects can be 'socially transmitted' from doctors to patients

☆よっぽどのやぶ医者でない限りは信じるよな!

亡くなった娘と(仮想現実(VR)で再会した母親、涙が止まらず。

2020年02月21日 | 世界びっくりニュース

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image credit: youtube

 コンピュータによって作り出された人工環境やサイバースペースを現実として知覚させるバーチャル・リアリティ(VR・仮想現実)は、時空を超えた環境技術だ。現実に叶わないことも目の前に実現させることができる。

 仮想空間なら、故人と再会することも夢ではないのだ。

 7歳で我が子を失った母親が、テレビ局の協力の元、仮想現実を駆使することで娘との再会を果たした。その様子は番組で放映され、多くの人の心を打った。



VR특집 휴먼다큐멘터리 너를 만났다' 예고

4児の母親、第3子の娘を病で失う


 韓国に住む4児の母チャン・チソンさんは、第3子となる娘ナヨンさん(享年7歳)を2016年に稀な難病で亡くした。

 どれほど月日が経っても娘にまた会いたくてたまらない。深い悲しみが心に留まっていたチャンさんは、愛する娘を永遠に忘れないようにと、ナヨンさんの名前と誕生日を自分の体に刻み、遺骨が入ったネックレスを毎日肌身離さずつけ、月に一度は必ず納骨堂を訪れるという。

 そんな中、韓国放送局MBCのテレビドキュメンタリー出演を受け、チャンさんは仮想現実の世界を通して亡き娘と再会を果たすことができたのだ。

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VR(仮想現実)で娘に再会した母、あふれる涙が止まらない


 MBCの製作スタッフは、8か月かけてVRテクノロジーを使いナヨンさんの顔や体、音声を徹底的に再現。

 子供の動きは、モデルを使用しモーションキャプチャ(人間の体の動きをコンピュータに取り込むシステム)として記録し、VRスタジオでシーンを再現するためにモニターに実装した。

 再会の場所は、母と娘が大好きでよく行った公園だ。2月6日に放送されたドキュメンタリー『あなたに会えた』では、白い蝶がどこからか現れ、ナヨンさんの歌声が聞こえてくる。

 それを耳にしたと同時に、蝶から姿を変えたナヨンさんが「お母さん!」と呼びながら走り寄ってくると、チャンさんの目から涙が溢れる。

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 「お母さん、どこに行ってたの?私のこと考えてくれていた?」と尋ねるナヨンさんに、声を震わせながら「あなたのことを一度たりとも忘れたことはないわ。いつも思っているわよ」と答えるチャンさん。

 「お母さんに会えなくて寂しかったよ」とナヨンさんが言うと、「私もよ」とチャンさんは娘の顔を撫でようとする。

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 実体がなくても、チャンさんにとっては目の前に亡き娘が姿を現し、話しかけている大切な瞬間を味わっているのだ。

 「手を握って、お母さん」と頼んでくるナヨンさんの手を握ろうとするチェンさんは、もはや涙を止めることなどできない。

 ステージの横で見ていたナヨンさんのきょうだいや父親、そして製作スタッフも、チェンさんが経験している光景を想像し、涙せずにはいられなかったようだ。

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「自分のような経験をした人たちの慰めになれば」


 その後、ナヨンさんとチャンさんは誕生日パーティーをし、ナヨンさんはある願い事を呟く。

お母さんがもう涙を見せませんように。

 ケーキのキャンドルに火を灯しながら、「自分がいなくても、そんなに悲しんでばかりいないでね」と伝えようとしているナヨンさんの姿を見て、チャンさんはある決心をした。

 撮影後のインタビューでは、チャンさんは次のように話している。

ナヨンは、私に笑顔で呼びかけてくれました。ずっと望んでいた夢を見ることが叶ったように感じました。短い間でしたが、とても幸せで、まるで本当の天国のように思えました。

私のように子供を失った人、またきょうだいや親を失った人たちの慰めになればと思い、この出演を引き受けることにしました。

 ドキュメンタリー放送後、多くの視聴者から大きな反響を呼び、チャンさんのブログにも20万人以上のアクセスがあったそうだ。

 現在、そのブログは閉鎖となっているが、チャンさんは次のように撮影後の心境を綴っていた。

娘が亡くなってもう3年経ちましたが、撮影をした後は、娘に会えない寂しさを募らせて暗くなるよりも、娘のことを今まで以上にもっとずっと愛していてあげようという気持ちになりました。

ドキュメンタリーを見た人には、ナヨンという少女がこの世に存在したことを、少しでも覚えていてほしいと思っています。


VR휴먼다큐멘터리 - 너를 만났다] 세상 떠난 딸과 VR로 재회한 모녀 | "엄마 안 울게. 그리워하지 않고 더 사랑할게"
References:ajudaily.comなど

☆韓国人は、血も涙もないと思っていたが間違いだったか・・・!

地球に存在した第8の大陸。海底に没したジーランティア

2020年02月19日 | 世界びっくりニュース

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 遠海の底へ潜る旅によって地球には8番目の大陸が存在したことが明らかとなった。

 世界中の科学者による9週間の旅の目的は、ニュージーランドとオーストラリアの沖合の海底を探索することだった。この旅によって陸上生物の化石が発見され、古代の陸塊が常に波の下で横たわっていたわけではないことが明らかとなった。

 「大昔に海に水没したジーランディアは、海洋調査によって6000万年前の秘密を明かしつつあります」と、アメリカ国立科学財団海洋科学課のジェイミー・アラン氏は語る。

第8の大陸


 今年初め、専門家は、既知の7大陸には大昔に失われた兄弟ジーランディアがいたと議論を交わした。

 ジーランディアの陸塊は海面から1000メートル下に存在し、ニュージーランドを囲み、オーストラリア東海岸沖にまで伸びている。

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 ジーランディアを構成する地殻は周辺の海洋地殻よりもずっと薄く、その地質学的構成は海洋地殻と比較するとむしろ大陸地殻の特徴を有する。

 またジーランディアとオーストラリアの間には細長い海洋地殻が走っており、このことから両陸塊が別個ものであることが示唆されている。

 しかし、そこは遠く離れた場所にあるために、現地調査を行なった地質学者はこれまでほとんどいなかった。

そこでジーランディアの謎の解明に取り組んだのが、深海掘削船JOIDESリゾリューションに乗り込んだ科学者たちだ。

 チームはジーランディアを構成する海底沿いの6ヶ所で2500メートル下まで堆積物コアを掘削。7000万年前の歴史を明らかにしようと試みた。

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そこには豊かな生態系が


 調査からは、大量の化石が発見され、ジーランディアには海中に没していない時期があったことが判明した。

8000個以上の標本が調査され、数百の化石の種が特定されました。暖かく浅い海に生息していた生物の極小の貝殻のほか、陸生植物の胞子や花粉が発見され、ジーランディアの地形と気候は昔は劇的に異なっていたことが明かされました(米ライス大学ジェラルド・ディケンズ氏)


オーストラリア、南極、ジーランディアは1つの巨大な大陸だった


 およそ1億年前、オーストラリア、南極、ジーランディアは1つの巨大な大陸だった。調査によると、ジーランディアは8000万年前にそこから切り離されて海中に没したが、環太平洋火山帯を構成する連続した火山活動によって4000万~5000万年前に曲げられ、劇的に形状を変えたのだという。


Earth 100 Million Years From Now

 今回の発見からは、南太平洋の動植物が広まった経緯も明らかになるかもしれない。かつてこの一帯はいくつかの浅い海と陸が存在し、これが地域間の生物の移住を可能にしたようだ。

via:Zealandia: Sunken 8th Continent Reveals Its Buried Secrets/

☆このまま温暖化が進むと日本も沈没や・・・!