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9000万年前、南極は緑豊かな森に覆われていた可能性が示唆される(国際研究)

2020年04月29日 | 世界びっくりニュース
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南極
かつての南極のイメージ:Alfred-Wegener-Institut/James McKay/CC-BY-4.0

 太古の昔から、地球の極地、南極は氷に閉ざされた極寒の地とされていた。しかし本当にずっとそうだったのだろうか?

 実はそうではないらしい。最近の研究によると、およそ9000万年前の白亜紀中期は、南極の年間平均気温が12℃前後もあり、緑の森が生い茂る温帯雨林だった可能性があるという。

 この時代、大気中の二酸化炭素(CO2)は非常に濃厚で、地球の気温はかなり暑かった。極地の氷床は溶けてしまい、海面は現在よりも170メートルも高かったそうだ。

南極の海底から植物の堆積物が発見される


 2017年、ドイツの砕氷船ポーラーシュテルン号がアムンゼン海の地質調査を行った。南極点から900キロ西のパインアイランドやスウェイツ氷河に近いあたりで、海底を深く掘ってみたところ、海底下30メートルの深さの堆積物は、地表近くのそれとはまったく対照的だったという。

 「船上で最初に見たとき、その堆積層の色が異様なことに目を奪われました」ドイツのアルフレッド・ウェゲナー極地海洋研究所の地質学者ヨハン・クラーゲスは語る。

 「はじめの分析で、海底下27~30メートルの地点には、海ではなく陸地だったと思われる層が堆積していることがわかりました」

 地球の遥か南の海底深くから白亜紀の地層サンプルを採り出した者はいない。そこはあらゆる意味で未知の領域で、X線コンピューター断層撮影(CT)を使った詳細な検査で、なにが出てくるかは、研究者たちにもまったく予想がつかなかった。

 船から降りてさらに詳しく調べてみると、化石化した植物の根の複雑なネットワークがよくわかり、顕微鏡で分析すると、花粉や胞子の痕跡が見つかった。これらはすべて、およそ9000万年前、南極が不毛の氷の台地になるずっと以前、ここに古代の温帯雨林が存在した証拠を示している。

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図:9000万年前の南極地域の概観図
image credit:JP Klages、Alfred-Wegener Institute

 「多くの植物の痕跡は、当時の南極大陸西岸が温暖な気候で、現在のニュージーランドとよく似た湿地や森林があったことを示しています」イギリス、ノーザンブリア大学の古生態学者、ウルリッヒ・ザルツマンは言う。


白亜紀中期、南極の平均気温は12度前後、CO2レベルも高かった


 驚きのこの新しい発見は、単に当時極地に植物が存在したことを示しているだけではない。なぜ、それが可能だったかもおしえてくれる。

 大陸プレートが移動しているため、今回堆積物を採取した場所は、恐竜がまだ歩き回っていたころには、今よりも南極点に数百キロ近い場所だったと研究チームは見積もっている。

 当時も現在と同様、南極は冬期には太陽が姿を見せず、4ヶ月も闇の中に閉ざされていた。いったい、どのようにして、古代の熱帯雨林はこれほど長い間太陽の光を浴びることなく、生き延びられたのだろう?

 この謎を解明するために、土壌サンプルに含まれていた生物学的、地球化学的なデータに基づいたモデルを作り、森林がなくなって久しい古代の地が、どのような気候だったのかを再現してみた。

 シミュレーションによると、白亜紀中期の大気中のCO2レベルは、想像以上にかなり高かったことがわかった。

 当時の南極は、年間平均気温が12℃前後という、今と比べてかなり高温の環境で、大陸全体に植物が生い茂り、今日のわたしたちが知っている、冷却効果を伴うはずの氷床は存在しなかったと考えられる。

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image by:Mt Bruce National Wildlife Centre / Wikimedia

 「調査前は、白亜紀の二酸化炭素濃度は一般的に、1000ppmほどだと考えられていました」ドイツ、ブレーメン大学地質学者のトルステン・ビッカートは説明する。

 「でも、わたしたちのモデルベースの実験では、当時の南極大陸の平均気温に達するには、二酸化炭素濃度は1120~1680ppmが必要です」

 この新たな発見には、まだまだ掘り下げなくてはならないことがたくさんあるが、少なくとも、恐竜が闊歩していた先史時代のCO2濃度と極地気候の間には深いつながりがあったことを十分に理解する助けになる。


An ancient Antarctic rainforest


現在の地球温暖化対策の参考に


 これは、現在、地球のCO2レベルがど急上昇している状況を考えると、地球の未来のために、重要な意味をもつ歴史の授業ともいえる。

 このままいくと、地球のもっとも寒冷な場所に再び森林が誕生し、世界地図が書き換えられてしまう恐れがあるというのだ。

 「すでに地球に起こっていたこのように極端な気候について、もっと詳しく調べる必要があります。この研究は、温室効果ガスがどのようなものだったのを、今のわたしたちにおしえてくれるはずですから」クラーゲスはそう語った。

この研究論文は『Nature』(4月1日)に公開されている。
Temperate rainforests near the South Pole during peak Cretaceous warmth
https://www.nature.com/articles/s41586-020-2148-5
References:sciencealert / interestingengineering/

☆地球の温暖化なんて全然たいしたことないねん!

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いつ食べたいかで方法を選べる。固いアボカドをやわらかくする5つの方法

2020年04月27日 | 世界びっくりニュース
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 体に良い食材として認知されるようになってから、日本でも手軽にスーパーなどで購入することができるアボカド。ちょうどいい感じに熟れたアボカドはほんとうにうまい。

 だが熟れ過ぎるとおいしさが半減するし、未熟なものは固くてとても食べられない。スーパーによっては熟れ度を表示してあるところもあるが、だいたいは固い状態のものが売られていて、都合良くちょうどいい頃合いのものに当たらないことも多い。

 だが、岩のように固いアボカドをうまいこと熟させるいくつかの方法があるという。ここではそのうちの5つを見ていくことにしよう。

1. アボカドをウールのソックスに入れる(24時間熟成)


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 これが効果てきめんなのだという。ウール100%のソックスにアボガドを入れればよい。なんと海外では、アボカド専用のソックスが販売されている。

 このアイディアは、カナダ・ブリティッシュコロンビア州バンクーバーでケータリング会社を経営していたダイアン・シャーウッドという女性が思いついたものだ。

 ワカモレ(アボカドディップ)を作るために、古いウールのソックスの中に固いアボカドを入れたところ熟成できることがわかったという。

 ウールのソックスの中にただアボカドを入れるだけで、およそ24時間でほどよい食べごろになるという。

 ウールには天然のラノリンが含まれており、適度な保温効果がアボカドを均一に熟成させるのだという。

 ウール100%のものならソックスじゃなくても古くなったセーターの袖の部分をカットして使ってもよいかもしれない。


2. 紙袋にバナナと一緒に入れておく(1~2日熟成)


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 紙袋もまず失敗はない。紙袋にバナナと一緒にアボカドを入れて、軽く口を閉めておくだけ。温かな場所(オーブンのそばなど)に置いておくと、1日か2日で食べごろになる。

3. 紙袋と小麦粉(24時間弱)


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 紙袋に普通の薄力小麦粉をいっぱい入れて、そこにアボカドを完全に埋没させるように入れるだけ。この方法だと、24時間かからずにアボカドを柔らかくできる。

4 アルミホイルを巻いてオーブンに入れる(10分)


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 アボカドをアルミホイルに包んで、90℃~100℃程度に熱したオーブンに10分入れるだけ。この方法は、エチレンガスを放出させるため、果物を早く柔らかくすることができる。


5. 半分にカットしてラップをかけずにレンジでチン(約1分)


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 アボカドを半分にカットしたら、カットした断面を下にして耐熱皿に置き、ラップをせずに600wで1分前後チンする。1個当たり1分前後の加熱で、皮目を押してみて柔らかくなっていたらOKだ。

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 他にも様々な方法があるが、どれくらい直ぐに食べたいかによって方法を選んでみると言い。

 アボカドが未熟なのか完熟なのかを見分けるには色と感触がポイントだ。

 未熟なものは、部分的に緑がかったところがあるが、完熟のものは全体的に色が黒っぽい。ヘタの部分を押してみて、まったくへこまないなら未熟、へこむなら完熟だ。

 アボカドの個体差を知り、対処することで、アボカドライフを充実させよう。

References:thedailymeal/

☆俺は刺身醤油をかけてトロの味にして食べるねん!

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2100年前に作られたデスマスクの謎。その中身は羊の頭蓋骨だった(ロシア)

2020年04月24日 | 世界びっくりニュース
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デスマスク
頭部像の中身は羊の頭蓋骨

 ロシア、シェスタコフスキーの埋葬地で見つかった2100年前のものと思われる、若い男性の頭部をかたどった粘土でできたデスマスク(頭部像)は、長い間、ロシアの考古学者たちの関心を惹きつけてきた。

 おそらく、生前はハンサムだったのだろう。このエレガントなデスマスクは、1968年、ロシアのハカシア共和国で、火葬された大勢の埋葬者の中から、アナトリー・マルティノフ教授によって発見されたものだ。

 当時のX線技術で調べたところ、粘土の頭部の中にある骨が異様なことがわかったが、それ以上のことはわからなかったが、ついにその謎が明らかとなった。

最近になって明らかとなったデスマスクの中身の謎


「頭蓋と小さな空洞がありましたが、人間の頭蓋の大きさとは一致しませんでした。遥かに小さかったのです」1971年にマルティノフ教授は語っている。

 当時の技術でこの頭部の謎を探るには解体しなければならない。それは古代の遺物を破壊することになるため、不可能だと思われた。

 それからおよそ40年後、再び研究者たちが、タガール文化(シベリア南部で紀元前7世紀から3世紀にかけて栄えた考古学的文化)の流れをくむこのデスマスクの謎に光を当てた。

 この文化は、凝った葬送の儀式を行ったことが知られている。例えば、地中に掘った大きな穴に200体もの遺体を並べて火をかけ、葬儀を行ったりしたのだ。

 研究者のエルガ・ファデツカヤ氏が頭部を詳しく調べた。頭部は粘土で覆われ、新たな顔が作られていて、さらにギプスに包まれていた。

 頭部の中には、レントゲンではやけに小さく見えたが、当然、人間の頭蓋骨があると思われた。しかし、実はそうではなかった。中にあったのは羊の頭蓋骨だったのだ。

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内部には羊の頭蓋骨が入っていた

デスマスクの中身は羊の頭蓋骨


 研究を進めたのは、考古学民族誌研究所のナタリヤ・ポロスマク博士と、原子物理学研究所のコンスタンチン・クーパー博士。両研究所ともノボシビルスクにある、ロシア科学アカデミー、シベリア支部の一部だ。

 「ナタリアと一緒に仕事をしていたとき、彼女からこの頭部の中を見ることはできなかったけれど、なにかがおかしいので調べてみてはと言われました」クーパー博士は言う。

「中は人間の頭蓋だと思っていましたが、そうではなく、羊の頭蓋だったことがわかって、当然のことながら驚きました」

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なぜ羊の骨を埋め込んだのか?


 なぜ、古代人たちは、デスマスクに羊の骨を埋め込んだのだろうか?

 ポロスマク博士は、いくつかの仮説をあげているが、これまでのところ、ほかに例のない唯一のケースなので、どんな説明をつけても、間違いなく独特な要素であることと、偶然の産物である要素が共についてまわるだろうことを認めている。

 ポロスマク博士は、タガールの人々が、遺体そのものが見つかっていないこの男性を埋葬するために、このような特殊な方法をとったのかもしれないと考えている。

 この男性は、タイガで迷ったか、溺れたか、見知らぬ土地で行方不明になって亡くなったた可能性があると、彼女は推測する。

 遺体がないため、動物をその身代わりとして置き換え、この男性の魂に形を与えて、仲間である大勢の人間の遺体と一緒にあの世へ送ったのだ、というのだ。

遺体が見つからず、家に帰ってこられなかった人間の、死後の世界を保証する唯一の方法だったに違いありません。

死者を記念する慰霊碑のような埋葬の形はたくさん知られています。つまり、そこに遺体はないけれど、象徴的なものに置き換えて死者を悼むといったやり方です。その身代わりになるものに、動物が使われた可能性はありました

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 また、別の仮説は、亡くなったこの男性に新しい状態で、新たな人生を始めるチャンスを与えるための、疑似埋葬だった可能性だ。

「なんらかの理由で死んでしまった生身の人間ではなく、動物、ここでは人間に扮した羊が捧げられた」のではという。

 ひとつはっきりしていることは、古代の人々にとって、羊はかなり重要な意味があったということだ。

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羊はかつて崇拝されていた生き物だった


 人の姿を表わした粘土像の中に隠された羊の頭蓋は、なにを語っているのだろうか? それは単にたまたまのことだったのか、それとも羊が古代の歴史における主役だったからなのか?

 どうやら、後者の仮説が正しいようだ。羊は大昔、もっとも崇拝された生き物のひとつだった。そもそも、エジプトの神クネムは、雄羊を表わしていたのだ(のちに、羊の頭をもつ人間として描かれた)。

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古代人の埋葬儀式に関する考察


 ファデツカヤ博士は、テシンスク時代の古代人の精巧な埋葬儀式についての自著『TheAncient Yenisei Masks from Siberia』の中で、3つ目の仮説をあげている。

 ほかの考古学者の研究に基づいたものだが、法医学の専門家からも興味深い意見があった。

 ファデツカヤ博士は、埋葬儀式には2段階のステップがあったと考えている。まずは遺体を石棺に納め、それを浅く掘った墓もしくは石を積み上げた墓に何年間か埋葬した。目的は部分的にミイラ化させることだ。皮膚の組織は腐敗するが、腱や脊髄はかなり長く残る。骨はそのまま取り除いて、小さな枝でくくる。

 頭蓋骨に穴があけられ、残っている脳が掻き出される。それから骨を人形のように組み立て、草でくるみ、革や樺の樹皮で覆う。そして、頭蓋に顔を再生したという。

 鼻の穴、眼窩、口には粘土が詰められ、頭蓋全体に粘土をはりつけて、死者の顔に必ずしも似ていないが、人間の顔を作る。

 この粘土の顔は、たいてい薄いギプスの層で覆われ、飾りがペイントされることもあった。

 こうして、マスクをつけたこのミイラは、より盛大な二度目の葬儀を待っていた遺族のもとに帰って来る。ここまで数年かかることもあるため、ギプスを修復したり、装飾が塗り直された痕跡もある。

ミイラによっては、とても長い年月を待つことになるものもありました。その間に朽ちてしまい、残った頭だけが埋葬されたこともあったでしょう。頭部すら残らない場合は、死者全体の像を造り直さなくてはならなかったのです


それでも謎は残されたまま


 しかし、2度の葬儀の間の数十年間に、失われたり破壊されてしまったこのミイラ人形の本物の人間の頭蓋骨の代わりに、羊の骨が使われたこのケースはまるで謎だという。

 埋葬地の大きな穴は、2度目の盛大な葬儀のために掘られたものという。

 大きな埋葬穴に丸太小屋が建てられ、樺の樹脂や織物で覆われた。この小屋の中に、多くの人間の遺体が置かれ、そこに火がかけられた。小屋は燃え、屋根も崩れ落ち、そこに芝や土がかけられ、土手のようにした。遺体の数は、せいぜい15体程度のときもあれば、数百体になる場合もあった。

 将来、このデスマスクをもっと詳しく調べることができる技術が出てくれば、この変わった発見の秘密をさらに解き明かすことができるようになるだろう。


☆エジプトの絵は羊だったのか!

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アインシュタインは正しかった。一般相対性理論が予測した通りの星とブラックホールのダンスが確認される(ドイツ研究)

2020年04月22日 | 世界びっくりニュース
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アインシュタイン
アインシュタインの正しさが証明される

 チリ、アタカマ砂漠にあるヨーロッパ南天天文台の超大型望遠鏡VLTは、そのファーストライトから20年以上をかけた観測の末に、天の川の中心にある超大質量ブラックホールとその周囲にある恒星がダンスをする姿を明らかにしたという。

 その恒星「S2」の軌道は、まるで宇宙に花弁でも描いているかのようなロマンチックなものだった。そして同時にアインシュタインの一般相対性理論から導き出される予言の正しさを裏付けていたという。

 「一般相対性理論の予言によれば、ある天体が別の天体を周回する束縛軌道は、ニュートン力学が述べるようには閉じておらず、公転面で歳差運動をしています」と、マックス・プランク地球外物理学研究所(ドイツ)のラインハルト・ゲンツェル氏は話す。

 この有名な予言は、まず太陽を公転する水星の軌道で発見され、それが一般相対性理論の正しさを裏付ける最初の証拠となった。

 「それから100年後、同じ効果が、天の川の中心にあるコンパクトな電波源いて座A*を周回する恒星の軌道で検出されました。」

Detection of the Schwarzschild precession in the orbit of the star
S2 near the Galactic centre massive black hole
https://www.eso.org/public/archives/releases/sciencepapers/

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image by:L. Calcada/ESO

一般相対性理論の正しさを検証する3つのテスト


 アインシュタインが一般相対性理論を考案したとき、その正しさを証明する方法として3つのテストを提唱した。

 1つ目は、太陽による光の偏向の観測だ。一般相対性理論によれば、大きな質量を持つ天体は時空を歪めるので、そのそばを通過する光は曲がって進むはずだった。これは1919年の日食で確認され、アインシュタインは一躍時の人となった。

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水星の近日点歳差運動 / Rainer Zenz/Wikimedia Commons

 2つ目は、強力な重力場における光の重力赤方偏移の観測だ。重力赤方偏移とは、重力の影響で光の波長が赤に近い方にズレる現象で、音でいうドップラー効果と似たようなもの。これは1954年に白色矮星の光で確認されている。

 そして3つ目は、水星の公転軌道が歳差運動であるという観測だ。

 歳差運動とは、ちょうどコマのように、回転軸が円を描くように振れる運動のことだ。

 水星の軌道は、一見したところ楕円のようでありながら、実際は近日点(太陽に一番近づく点)が少しずつズレており、歳差運動をしているように見える。このために、水星の公転軌道は19世紀の天文学者にとって大きな謎であった。

 19世紀の数学者ユルバン・ルヴェリエは、ニュートン力学にしたがい水星の軌道を計算しようと試みて失敗。結局、計算結果と観測された水星軌道とのズレは、未知の惑星バルカンが存在するためであると主張した(なお、彼は同様の手法で、まだ未発見だった海王星の存在を予測している)。

 しかしバルカンが実際に観測されることはなく、ついにニュートン力学が不完全であると唱えるアインシュタインが登場したのである。彼の一般相対性理論ならば、不可思議な水星の軌道を完璧に説明することができた。

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ESO/L.Calcada/spaceengine.org

超大質量ブラックホールを周回する恒星の歳差運動


 このように一般相対性理論は、これまで幾度もその正しさの検証をパスしてきたのだが、天文学者は相変わらずその検証を続けている。

 なぜなら、太陽系の外側にはまた違った環境が存在するかもしれないからだ。たとえば、超大質量ブラックホールが作り出す激烈な重力の中では、物理法則はまた違ったものになるかもしれない。そして、いて座A*とその200億キロ圏内にまで接近するS2は、それを調べる格好の実験場だった。

 1998年のファーストライト以来、S2の観測を行ってきたVLTだが、2018年にその重力赤方偏移を観測。赤外線を利用した観測によれば、光の波長がズレる様子は、一般相対性理論が予測したものとぴったり一致していたという。

 さらに330以上の観測データに基づき、S2の軌道を正確にマップ化することにも成功した。その結果もやはり、相対性理論の予測通り、S2がブラックホールに接近するたびに、重力の影響でわずかに軌道がズレていることを示唆していた。

 S2はいて座A*を16年かけて1周しているが、その軌道はまるで花弁を描いているようだ。

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天の川の中心にある超大質量ブラックホールを周回するS2の軌道イメージ。ブラックホールに接近するとその重力によって、S2の輝きは赤色寄りに偏移する。
image credit:ESO/M.Kornmesser

次世代望遠鏡の登場に期待


 今後の研究は、2025年からの運用が予定される次世代超大型望遠鏡E-ELTにバトンタッチされていくとのこと。

 「運が良ければ、ブラックホールの自転すら感じられるくらい大きく接近した星を捕捉できるかもしれません」と、ケルン大学(ドイツ)のアンドレアス・エッカルト氏は語っている。

 これができれば、いて座A*の自転と質量を計測し、さらにその周辺の時空まで定義できるようになるという。

 「それはまた違ったレベルでの相対性理論の検証になることでしょう。」

 この研究は『Astronomy and Astrophysics』(4月16日付)に掲載された。

References:arstechnica / sciencedaily / sciencenews/

☆アインシュタインは話題が尽きんねぇ・・・!

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あなたの見ている色は本当にその色なのか?視覚に関する12のトリビア

2020年04月20日 | 世界びっくりニュース
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 つい最近、世界中を巻き込んでのドレスの色の見え方についての議論が繰り広げられていたことは記憶に新しいかと思う。だが、ここにあげる12の事実を見ていくと、「本当の色ってなんだよ?」、そもそも本当の色とか真実の色なんか存在しないんじゃないかと思ってしまうかもしれない。だって生物はみんな違ってそれぞれの色を見ているのだから。

1. ほとんどの人間は虹の7色と呼ばれる、可視スペクトルの範囲でものを見ている2
 これは大抵の人は3色型色覚であるからだ。つまり、目に3種類の錐体細胞があり、これによって緑、青、赤を見ているということだ。
 

2. だが中には色弱の人もいて、こんな世界で暮らしている

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 上の画像は2秒おきに一般の見え方と、色弱の人のビジョンに切り替わる。世界的に見ると男性の8パーセント、女性の1パーセントが色盲だと言われている。代表的な色盲である赤色覚異常の人は、赤色錐体が欠けており、上記画像のように何もかもがオリーブ色に見える。


3. 犬も色を認識している。

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 2秒おきに犬ビジョンに切り替わるが、これをみてもわかるように犬は完全なるモノクロの世界を見ているわけではない。犬は大抵の哺乳類(人間などの霊長類を除く)と同様に2色型色覚を持っている。赤色錐体がないため、色弱の人間と同じように見えているようだ。


4. ちなみに猫は不明瞭で、色に乏しい世界を見ると言われている。

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 こちらも2秒おきに猫ビジョンと人間ビジョンが切り替わる画像だ。猫は3色型色覚を持つという説もあるが、それでも猫は犬と同じような世界を見ている。


5.赤が見えないとはいえ、猫は人間よりも夜目が利く

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 哺乳類は進化の初期においては夜行性だった。これが、ほとんどの哺乳類が2色型色覚である理由だ。


6. 牛も2色型色覚なので赤が見えない

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 赤が牛を興奮させるというのは根も葉もない嘘だ。おそらくは大勢の観衆がいる中、目の前で布をひらひらされるものだから、頭にきているのだろう。


7. 人間が赤を見られるようになったのは、狩猟採集生活が原因かもしれない

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 赤は果実が熟したことを知らせるサインであるため、非常に重要だ。だから、初期の霊長類は緑の森林の中で明るく色づいた果実を見つけることができた。


8. ミツバチは紫外線が見える

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 これは花の種類を識別するうえで役立つ。しかし、牛と同様、ミツバチにも赤は見えない。どうやら、動物界では一般的なことのようだ。


9. 鳥類、爬虫類、魚類にも紫外線が見えている

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 こうした動物たちは4色型色覚の持ち主で、4つめの錐体がある。残念なことに、それがどのような世界なのか我々には想像もできない。これにはオシッコ(真面目な話だ)が見えたりと様々な利点がある。例えば鷹は、尿の跡を辿ってげっ歯類を発見できる。また、繁殖でも役立ち、メスのキンカチョウは紫外線を反射する羽の色から交配相手を選ぶ。


10. 恐竜にも紫外線が見えた

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 おそらく、これがティラノサウルスが飛べもしないのに羽毛を進化させた理由だろう。鳥のように、恐竜もまた羽毛の色とパターンでコミュニケーションを図り、交配相手を選ぶことができたのだ。


11. だが、シャコ目の生物はまったく違う見方で色を見ている

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 シャコ目の連中は目の中に12種類の錐体を持つ。理論的には、彼らは地球の生物の誰よりも色鮮やかな世界に住んでいるはずなのだが、色彩の解読が非常に苦手なようだ。だが、基本的に我々には彼らの見ている世界を窺い知ることができない。なお、その優しげでキュートな虹色の姿とは裏腹に、爪で水槽のガラスすら割ってしまえる程の危険な捕食者である。


12. 1億色が見えるという人間の記録もある

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 コンセッタ・アンティコさんは、鳥のような4色型色覚の持ち主であると言われるビジュアル・アーティストだ。3色型色覚が増大しただけの可能性もまだあるが、遺伝子の検査では陽性であった。アンティコさんの話では、彼女には色の中に色が見えるという。黒色の中にエメラルド、青、スミレ色が見える。雪はパステルカラーの集まりだ。さらに、他人の肌の色から病気かどうかを判断することもできるそうだ。そうした人たちの皮膚はグレー、黄、緑に変わってしまうらしい。だが、困ったこともある。ニキビがカラフルなベスビオ火山のように見えて、非常に気になるのだとか。

via:buzzfeed

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