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中国には、偽ブランドバッグや時計、海賊盤DVDなど、様々なコピー商品が出回っているのは世界中に知れ渡っている。なので別に目新しくもなんでもない話題なのだが、国家はこれを率先してこれを推しすすめ、いかに本物そっくりの偽物を作れるか、その限界に挑戦しているかのように見えるのは興味深い。今や国民も「だって中国だもの。しょうがない」と自虐的にその存在を認めている。ここでは、まず普通では考えられない中国の9つのコピービジネス(商品)が海外サイトで特集されていたのでみていくことにしよう。
1.偽領収書
どうして、みんな偽の領収書を欲しがるのだろう? 税金を少しでも安くする為、もしくは会社から経費として、その費用を請求する為だ。この偽領収書ビジネスは中国では大きなビジネスになっている。例えば、製薬会社のグラクソスミスクラインの従業員は、何年も600万ドル分(約5億8500万円)の偽領収書を提出していたという。旅費の領収書でもなんでも、お望みの偽領収書を受け取ることができる。領収書をでっちあげるビジネスは、手軽に利用でき、特別割引まであり、現物は即日配達で受け取ることができる。もうこれは完全にサービス業だ。
2.偽ビジネスマン(白人のホワイトワーカー)
ライターのミッチ・モクスレーは、北京で友だちの友だちだという人物から、おいしい取引を持ちかけられた。スーツを着て、何度か握手すれば、金が稼げるというのだ。あとは中国人がコントロールするという。モクスレーはしゃれたホテルでワインと食事をとり、一週間で1000ドルもらった。彼はありのままの彼でいればよかった。そう、ネクタイを締めた白人でいればよかったのだ。
中国では、低賃金で働く国外在住者にとって儲かる仕掛けなのだ。映画界で働く友人の白人アメリカ人は、カナダの会社の代表のふりをして、低炭素の未来を推し進めるスピーチをして金を稼いだという。また、上海に飛んで季節の贈答品のバイヤーのふりをした者もいる。偽ビジネスマンを使うのは、中国の企業が欲しがるイメージ、特にコネのイメージをでっちあげるひとつの方法だ。上等なスーツを着た白人は、会社の顔になるからだ。
3.偽アップルストア
Fake Apple Store
昆明のアップルストアは、まさにアップルそっくりだ。ぴかぴかのiPadが規制緩和論者のブナ材のテーブルに置いてあり、斬新なマーケッティンググラフィックや、青いシャツを着た熱心な従業員があなたに最新の機器を紹介してくれる。しかし、なにかどこかが違う。確かにアップルの製品は本物だが、ストアはまったくのフェイクなのだ。驚きなのは、そのそっくり度のレベルだ。従業員ですら、本当にアップルの店で働いていると信じ込んでいたのだ。
4.偽イケアストア
アップルストアは小規模だから、真似しやすいと思うかもしれない。しかし、スウェーデンの家具大手イケアはどうだろう? 倉庫スタイルのこの会社のストアは、とても巨大でそっくりコピーするのはとても不可能だろう。とんでもない! コピーを作ることにかけては、中国で不可能という文字はないのだ。
11ファーニチャーは、イケアの製品だけでなく、そのトレードマークであるブルーとイエローのカラースキームまでコピーして、10万平方フィートの倉庫にショールーム、カフェテリアスタイルのレストランまで備えている。だが、発音しにくいスウェーデン名の製品は置いていない。
5.偽銀行
偽ストアなど、まだかわいいものだ。偽の銀行まである。コメの取引業者リン・チュンピンは無名のビジネスマンだったが、アメリカのデラウェアに本拠を置くアトランティック銀行を6000万ドルで買収したと報道され、一躍有名になった。
彼曰く、2年の歳月を費やしてユダヤ人から買収交渉をしたという。ユダヤ人は中国人にとって優れたビジネススキルをもつ尊敬すべき存在で、そのユダヤ人を出し抜いたというのだ。リンの故郷は彼に要職を与え、人々は彼のことを伝説のビジネスマンと呼ぶようになった。ところが、アトランティックバンクなる銀行は、アメリカのどこにも存在しなかった。リンは詐欺罪で逮捕され、政治の要職も剥奪された。
6.偽大学
まるで本物そっくりに見え、雰囲気もばっちり。まさに大学そのもの。こんなものをどうやってでっちあげる? 中国ではできるのだ。済南タイムズによれば、当の学生たちは、四年間通っていた大学がニセモノだったことに、卒業前日まで気づかなかったという。
Zhao Lianshanという男が、ある高校に山東軽工業大学への入学志願書を送った。学校は実在するが、願書はニセモノだった。Zhaoは大学から教室を借りて講師を雇い、ウソの授業を始めた。この芝居は四年間続き、正式に大学に在籍登録されていない学生たちが卒業証書をもらえないことに気づいて、初めてこの詐欺が発覚した。
7.偽ポリスアカデミー
不正なコピー商品を摘発するために新人警官を訓練するポリスアカデミーが、実はニセモノだったという嘘のようなホントの話がある。Wei Zhenhaiという男が、おとり捜査員の前で自慢げにこの話をしたため、すぐに御用となった。
8.ニセモノ博物館
ニセモノを展示した博物館があるのは、中国だけ。Jibaozhaiミュージアムは、数年前に980万ドルをかけて大々的にオープンした。12の展示室は、上の写真のようなユニークな工芸品でいっぱいだ。これは17世紀の清王朝の花瓶だとされているが、驚くことに現代のマンガのキャラクターが装飾されている。
館長のWei Yingjunは、確かに正式な開館許可は得ていないが、展示品4万点の中の80点は少なくともホンモノだと胸を張る。ホンモノ度0.2%という驚くべき事実! それでもオーナーのWang Zonquanは、展示物がホンモノかニセモノかなんて、神だって知らないだろう、と自信満々だ。
9.死まで偽装
湖北省に住む男が、ある搾取計画をたてた。自分の死を偽装して、友人たちにシートで覆った自分の“死体”を運んで町をパレードしてもらい、省の職員に暴行されて死んだと主張して、賠償金を要求するというもの。しかし、その日は(本当に)死にそうなほどのすさまじい暑さだった。死んだはずの男は、暑さに耐えられなくなって起き上がり、すぐに水を飲んだという。
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neatorama
最近では河南省の動物園で大型犬「チベタン・マスティフ」を「アフリカライオン」として展示していたことが判明して話題を呼んでいたね。来場者の女性が、ライオンの檻に近づいたところワンワンとほえたことで判明したんだそうだ。さらにこの動物園では、他にもヒョウのおりにキツネがいたり、ヘビのおりにネズミがいたりしたという。
中国・河南省の動物園、毛深い大型犬を「ライオン」として展示
☆あんな国は、滅びてしまえばいいんじゃ!
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