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ギザの大ピラミットの中に未知の空洞を発見。隠し部屋が存在するのか?

2016年10月31日 | 世界びっくりニュース
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 ピラミッド内部を研究しているスキャン・ピラミッド・プロジェクトの研究チームが、エジプト、ギザの大ピラミッドにこれまで知られていなかった空間、あるいは空洞を発見したと発表した。このニュースを受け、世界中のメディアが隠された墓所あるいは隠し部屋の可能性があると報じた。
 
 果たしてこの空洞は知られざる隠し部屋だったのだろうか?

 エジプトの元考古庁長官でもあるエジプト学の権威ザヒ・ハワスを含めた一部の専門家らは、どの程度の広さの空洞なのかを正確に把握できておらず、隠し部屋が存在しているかどうかは現時点ではわからないと話す。

 4,500年前にクフ王によって建設された大ピラミッドは、エジプト最大の建造物であり、ギザの三大ピラミッドの一つである。

 建設当初は高さ146メートルであったが、天候や盗掘によって、現在では138メートルとなっている。古代人によって「世界の不思議」と評された大ピラミッドは、14世紀にイングランドでリンカン大聖堂が建てられるまでは世界最高の建築物であった。

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ピラミッド内に未知の空洞を2つ発見

 10月15日、スキャン・ピラミッド・プロジェクトが、ギザの大ピラミッドの中でこれまで知られていない空間か空洞が二つ発見されたと発表した。同プロジェクトには複数の大学、研究機関、企業が参加する。
 
 声明によると、空洞の一つはピラミッドの北に面する、逆V字デザインの四つのブロックが見える場所の後ろにあるという。

 逆V字デザインは古代において化粧石に覆われていたため見えなかったが、数世紀前に剥がされたために現在では露出している。もう一つの空洞は、ピラミッド北東の角、地上から105メートルの場所で見つかった。

 空洞の発見にはミュオグラフィというミューオン(地球に降り注ぐ宇宙線の主要な構成要素である素粒子)の密度を測定する技法が用いられた。

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 「ミューオンは光に近い速度で毎分あたり10,000個/m2ほど地球に恒久的に到達します。その発生源は、宇宙線と大気上層の原子との干渉です」とプレスリリースにはある。また、石に吸収されるまで数百メートル進むことができる。

 ミューオンは空洞内を簡単に通過することができるが、密度の高い物質に当たると吸収されたり、屈折したりする。こうした変化を測定することで、隠された場所を調査することができる。ただし、これを測定するには非常に精密な測定器とデータの蓄積が必要となる。

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空洞の大きさに確証がもてず。更なる調査が必要

 しかし、エジプト考古庁に任命されプロジェクトチームの監督にあたったチームは、ある程度の大きさの空間ないしは空洞が発見されたのかどうか確信が持てないと話す。このチームは元考古庁長官のザヒ・ハワスがリーダーを務め、経験豊富なエジプト学者数人が参加する。

 同チームが考古庁を通して発表した声明によると、さらなる調査が必要であるという。彼らはプロジェクトを延長し、より多くのデータを収集することを提案。また「空間」や「空洞」という用語の代わりに「異常」という語を使用している。

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これまでに考えられていたギザのピラミッドの構造

 ハワスの話では、今回の発見は大ピラミッドに使用される石の大きさが不揃いであることが原因かもしれないそうだ。したがって、必ずしもきちんとした空間があることを意味しない。

 「ピラミッドの中心部には大小の石が使用されており、そこかしこに隙間ができます」とハワス。以上の大きさと機能を明らかにするため、今後の調査が必要になるという。

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苦い教訓

 実はエジプト考古庁はある失敗を受けて、経験豊富なエジプト学者のチームにプロジェクトを監視させることを決定していた。それは昨年のことで、ニコラス・リーブスというエジプト学者が、ツタンカーメンの王墓で隠しドアの後ろにネフェルティティ王妃の墓を発見したと主張したことだった。
 
 この発表はメディアを大いに賑わせたが、調査に参加していない専門家からは懐疑的な声も上がっていた。そして、今年初めに詳細な調査が行われた結果、実は間違いであったことが判明している。

 しかし、そのときすでにエジプト考古庁も観光庁も隠し部屋が存在し、それがネフェルティティ王妃の墓である可能性は高いと正式に声明を出していた。間違いが判明したことで、考古庁は前言撤回を強いられるととになった。

 この時の教訓をふまえ、今回は慎重にならざるを得ないといったところだろう。

 でも本当に隠し部屋が存在してたら、それはそれでロマンだよなー。って思うから余計に信じたくなっちゃうんだよね。更なる研究結果を待ってみたい。

☆なんや、間違いかいな!

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世界の様々なギャングが執り行う身の毛もよだつ14の儀式

2016年10月28日 | 世界びっくりニュース
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 ギャングは「暴力的な犯罪集団」を意味する。アメリカの禁酒法時代に、暴力的犯罪者集団を特に「ギャング」と呼ぶようになり、以降現代で使われる暴力的犯罪集団の意味が強くなった。

 一口にギャングといっても様々だ。秘密主義的なギャングもいれば、武闘派ギャングもいる。また、その本気度の度合いも異なる。シリアスなギャングの中には容易ならざる儀式を通過しなければ入団を認めないものもある。海外サイトにて、現在でも行われている世界のギャングの身も毛もよだつ儀式がまとめられた。こういったランキング常連の日本のヤクザも登場する。

14. KKK:十字架を燃やす儀式

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 クー・クラックス・クラン(KKK)は世界的にもっとも有名なギャングの一つだ。白人至上主義を掲げ、特にアフリカ系アメリカ人を敵視する。その悪名高い儀式が十字架を燃やす儀式だ。KKKはそれを”光を灯す”儀式だとしている。

 このリストの中では大したことないように思えるが、その背後にある思想はそうではない。KKKは燃える十字架を脅迫手段として用いてきたからだ。彼らはこれをアメリカを浄化するものと信じているのだ。


13. ヘルズエンジェルズ:糞尿洗礼

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 史上もっとも悪名高い暴走族として知られているヘルズエンジェルズはかなり奇妙な入団儀式を行う。凄まじい暴力を行使する代わりに、新入りに新品のジーンズとヘルズエンジェルズのベストを着させて椅子に座らせ、メンバーが囲み……

 そして糞尿をぶっかけるのだ。もう一度言おう、糞と尿をだ。この不適切な排泄物に適切に覆われた新入りは、その日をぐっちょりと汚れた格好で過ごさなければならない。洗濯や着替えは厳禁だ。これに耐えれば、晴れてヘルズエンジェルへの入団が認められる。


12. MS-13:飛び込み

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 「飛び込め!」と聞こえてきたら、普通は海に、プールにという意味だ。それなら楽しいだろう。だが、MS-13のメンバーが「飛び込め!(Jump in)」と叫んでいたら、それは楽しくない。MS-13において、飛び込むとはひどく殴るということだ。

 MS-13は正式名称をマラ・サルバトルチャという。エルサルバドルで結成されたこのギャングは、今や北アメリカにも勢力を拡大させている。

 MS-13に入るためには、飛び込んでもらう必要がある。つまりメンバーは新米をボコボコに殴ろうとする。そして生きていれば入団を許される。だが、意識がなくなるまで殴られることもそう珍しくはない。女性の場合は、殴られる代わりに、メンバーと性的な関係を結ぶという手もある。


11. ジャンキーファンキーキッズ:人間通路

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 南アフリカのギャングの入団儀式はストレートな手法をとる。メンバーは向かい合って2列に並ぶ。仲間になりたい者は、この人間の通路を通り抜けなければならない。列を作るメンバーは各々が棍棒、鉄の棒、ベルト、バットといった絶対に当たりたくない凶器を持っている。あるいは、2分間の袋叩きに耐えるというやり方もある。こちらも構成員は武装している。構成員のほとんどが若いうちに勧誘されるのだから、哀れとしか言いようがない。


10. ナンバーズギャング:看守を襲撃

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 ナンバーズギャングは囚人によって組織されたギャングで、26、27、28という3つの分派がある。入団儀式はまず質問から始まる。正しく答えたら、看守を襲撃しなくてはならない。当然報復を受けるがそれにも耐える。が、条件がある。その間、音を立ててはいけないということだ。

 警棒で殴打されるときでもぐっと声を堪えなければならない。27のような分派なら、手作りのナイフで看守を刺すことが要求されるかもしれない。監獄など行かないに越したことはない。


9. 台東シンジケート:爆竹攻撃に一番耐えられたものがボス

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 台湾には「炸寒單」というランタン祭りがある。台湾で寒單爺と呼ばれる趙公明は、財神である。伝説によれば、非常に寒がりであるらしく、祭りでは趙公明を演じる人に爆竹を投げつけて温めるという催しが行われる。爆竹が多いほど、それだけ金運に恵まれると言い伝えられる。

 70年代や80年代では、犯罪組織のボス候補がこの趙公明を演じるようになった。彼らは胸を露出させ、物の上に立ち上がり、観衆は演者に向かって爆竹を投げつけた。これに一番長く耐えた者が次のボスとなる。これを知った警察によって80年代半ばに廃止された。今で犯罪組織の影響のない伝統的な催しものとして、炸寒單が催されている。


8. 三合会:血を飲む儀式

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 中国裏社会を牛耳る三合会は、その伝統と入会の儀式を厳格に扱っている。しかし、より凝った儀式の多くは、警察の捜査によって中断を余儀なくされてきた。だが、今でも廃れていない儀式の一つに血を飲む儀式がある。

 かつて、入会を希望する者は、自分の血液をボウルに溜め、それに他の入会希望者の血を混ぜたうえで飲み干さねばならなかった。しかし、これはHIVなどの病気が感染する恐れがあるために、最近では自分の血液だけでいいようだ。


7. ブラッド:他人の顔を切りつける

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 ブラッドへの入団儀式では、赤の他人の顔を切りつけなければならない。これは刑務所の内外で行われている。刑務所の外では新メンバー2人にカミソリを持たせ、無関係の人間を狙わせるのが普通だ。刑務所内では”013”と呼ばれており、カッターやカミソリなど、監獄内で入手可能な刃物を利用する。切りつける際は確実に傷が残るように行う。ひどいときには一月で100人以上が切られることもあった。

6. ラテンキングズ:殺人の片棒を担ぐ

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 ラテンキングズはシカゴで結成され、半世紀のうちに各所に広まった。アメリカではもっとも危険なギャングの一つである。テロリストとつながりがあるとされ、軍で盗難された武器を所持てしていることでも知られる。

 入団の儀式では、新メンバーに抗争関係にあるギャングスター・ディサイプルズのメンバーを探させる。それと思わしき人物がいたら、ギャングスター・ディサイプルズ特有の手信号を送る。これに反応したら、ラテンキングズの仲間が車で近寄って銃撃を加える。入団するには殺人の片棒を担がなければならないのだ。


5. ヤクザ:指つめ

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 日本のヤクザは、失態を償う手段として指詰めを行う。心からの謝罪であるとともに、失態に対する罰でもある。指詰めとは指の切断だ。失態一つは指の関節一つに相当する。左の小指がなくなってしまえば、今度は右の小指まで切り落とさなければならなくなる。


4. アーリアン・ブラザーフッド:殺人

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 アメリカの刑務所内を本拠地とするギャングで、所内で男娼行為、嘱託殺人、麻薬の密売など、ありとあらゆる犯罪行為を行っている。FBIによれば、連邦刑務所内で発生する殺人事件の30パーセントに関与しているという。

 殺人などまるで意に介さない彼らが新メンバーに求めるのは殺人だ。敵対するギャングのメンバー以外にも、刑務所の職員も標的とされることがある。刑務所内における彼らの数はそれほど多い部類ではないが、その活動ははっきりと目立つ。少数であるがゆえに、その危険さを周知させる必要があるのだろう。多くのギャングと同じように、メンバーはその証である刺青をしている。


3. マックボーラーブリムズ:飛び込み&殺人

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 ブラッドとも関連があるマックボーラーブリムズであるが、その入団儀式はさらに暴力的で危険なものだ。そのメンバーは若いうちから入団している。

 一般的なのは、MS-13の項でも述べた飛び込みだ。メンバーは新入りの元へ赴き、決まった時間だけ殴り続ける。また、殺人を犯すよう要求されることもある。よく知られている事件だが、14歳の少年が入団のために殺人を命じられたことがあった。彼はこれに失敗したのだが、のちに警察に撃たれてしまった。


2. ロトギャング:遺体の切断シーンを見続ける

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 南アフリカを拠点とするギャング。他のギャングの入団儀式とは異なり、新入りが暴力を行う必要はない。代わりに、彼らは遺体の切断シーンを見続けなければならない。

 自分で暴力行為を行うよりはましと思うかもしれないが、ここでは何一つ隠されることがない。遺体を切り開き、それぞれの部位を切除し、内臓を引きずり出す。遺体に蹴りを加え、唾を吐きかける。こうした行為に新メンバーは参加する必要はないが、一部始終を見続けなければならない。

 ある新入りは全く違う体験をすると告げられたそうだ。しかし、あまりにも予想外の行為に警察に洗いざらい白状してしまった。これがロトギャングの一斉検挙につながった。


1. ナイツ・テンプラー・カルテル:子供の心臓を食べる

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 このギャングは臓器の密売を牛耳っていると考えられている。大人も子供も区別なく、人を誘拐し、その内臓をブラックマーケットに流す。最近、その行為について警察にタレコミがあった。彼らは子供の心臓を食べるというのだ。学校帰りの子供を誘拐して、冷蔵トラックに押し込め、体を切断して売買用の臓器を取り出した後、その心臓を食べるというのだ。本当ならかなり心臓に悪い話だ。

via:The 15 Most Gruesome Gang Rituals Ever

☆いまだにこんなこと、してんのかいな?

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なんでそうなった?割とマジで見た目がヤバイ、だけどすごく面白い10のキノコ・菌類

2016年10月26日 | 世界びっくりニュース
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 菌類はある意味アウトローであり動物や植物という分類からはみ出してしまっている感がある。遺伝子的には植物よりも動物にずっと近いのだが、長い間植物と考えられてきた。細胞の構造や生態もまたユニークで、完全に独自の界に属している。

 彼らは進化によって奇妙な姿へと変貌を遂げた。ここで紹介するのは、その中でも奇妙な10種の菌類だ。キノコのおいしい季節だが、これらの菌類を食べようという勇気はあまり湧いてこないかもしれない。

10. 死人の指(学名:Xylaria polymorpha)

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 年の大半を地中で過ごす菌類は多い。それを見ることができるのは、胞子を作る部分を地上に突き出したときだけだ。菌類が子孫を撒き散らすための手段がキノコである。だが、どの菌類でもキノコを作るわけではない。

 節くれだった黒い構造をにょっきりと突き出すマメザヤタケには英名で”死人の指”という別名がある。言い得て妙だろう。まるで地中から這い上がろうともがきながら命を落とした死者の指のようだからだ。黒い表面は胞子を作る部分で、地中にある腐った植物の上に生えている。


9. 悪魔の歯(学名:Hydnellum peckii)

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 学名のヒドネルム・ペッキー(Hydnellum peckii)よりは、“血を流す歯”、”苺クリーム”、”赤い分泌液の歯”、”悪魔の歯”と呼ばれることがほとんどだ。どれもそのショッキングな外見を表したものだ。その傘の上部から鮮やかな赤い液体がにじんでいる。

 マツの根に取り付き、土壌からの栄養取得を助ける。これはよくある戦略で、菌類と共生関係にある植物は多い。菌類は根よりもうまく土壌に入り込むことができるからだ。菌類は植物から糖を得る代わりに、宿主にミネラルを与える。

 血のような物質ができる理由は定かではない。液体の解析からは、それがアトロメンチンという抗凝固作用のある化学物質を含んでいることが明らかとなっている。つまり悪魔の歯はあなたを出血させることが得意かもしれないということだ。


8. スッポンタケ(学名:Phallus impudicus)

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 学名のPhallus impudicusはラテン語で”恥知らずな男根”を意味する。地中の”卵”から突き出た構造を一目見れば、なぜそのような名がつけられたのかおわかりだろう。しかも1時間で25センチにも成長する。まったく恥知らずだ。
 
 英名をコモンスティンクホーン(common stinkhorn :普通の臭いツノ)というが、それもまた完璧なネーミングだ。臭いのだ。子実体の先端は悪臭を放つネバネバした物質に覆われている。これが周囲のハエをおびき寄せ、胞子を体に付着させる。

 チャールズ・ダーウィンの孫娘エティ・ダーウィンはその姿に衝撃を受け、嫌悪のあまり朝早く起きて、見つけたものを手当たり次第切り倒したという。


7. ヒトヨタケ(学名:Coprinopsis atramentaria)

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 その最初は退屈な見た目のキノコだ。だがすぐに平らで、薄茶色の傘は黒くなり始める。次第に溶けているかのように、地面に滴り落ちる。インクが滴り落ちる様子から英名をインクキャップ(インクの傘)という。

 “酔っ払いの毒”という別名があるヒトヨタケには、もう一つ不気味な側面がある。かすかに香りがして、あまり食欲をそそらない外見にもかからわず美味とされるが、これをアルコールと一緒に口にすると大変なことになる。アルコールに混ざると危険なコプリンという化学物質を含有しているからだ。飲んでから数日経って食べても中毒症状を呈する。


6.オクトパス・スティンクホーン(学名:Clathrus archeri)

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 “悪魔の指”とも呼ばれる。スッポンタケ科の仲間と同じく、地中や表面にはキノコのようなものがあり、そこから孵化するように成長する。日本ではタコスッポンタケと呼ばれることもあるが、正式な和名ではないという説もある。

Clathrus archeri (Devil's Finger's / Octopus Stinkhorn fungi) erupting from their eggs time lapse


 ハエを引き寄せる悪臭を放ち、それを媒介して胞子を拡散させる。孵化すると4~8本の”指”がにょっきりと伸びてくる。

 これは食べられないが、他のスッポンタケ科の仲間は食べることができる。ゼラチン状の卵はどうみても美味しそうには見えないが、珍味として重宝する国もある。だが、悪魔の指に関しては食材として珍重されるといったことはない。


5. サビ菌の一種(学名:Gymnosporangium juniperi-virginianae)

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 複雑なライフサイクルを持つ菌類で、ちっとも可愛くない。リンゴやセイヨウネズに寄生し、これがなければ生きることはできない。

 5月頃、胞子がリンゴの葉に付着する。するとその葉の裏にグロテスクな病斑が生じる。ここから胞子が放出され、別のセイヨウネズへと広まる。

 感染したセイヨウネズにはまるで腫瘍のような丸い瘤が出来上がる。これが”瘤病(cedar apple)”の名の由来だ。瘤からは黄色い突起状のものが現れる。ここに暖かい雨が当たると、胞子が放出され、再びリンゴに感染。サイクルが続けられる。

4. ノムシタケ属(学名:Cordyceps)

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冬虫夏草とも呼ばれ、漢方などで重宝される。中国ではスープの具材としても利用される。スープの具材としてキノコは世界的に一般的なもので、それ自体は特に珍しくない。ノムシタケ属が変わっているのは、昆虫やクモの体内から生えてくることだ。

 昆虫に感染するには、胞子たった一つで十分だ。体内に侵入すると、昆虫の内臓を養分にして急速に成長する。搾り取るだけ搾り取ると、ありとあらゆる開口部から細長い子実体を伸ばし、胞子を飛ばす。

Cordyceps: attack of the killer fungi - Planet Earth Attenborough BBC wildlife


 ノムシタケ属の中には特に狡猾なものがいる。アリの体内に感染すると化学物質を分泌して、宿主を木の先端へ登らせ、顎でしがみつくよう脳に指令を出す。こうすれば、胞子を飛ばしたときに他のアリに感染しやすくすることができる。


3. 発光性キノコ

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 生物発光する菌類は多い。だが、その理由について確かなことは明らかとなっていない。有力な説によれば、臭いでハエをおびき寄せるスッポンタケと同じく、昆虫を集めるためだという。電灯の光に群がる虫のように、キノコにおびき寄せられた昆虫は胞子の拡散を手助けする。

 キノコが光るという現象は数千年も前から知られていた。腐った木に灯る不気味な緑色の光(実はこれを分解する菌類によって作られている)は、狐火と呼ばれてきた。光はルシフェラーゼという酵素が原因だ。キノコが光る仕組みが判明した今、遺伝子工学で闇夜に光る木を作ることも可能ではないかと推測されている。


2. シャグマアミガサタケ(学名:Gyromitra esculenta)

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 昆虫の脳をターゲットとするノムシタケ属のキノコがある一方で、脳そのものの姿をしたキノコもいる。シャグマアミガサタケだ。

 アミガサタケは高級食材として珍重される。そのいずれもが蜂の巣のような外見である。しかし、菌学の世界は、姿は似ているもののお勧めできないキノコであふれている。そのためアミガサタケの仲間の多くには、”ニセアミガサタケ”の名称がつけられている。不用意に食べてしまう人がいるということだ。

 シャグマアミガサタケはグロテスクな外見で、未調理の状態では毒性もある。だが、スカンジナビア半島では食用とされている。ただし、調理し、毒抜きをした状態で食べたとしても、死に至ることもある。繰り返し口にするうちに体内に毒が蓄積するからだ。


1. アカイカタケ(学名:Aseroe rubra)

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 こちらもスッポンタケの仲間だ。オーストラリア原産のものとして初めて記載された菌類である。

 学名のAseroe rubraは、スッポンタケの特徴であるハエを引き寄せるためのネバネバとて悪臭を放つ基本体を表したもの。ギリシャ語で”胸が悪くなるような汁”という意味だ。ゼラチン状でオリーブブラウンの基本体には胞子がぎっしり詰まっており、集まってきたハエの手足や体に付着して運び去られる。

Timelapse: Aseroe rubra emerging


 “卵”から芽吹いたあと、6~10本の枝分かれした触手状のものを伸ばす。これがイソギンチャクに似ていることから、英名をアネモネ(イソギンチャク)スティンクホーンという。

☆菌類はわからん!

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原因は貧困にあり。1870年代における子どもの犯罪者ビンテージ写真

2016年10月24日 | 世界びっくりニュース
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 ここに並ぶ写真は、1871年から1873年にかけてイギリスのニューカッスルで逮捕された18歳未満の犯罪者たちの姿だ。そこにはまだあどけない顔をした少年少女も写っている。

 子供を窃盗に至らせる主な原因は貧困だ。彼らが手に入れようとした衣類数枚やブーツといった些末な品々は、苦しい生活を少しでも楽に過ごすために必要だった物かもしれない。本当の意味での犯罪者ではなく、貧しい子どもだったのだ。

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エレン・ウッドマン(11歳) 鉄を盗んで有罪となり、7日間の重労働を命じられた
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2.
ジャン・ファレル(12歳) ブーツ2足を盗み10日間の重労働を命じられた
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3.
ヘンリー・レナード・スティーブンソン(12歳) 1873年、ある家に泥棒に入った罪で2ヶ月間刑務所に入れられた
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4.
マイケル・クレメントフィッシャー(13歳) ヘンリー・レナード・スティーブンソンの共犯者。ある家に泥棒に入った罪で2ヵ月間刑務所に入れられた
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5.
ロザンナ・ワトソン(13歳) 鉄を盗んだ罪で7日間の重労働を命じられた
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6.
メアリー・ヒニガン(13歳) 鉄を盗んだ罪で7日間の重労働を命じられた
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7.
メアリー・キャサリン ドハーティ(14歳) メアリー・ヒニガンの共犯者。鉄を盗んだ罪で7日間の重労働を命じられた
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8.
ジェームス・スカリオン(13歳) 服を盗んだ罪で14日間の重労働を命じられ、その後3年間少年院に入れられた6_e

9.
スティーブン・モナハン(14歳) 1873年6月に現金を盗んだ罪で10日間の重労働と3年間の少年院入りを命じられた
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10.
ヘンリー・ミラー(14歳) 服を盗んだ罪で14日間の重労働を命じられた
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11.
ジョン・リード(15歳) 1873年に現金を盗んだ罪で14日間の重労働と5年間の少年院入りを命じられた
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12.
エドワード・フェン(15歳) 1873年3月に服を盗んだ罪で1ヶ月間の重労働を命じられた
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13.
ロバート・チャールトン(16歳) 労働者だったがブーツ2足を盗んだ罪で4ヶ月間の刑務所入りになった
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14.
ジョン・ダフィー(16歳) 暴行と窃盗の容疑で有罪となり、半年間の刑務所入りになった
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15.
ジョージ・ラム(17歳) ジョン・ダフィーの共犯者。現金を盗み4ヶ月間の刑務所入りになった
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ジェームズ・ドネリー(16歳) 別名ジェームズ・ダーリー。刑務所から脱走した際にシャツ数枚を盗み、2ヶ月間の刑務所入りになった。
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☆鉄を盗むんかいな?

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秋の夜が更に長くなる。本当にあった怖い10の実話

2016年10月21日 | 世界びっくりニュース
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 事実は小説より奇なりという言葉がある。更に現実世界で怖いのは、その小説の種類を自ら選ぶことができないという点にある。

 恐怖映画は怖いものを見るという心構えで挑むことができる。小説もしかりだ。だがリアルではいつ何時、恐怖が襲い掛かるかわからないのだ。ということでここでは実際に起きた10の怖い話をみていくことにしよう。恐怖で眠れなくなる人の場合には、秋の夜長がさらに長くなること請け合いだ。

10. 157年の時を経て同様の手口で殺害された2人の女性

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 5月27日の晩、イングランドのバーミンガムに住む20歳の女性がダンスパーティーから帰路についた。だが、友達と別れた彼女が家に着くことはなかった。

 翌朝、女性はアーディントン公園で暴行され変わり果てた姿となって発見される。ソーントンという男が容疑者として逮捕されが、釈放され殺人事件はお宮入りとなった。

 被害者の名はマリー・アシュフォード。1817年のことである。

 そして1974年… 再びバーバラ・フォレストという女性が同じ事件に遭った。2人の女性は157年の時を隔てて奇妙なほど同じ状況で命を落としている。どちらの事件も犯人は法廷で裁かれていない。


9. 体内に人外の侵略者

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 コロンビア第二の首都メデジンのとある病院の医師は容体の思わしくない患者を診ていた。41歳になるその男性はHIV陽性で、薬も飲んでおらず、呼吸に問題を抱え、さらにサナダムシに感染していた。

 肺の腫瘍から呼吸困難を起こしている癌の存在が疑われたが、腫瘍はどこか奇妙であった。医師の1人が言うように、「癌細胞に見えるが、人間のものではない細胞」でできていた。

 DNA鑑定の結果、患者の肺、肝臓、副腎を侵していた腫瘍はサナダムシの細胞であることが確認された。どうやら男性は免疫系が衰えてしまったことで、癌の寄生虫の侵入を許してしまったようだ。

 治療法は明らかではなく、医師がチャンスに賭けることもできなかった。診断から72時間後、患者は亡くなった。


8. 常にまわりに顔が浮いて見える

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 ケンタッキー大学の医師もまた、不穏な症状を見せる67歳の患者に困惑していた。女性には健忘症も精神病の既往歴もなかったが、常にまわりに何か浮いているのが見えるのだという。それは顔である……体はなく、細長い顔には大きな目と歯がついていた。
 
 当然ながら、女性はひどく参っており、シャルルボネ症候群との診断を受けてかなり安心したようだ。この症候群になると急速に視力が低下する。継続的な入力に慣れてしまっている患者の脳は、入力が欠けてくると、それを勝手に作り出して埋めようとする。

 その結果、幻覚が見える。多くは点滅する色や小さな動物といった無害なものだが、女性のように血の気が引くような恐ろしいものが見えることもある。彼女の場合、診断後に幻覚が見える頻度が減ったようだ。


7. 眠っているところをじっと見ていた観察者

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 イリノイ州に住んでいた女性が、ある晩に自宅で財布が見当たらないことに気づく。そこで恋人が、自宅に複数設置されていた防犯カメラで財布の置き場所を探すことにした。

 カウチで眠っている自分たちが映る映像を見てみると、さっと血の気が引いた。階段の上に侵入者が現れたのだ。男は財布を掴んだまま、じっと眠っている2人を見つめている。実に15分間もそうしていた。

 バルコニーのドアは鍵が掛かっておらず、そこからなら侵入することができた。女性の財布以外盗まれたものはなかったが、そんな映像を見てしまえば平静でいることなどできまい。何にしろ、その男はまだ逮捕されていないのだ。


6. 大群に襲い掛かられる恐怖

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 アリゾナ州の公園に出かけた2人の若いハイカーは気楽なピクニックのつもりでいた。すると地平線に突然雲らしきものが現れた。怒り狂ったミツバチの大群であった。それはこちらに向かってくる。

 それを見て仰天した瞬間、大群は男性の1人に襲い掛かった。彼は全身をミツバチに覆われ、連れの男性も公園のレンジャーも近寄ることすらできない。救急隊員によれば、男性が救急車に乗せられたときでもまだハチに覆われ、まるで病院に急げとでも言わんばかりに隊員を襲ってきた。

 病院に到着する頃になってようやくハチはいなくなったが、それは仕事を終えたからであった。男性はそれから間も無く亡くなった。


5. 守護神の声

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 地元の漁師から通報を受け、ユタ州の警察官2人がスパニッシュ・フォーク郊外にある凍てついた川で転覆した車を発見。突然、声を耳にした2人はギョッとする。かすかだが、間違いなく車から聞こえた。「助けて」と。

 確かに誰かが車の中にいた。だがそれは、助けなどまだ呼べるはずもない生後18ヶ月の女の子だったのだ。母親は既に運転席で亡くなっていた。

 のちの調査で、母親が運転を誤って転落してしまったと判断されたが、その母親が助けを呼べたはずはない。では、いったい誰が?

 「空耳じゃありません。はっきりと聞こえたんです。子供の声ではなかったように思うのですが、『助けて』と言っていました」と警官の1人は証言する。飲み水も食べ物もなく、冷たい川の中で転覆してしまった車内で14時間も取り残されたにもかかわらず、子供は助かった……謎めいた守護神のおかげだろう。


4. 死の家

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 ペンシルベニア州の夫婦が、最近購入したばかりの中古の家に断熱材を入れようと試みた。しかし、これがホラー映画のごとき展開を見せる。壁にはすでに”断熱材”があったのだ。

 壁中に1世紀前のボロボロになった新聞に包まれた動物の死骸と、スパイスなどの奇妙なものがぎっしりと詰まっていた。この不気味な発見物の清掃費用は保険の対象外だったため、夫婦は自費でこれを取り除かねばならなかった。

 地元の歴史家によれば、古いオランダの呪いとして使用されたものらしいという……こう説明されて家の薄気味悪さが和らぐものでもない。また、その消えることのない臭いや、壁が完全に修繕されていないという事実の慰めとなるものでもない。


3. 双子

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 テネシー州チャタヌーガの郊外、あるきちんと手入れのされた家に双子の老人が住んでいた。芝は刈り込まれ、ポストの郵便物もきちんと回収されていたが、近所の人はその双子の兄弟の姿をしばらく見かけていなかった。数年前に家族が安否を確かめにきたことがあったが、中に入れなかった。2人は誰とも会おうとしなかった。

 近所の人々からの要望で、ついに警察が安否を確かめることになった。そして、そこで気味の悪い光景を目にすることになる。兄弟の白骨死体が肘掛け椅子に座って並んでいた。孤独のままひっそりと亡くなったようだった。出は一体だれがポストの郵便物を回収していたのであろう?

 2人は発見されるまで3年以上も、静寂の中、誰にも発見されないまま一緒にいたことになる。犯罪の形跡はなかったが、薄気味悪い話であることには変わりない。


2. 監視者

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 ペンシルバニア州に住むある家族が1億円以上もする豪邸を購入してから、”監視者”と称する何者かから手紙が届くようになった。名前の通り、一家を監視しているらしかった。

 差出人によれば、その家は「数十年も前から自分の家族の物」で、その意味は判然としないものの「再来があるまでは、監視を任されている」のだという。
 
 手紙には、やがて「壁の中のものを見たか?」といった薄気味悪い質問が書かれるようになった。また、喜んでいるような調子で、「名前がわかった。私に注がれた若い血の名も」と綴られることもあった。

 地元警察の調査にもかかわらず、何も判明していない。家族はすぐに引っ越して、前の所有者を相手に訴訟を起こした。


1. 敵対者

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 ワシントンの家族にも似たようなトラブルがあった。娘の携帯が勝手にメールを受信するようになったのだ。携帯はやがて彼らに敵対するようになる。一家を”囚われの者”と呼び、出かけた場所や着ている服、今やっていることなどを詳しく説明してくるのだ。これから喉を切り裂いてやるといった文句まで並ぶようになった。

 それでは足りないとばかりに、家族のプライベートな会話まで送信してきた。警察に相談したときの会話まで記録されていた。家族全員が徹底的に取り調べを受け、携帯も調査されたが、何も出てこなかった。

 ストーカーの正体は現在も判明していない。その動機や手段も不明のままだ。

via:10 Intensely Creepy True Stories To Keep You Awake

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