保健福祉の現場から

感じるままに

気になる帰省客

2020年12月08日 | Weblog
12.8FNN「コロナ対策上「帰宅した人が先にお風呂」はダメ…家族や親せき集まりやすい年末年始 特にココに注意」(https://www.fnn.jp/articles/-/116212)。<以下引用>
<“コロナ禍の年末” 感染予防の年越し対策…その注意点 2020年の年末は、新型コロナウイルスの感染拡大が続く中で迎えることになりそうだ。帰省すると、家族や親せきが一堂に集まって、お料理をたべたりお酒を飲んだりして過ごすということが想定される。帰省した場合、どんなことに注意したらいいのか、感染症対策に詳しい愛知県がんセンター病院の伊東直哉先生に伺った。<2週間前から感染対策の徹底を> 新型コロナは潜伏期間があります。普段からの対策は当然必要ですが、早い人では今頃から特に注意してください。また、新型コロナは症状が出る2日前から人にうつると言われているため、感染が流行している場所に行ったり日常と違った行動をしたりする場合、メモに残しておくことなどが大事です <お風呂の順番を考える> 寒い外から帰ってまず暖かいお風呂はダメ。外に出ていた人はウイルスを持ち込む可能性が高く、着替えなどをする時にあちこち触ってしまい、後から入る人がそれに触って感染してしまうということが考えられます 感染リスクの高い高齢者や、家の中にいる人が先にお風呂に入るなど、順番を工夫することが大事だとのこと。>

報道の「帰省すると、家族や親せきが一堂に集まって、お料理をたべたりお酒を飲んだりして過ごすということが想定される。」をリスクに感じる方が少なくないかもしれない。「いつでもマスク」(https://www.mhlw.go.jp/content/000697130.pdf)、「静かなマスク会食」(https://www.kantei.go.jp/jp/content/000073549.pdf)、「寒冷な場面における新型コロナ感染防止等のポイント」(https://www.mhlw.go.jp/content/000695178.pdf)の啓発がされている。12.7現代「新型コロナ「食事中の感染」、いますぐできる「意外な対策方法」」(https://gendai.ismedia.jp/articles/-/77856)もユニークかもしれない。しかし、11.30Web医事新報「【識者の眼】「Go Toに感染拡大のエビデンスはないのか」渡辺晋一」(https://www.jmedj.co.jp/journal/paper/detail.php?id=15988)では「本来経済を回すためには、定期的なPCR検査をし、陰性の人で経済を回すべきであるが、今でも日本の人口当たりの検査数は世界でも非常に少ない。一方で、スポーツイベントでは、定期的なPCR検査をし、イベントを回している。」をみると、感染予防徹底だけではないように感じる。例えば、8.7NHK「福島 平田村と古殿町 お盆で帰省の大学生などに無料でPCR検査」(https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200807/k10012555321000.html)、8.11NHK「島での感染拡大防止へ「おがさわら丸」乗船客にPCR検査」(https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200811/k10012561841000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_125)、9.14NHK「PCR検査付きの旅行プラン販売 栃木 宇都宮」(https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200914/k10012617101000.html)、10.19愛媛新聞「JAと八幡浜市、ミカンアルバイター確保支援 県外者全員 PCR実施へ」(https://ehime-np.co.jp/article/news202010190087)などが報じられていた。12.3NHK「米CDC 濃厚接触者の隔離期間 検査や症状により短縮可 指針変更」(https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201203/k10012743351000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_058)では「CDCは、旅行する場合は、出発の1日から3日前にウイルス検査を受けたうえで、旅行を終えた3日から5日後にも検査を受けることを推奨するガイドラインも新たに公表しました。」とあるが、我が国ではどうなのであろうか。11.24「新型コロナウイルス感染症に関する自費検査を実施する検査機関が情報提供すべき事項の周知および協力依頼について」(https://www.mhlw.go.jp/content/000698209.pdf)の「年内を目途に、検査機関の協力を経て、「新型コロナウイルス感染症に関する自費検査を提供する機関が利用者に情報提供すべき事項」を厚生労働省のホームページにおいてもオープンデータとして掲載予定である。」はどうなっているであろうか。12.4時事通信「2900円でPCR検査 新橋駅前に民間施設開業―新型コロナ」(https://www.jiji.com/jc/article?k=2020120400760&g=eco&utm_source=top&utm_medium=topics&utm_campaign=edit)、9.3NHK「大学内にPCR検査センター設置へ 京都産業大 学生ら対象に検査」(https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200903/k10012597561000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_016)で「検査費用は1回当たり1000円以内」、9.24NHK「唾液によるPCR検査受け付け 1回2000円 ソフトバンクグループ」(https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200924/k10012633061000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_039)とあるように、検査料金の低価格化の余地は小さくないであろう。9.15「令和2年度新型コロナウイルス感染症の流行下における一定の高齢者等への検査助成事業(令和2年度予備費分)について」(https://www.mhlw.go.jp/content/000677867.pdf)(https://www.mhlw.go.jp/content/000677868.pdf)が行われているが、逆に高齢者や基礎疾患を有する者に接する若者に対する検査が必要と感じる方が少なくないかもしれない。11.27NEWSポストセブン「コロナ第3波中の帰省 連絡したら義母「殺す気か」と激怒」(https://www.news-postseven.com/archives/20201127_1615647.html?DETAIL)のような場面は避けたいものである。
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