保健福祉の現場から

感じるままに

正常分娩の保険適用と周産期医療の集約化・重点化

2024年08月02日 | Weblog
「妊娠・出産・産後における妊産婦等の支援策等に関する検討会」(https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/other-hoken_474087_00001.html)のR6.8.1ヒアリング(https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_41718.html)について、R6.8.1CBnews「正常分娩への保険適用、拙速な制度変更に反対表明 検討会のヒアリングで日本産婦人科医会」(https://www.cbnews.jp/news/entry/20240801185205)が報じられている。R6.6.26「周産期医療提供体制の確保について」(https://www.mhlw.go.jp/content/12401000/001268283.pdf)p3「産婦人科を標榜する医療機関数と分娩取扱実績医療機関数の推移」ではH8(1996)からR2(2020)にかけて分娩取扱医療機関が半減しているが、p7「周産期の医療体制(第8次医療計画の見直しのポイント)」では「周産期医療の集約化・重点化」が柱の一つであるため、この傾向は加速するかもしれない。R6.7.2朝日「出産費用の保険適用、2026年度導入視野 産科医療に大きな影響も」(https://www.asahi.com/articles/ASS6Y44YMS6YUTFL01BM.html?iref=pc_apital_top)、R6.7.2朝日「「保険適用になったらお産はやめよう…」 診療所院長の思いとは」(https://www.asahi.com/articles/ASS6Y3ST7S6YUTFL008M.html?iref=pc_apital_top)が出ているように、さらに拍車がかかるかもしれない。なお、R6.6.22JBpress「後出しの女帝・小池都知事が打ち出した「無痛分娩費用の助成」が図らずも迫る産科の重い選択 【無痛分娩に対応している施設は4分の1】都知事選の公約筆頭に現場は「条件付きYES」だが、超えるべき高いハードル」(https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/81643)の「そもそも無痛分娩に対応できる産科が限られる」(https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/81643?page=3)は「出産なび」(https://www.mhlw.go.jp/stf/birth-navi/)をみればわかる。また、「無痛分娩で特に問題になる事故」(https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/81643?page=4)、「24時間無痛分娩と計画無痛分娩の違い」(https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/81643?page=5)は理解したい。
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