保健福祉の現場から

感じるままに

無料妊娠検査

2020年12月28日 | Weblog
12.28NHK「中高生の“望まない妊娠” 無料の妊娠検査 受けられる場所は」(https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201228/k10012787631000.html)。<以下引用>
<望まない妊娠をした可能性がある中高生などをサポートしようと、20の医療機関が各地で無料の妊娠検査を始めています。医師は「1人で抱え込まずに1日でも早く受診してほしい」と呼びかけています。全国の産婦人科の医療機関で作る「あんしん母と子の産婦人科連絡協議会」は、予期せず望まない妊娠をした可能性のある中高生など18歳以下の女性を対象に無料で妊娠検査を行う取り組みをことし11月から順次始めていて、現在は20の医療機関で実施しています。協議会によりますと、中高生などが市販の妊娠検査薬を使って妊娠がわかっても1万円ほどの初診料が払えず、医療機関にかからないまま孤立した状態で危険な出産をするケースもあるということです。協議会は、母胎の安全を確保し、その後の必要な支援につなげるためには、まず受診してもらうことが重要だとして取り組みを始めました。協議会の理事長を務める「さめじまボンディングクリニック」の鮫島浩二医師は「コロナ禍でSNSで男性と出会い、妊娠する若い女性が増えているように感じる。妊娠を告げた途端に相手と連絡が取れなくなり、誰にも相談でないまま思い詰めてしまう子も多い。1人で抱え込まずに1日でも早く受診してほしい」と話していました。実施している医療機関一覧 いずれの病院も、健康保険証を提示しなくても匿名で受診することができます。北海道▽慶愛病院▽森産科婦人科病院▽札幌マタニティ・ウイメンズホスピタル 関東地方▽ひたちなか母と子の病院(茨城県)▽なないろレディースクリニック(茨城県)▽さめじまボンディングクリニック(埼玉県)▽恵愛病院(埼玉県)▽東府中病院(東京都)▽くぼのやウィメンズホスピタル(千葉県)▽新横浜母と子の病院(神奈川県) 中部地方・近畿地方▽荒木病院(石川県)▽産院いしがせの森(愛知県)▽ヤナセクリニック(三重県)▽神野レディスクリニック(滋賀県) 中国地方▽三宅医院(岡山県)▽田中病院(山口県)九州地方▽あまがせ産婦人科(福岡県)▽筑紫クリニック(福岡県)▽宮原レディースクリニック(大分県)▽福田病院(熊本県)>

「あんしん母と子の産婦人科連絡協議会」(https://anshin-hahatoko.jp/)は母子保健関係者は知っておきたい。そういえば、日本産婦人科医会「第147回記者懇談会(R2.12.9)成育基本法が成立して2年 産婦人科はどのように変わるか?」(https://www.jaog.or.jp/about/conference/147_20201209/)の「女性の健康支援 プレコンセプションケアとは」(https://www.jaog.or.jp/wp/wp-content/uploads/2020/12/e7ac6ca3eae3b81561d1b7bf4ee4ecd2.pdf)が出ていたが、若い女性に対する無料妊娠検査はもっとあっても良いように感じる。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 医師の立会い不要 | トップ | 電子カルテの標準化 »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

Weblog」カテゴリの最新記事