保健福祉の現場から

感じるままに

新型コロナ最新データの公表を

2021年11月18日 | Weblog
R3.11.18Bloomberg「【新型コロナ】コロナ死亡率、インフルより低くなり得るとゲイツ氏」(https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-11-17/R2Q2I2DWLU6D01)。

R3.11.19現代「新型コロナは、これから感染しても「死なない病気」と言える、これだけの理由」(https://gendai.ismedia.jp/articles/-/89458)。

新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00294.html)のR3.11.17資料2-2(https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000856260.pdf)p4「新規死亡者の推移」は、「データからわかる-新型コロナウイルス感染症情報-」(https://covid19.mhlw.go.jp/)の基本統計にも掲載されているが、新規死亡者数の時々スパイクが少々気になるところかもしれない。やはり最も重視したい評価指標は、コロナ死亡(特に若者)である。R3.11.2「新型コロナウイルス感染症(COVID 19)診療の手引き・第6.0版」(https://www.mhlw.go.jp/content/000851077.pdf)p8「図 1-4 COVID-19 死亡者数」は累積表記であるが、「図 1-2 COVID-19 陽性者数」「図 1-3 COVID-19 重症者数」と同様に新規で表記すべきであろう。R3.11.2「新型コロナウイルス感染症( COVID 19 )診療の手引き・第6.0版」(https://www.mhlw.go.jp/content/000851077.pdf)p9「図1-6年齢階級別死亡数」はトータル表記であるが、波ごと、あるいは、期間ごと(例えば3か月又は6カ月)に表記されても良いように感じる。R3.9.7NHK「“第5波”若い世代の死者増加 東京 8月は最も高い割合に…」(https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210907/k10013247861000.html)、R3.9.24朝日新聞「「首都圏は議論しているうちに死者増加」 コロナ自宅死、なぜ地域差」(https://www.asahi.com/articles/ASP9S664DP9SULEI002.html?iref=com_apitop)のような状況は防がなければならない。R3.11.17資料2-2(https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000856260.pdf)p4「新規死亡者の推移」では死亡者の波の高さは第3波、第4波と高くなったが、第5波で低くなっている。「受診抑制」「検査抑制」「早期治療抑制」から転換できれば、死亡者数の波は押さえられるであろう。R3.9.7NHK「“第5波”若い世代の死者増加 東京 8月は最も高い割合に…」(https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210907/k10013247861000.html)では「専門家「ワクチン行き届かず 重症化し亡くなる人も増えている」」とあったが、ワクチン未接種者の重症化・死亡を「ワクチン未接種」だけのせいにしてはならない。一年半前のR2.4.15産経「無対策なら42万人死亡も 厚労省の新型コロナ対策班が試算」(https://www.sankei.com/article/20200415-ESINFND3ERMYDD6YGJRZYOTIVE/)の厚労省班見解は、R3.9.15日刊ゲンダイ「ワクチン接種完了でも「150日間で死者10万人超」の衝撃予測!」(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/294774)、R3.10.5AERA「コロナ前の生活で「死者10万人」のシミュレーション 専門家が詳細解説」(https://dot.asahi.com/aera/2021100400048.html)と変わっているが、R3.11.17資料3-2(https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000856267.pdf)p30「11月16日~11月29日における日別の死亡者報告数の最大は全国5人、東京都1人、平均は全国2人、東京都1人であると推定された」とあり、現実と大きく乖離している。恐怖を煽り、人流抑制・ワクチン接種を強いることばかりが専門家・指導者の役割ではないであろう。R3.10.21AERA「「経口治療薬」登場間近 コロナが「インフルエンザと同じように」になるための条件とは」(https://dot.asahi.com/aera/2021102000045.html)の「現時点では、まだ新型コロナウイルスの致死率はインフルエンザよりも高い」(https://dot.asahi.com/aera/2021102000045.html?page=2)について、R3.11.12「次の感染拡大に向けた安心確保のための取組」(https://corona.go.jp/expert-meeting/pdf/kihon_r_031112_2.pdf)(https://corona.go.jp/expert-meeting/pdf/kihon_r_031112_1.pdf)には明記されていないが、今後最も期待したいことは、感染症部会(https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/shingi-kousei_127717.html)のR3.1.15「新型コロナウイルス感染症について(インフルエンザ等との比較)」(https://www.mhlw.go.jp/content/10906000/000720345.pdf)の経時的・年齢階級別の分析かもしれない。R3.11.2「新型コロナウイルス感染症( COVID 19 )診療の手引き・第 6.0 版」(https://www.mhlw.go.jp/content/000851077.pdf)p11「日本におけるCOVID-19 入院患者レジストリ(COVIREGI-JP)によると,流行初期(2020年3月~7月) に入院した2,636例の重症度内訳」について、最近の分析結果を示すべきである。R3.11.5「(2021年11月版)新型コロナウイルス感染症の“いま”に関する11の知識 」(https://www.mhlw.go.jp/content/000788485.pdf)p3「診断された人のうち、重症化する割合(%)」「診断された人のうち、死亡する割合(%)」は昨年8月でストップしたままで、p9「入院した症例に対する薬物治療の状況と死亡する割合」は昨年12月までのデータであり、“いま”ではない。「COVID-19に関するレジストリ研究」(https://covid-registry.ncgm.go.jp/)の解析最新データは、例えば、「データからわかる-新型コロナウイルス感染症情報-」(https://covid19.mhlw.go.jp/)の基本統計に、誠実に、わかりやすく、解説されるべきであろう。それにしてもR3.11.15現代「「第6波」は近い…岸田政権の「新型コロナ対策の全体像」に「決定的に足りていないこと」」(https://gendai.ismedia.jp/articles/-/89325)では治療技術の進歩には触れられていないのは不思議かもしれない。ところで、R3.11.17テレ朝「香港のディズニーランドが閉鎖 客から陽性反応」(https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000235474.html)のような対応は本当に必要であろうか。R3.9.27朝日新聞「RSウイルス大流行で開園、コロナで休園、なぜ? 小児科医の視線」(https://www.asahi.com/articles/ASP9T6SZ1P9TTIPE00K.html?iref=com_apitop)の「子どもが本当に亡くなる危険なウイルスがはやっても休園しないのに、新型コロナで子どものために休園しているというのはおかしい」と感じる方も少なくないかもしれない。
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