東京新聞「2巡目で1人がん確定、福島 甲状腺検査で報告」(http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2015021201001706.html)。<以下引用>
<東京電力福島第1原発事故の影響を調べる福島県の「県民健康調査」の検討委員会が12日、福島市で開かれた。全ての子どもが対象の甲状腺検査で、事故から3年目までの1巡目検査で「問題ない」とされた1人が、昨年4月からの2巡目で、がんと診断が確定したと報告された。また、がんの疑いは7人に上った。2巡目でがんの確定診断が出たのは初。委員会で星北斗座長は「新しい結果が出たが、これまでの考えを変える必要はないと思う」と述べ、放射線の影響を否定した。調査主体の福島県立医大によると、確定と疑いの計8人は事故当時6~17歳の男女で、腫瘍の大きさは6~17・3ミリ。>
福島県「県民健康調査」検討委員会資料(http://www.pref.fukushima.lg.jp/site/portal/kenkocyosa-kentoiinkai-18-siryo.html)が出ている。「資料3-2 県民健康調査「甲状腺検査(本格検査)」実施状況」(http://www.pref.fukushima.lg.jp/uploaded/attachment/101600.pdf)では、甲状腺検査は「平成26年4月2日から検査を開始し、平成26年度及び平成27年度の2か年で検査を実施する。その後は、対象者が20歳までは2年ごと、それ以降は5年ごとに検査を実施し、長期にわたり検査を実施する。」とあり、今後の調査結果が注目される。しかし、コントロール群がなければ、放射線の影響は論じにくいであろう。
<東京電力福島第1原発事故の影響を調べる福島県の「県民健康調査」の検討委員会が12日、福島市で開かれた。全ての子どもが対象の甲状腺検査で、事故から3年目までの1巡目検査で「問題ない」とされた1人が、昨年4月からの2巡目で、がんと診断が確定したと報告された。また、がんの疑いは7人に上った。2巡目でがんの確定診断が出たのは初。委員会で星北斗座長は「新しい結果が出たが、これまでの考えを変える必要はないと思う」と述べ、放射線の影響を否定した。調査主体の福島県立医大によると、確定と疑いの計8人は事故当時6~17歳の男女で、腫瘍の大きさは6~17・3ミリ。>
福島県「県民健康調査」検討委員会資料(http://www.pref.fukushima.lg.jp/site/portal/kenkocyosa-kentoiinkai-18-siryo.html)が出ている。「資料3-2 県民健康調査「甲状腺検査(本格検査)」実施状況」(http://www.pref.fukushima.lg.jp/uploaded/attachment/101600.pdf)では、甲状腺検査は「平成26年4月2日から検査を開始し、平成26年度及び平成27年度の2か年で検査を実施する。その後は、対象者が20歳までは2年ごと、それ以降は5年ごとに検査を実施し、長期にわたり検査を実施する。」とあり、今後の調査結果が注目される。しかし、コントロール群がなければ、放射線の影響は論じにくいであろう。