保健福祉の現場から

感じるままに

少子化

2007年01月01日 | Weblog
元旦恒例の平成18年人口動態統計の年間推計(http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/suikei06/index.html)が公表されている。平成18年の出生数は108.6万人で前年よりも2.3万人増加したという。マスコミでも大きく報じられている(http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20070101it03.htm)(http://www.asahi.com/life/update/0101/003.html)(http://www.business-i.jp/news/sou-page/news/200701010008a.nwc)。しかし、厚生労働省の将来推計(http://www.ipss.go.jp/pp-newest/j/newest02/newest02.html)では、 平成18年の出生数は111.9万人(http://www.ipss.go.jp/pp-newest/j/newest02/3/t_5.html)とされており、予想よりも3万人以上少ないのである。そして、もっと注目されるのは、今回、平成18年の死亡数が109.2万人とされるが、将来推計(http://www.ipss.go.jp/pp-newest/j/newest02/newest02.html)の114.2万人より5万人少ないことである。昨年12月に新たな将来推計人口(http://www.mhlw.go.jp/shingi/2006/12/s1220-9.html)が発表され、その中位推計(http://www.mhlw.go.jp/shingi/2006/12/dl/s1220-9d.pdf)では、平成18年の出生109.0万人、死亡110.3万人とされている。まさに、推計の初年から「少子(死)化」傾向である。ところで、ネットでは「少子化は安全で幸せな国家の象徴」とする意見もみられる(http://www.chokugen.com/opinion/backnumber/h18/jiji061127_391.htm)。これに「少死化」が加わる社会に、もっと感謝すべきなのかもしれない、とも感じるこの頃である。
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