保健福祉の現場から

感じるままに

障害者の自立支援

2006年03月13日 | Weblog
昨日、精神障害者の病院家族会に参加してきた。話題はむろん障害者自立支援法に関してである。既に通院公費の更新手続きを進め、病院のワーカーからも説明を聞いているのだが、どうも不安感が拭えないようである。確かに公費の自己負担割合が引き上げられたり、毎年更新手続きが必要になる等に関しての不満はないわけではないが、利用している共同作業所や授産施設などが今後どうなるか、はっきりしない点に漠然とした不安を感じている。どういう観点から新法が制定されたのか、そして、今後、障害福祉計画に基づき、計画的に就労支援や居住サポート等総合的な施策が推進されることをご説明し、その後、役員の方と座談会をしたのだが、むしろ期待したいという意見が多いのである。これまで、行政施策に当事者や家族会の意見がどれだけ反映されていたであろうか。今回の新法は大きなチャンスであろう。もっとビジョンを持った取り組みをする必要があることを教えられたように思える。
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