退院後初めての診察を昨日受けてきた。若いなかなか気さくな男性医師だった。確か、私が緊急搬送された時、内視鏡で胃の中や十二指腸を観察・治療していた何人かの医師の一人だった気がする。医師はデーターを見ながら、「今は普通に食べられていますか?」と聞く。
「はい、おかげさまで順調に回復しています」と答える。「便はどうですか?」と質問され、「黄金色です」と答えたら大笑いして黄金色と打ち込み、「黄金では困るので褐色としておきますね」と言う。飲んでいる薬の話になり、「入院以来、血圧は上は100から130以内に安定しています」と話し、「血圧の薬はもう必要ないですか?」と聞いてみた。
「そうですね。安定しているようなら必要ないでしょう」と答えてくれた。これは調子がいいぞと思い、「コーヒーは飲んでいいですか?」と聞く。「ええ、いいですよ」と言う。「じゃー、お酒は?」と尋ねると、笑って「医師の立場からは勧められませんから、ご自分の判断で」と言う。
私は酒がやめられないほど好きと言う訳ではないが、仕事も公務も無くなって、食事の時には酒があった方が楽しい。「酒を飲むと赤くなるタイプは酒に弱いので、無理をしないようにね」と医師はまた笑う。それからピロリ菌の冊子を差出して、「これを読んでおいてください。潰瘍の治療のためにピロリ菌の駆除をしましょう」と言う。
駆除薬を飲むように言われたが、説明書をよく見ると朝晩1週間飲み続けなくてはならない。コーヒーも酒もOKになったと思ったのに、その間は禁酒だから、結局まだ禁止が続くことになる。でも24日は市の特定検診の受信日だから、薬を飲むことは出来ないので、ピロリ菌の薬は25日から飲み始めることにする。今晩は試しに少し酒を飲んでみようと思う。
13日に友だちから頂いたピンクのユリが今も盛んに咲いている。