友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

どうしても楽しい未来が見えてこない

2022年08月03日 17時16分04秒 | Weblog

 40度近い暑さが続いていて、石も木も花もみんな溶けてしまいそうだ。今日が76回目の誕生日の友だちがいる。彼が生まれた頃はエアコンなんて無かったから、お母さんはきっと大変な思いで彼を出産したことだろう。

 今年の彼は災難続きだった。彼のカミさんが入院し、退院してきたので「よかったね」と言っていたら、今度は彼が入院してしまった。何がなんだかよくわからないうちに時が過ぎて、3月にメールで「お元気ですか。連絡が無いので心配しています」と送ったら、別の友だちのところへひまわりの種を届けて欲しいと連絡が来た。

 そして4月2日、「お手数をかけます。今月中に退院できるかな?気持ちだけは元気一杯です」とメールが送られてきた。ところが8日に「5月初めに退院できればありがたいが?」とメール。退院出来たのかとやきもきしていたら、6月22日に「自宅に戻りました。家の生活に慣れたら、その時は」とメールがあった。

 けれど7月11日、今度は私が入院することになった。23日に退院出来たが、「まだ閉じ籠り生活です」とメールした。すると、「積極的に生活しましょう。俺!35歳の時脳出血で左半身麻痺、今回、脳梗塞で右半身麻痺。でも、タノシンデルヨ!」とメールをくれた。さらに「80歳の青春を目指してます」とある。

 8月1日のメールには「医者からアルコール楽しんでくださいと許可が出ました。今夜少し楽しみます」とあった。どうしてそんなに楽天的でいられるのだろう。意欲的で強靭な精神に驚かされる。私は彼を見倣いたいと思うが、どうしても楽しい未来が見えてこない。

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