友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

小泉進次郎さんの入閣

2019年09月11日 17時27分34秒 | Weblog

 小泉進次郎さんが入閣した。第4次安倍改造内閣の最大の課題は「憲法改正」にある。私は彼が改正に積極的とは思っていなかったので、入閣はないと思っていた。そして、来年に生まれてくる子どものために「育児休暇を取る」との発言を聞いて、暗に入閣を拒否していると思ってしまった。お父さんも強かな政治家だったが、彼も「ころあい」を見る根っからの政治家のようだ。

 安倍内閣後でもチャンスは巡ってくるだろうが、入閣したことで周囲にはっきりと首相を目指す意思を伝えた。若い彼にはまだ仲間がいないだろうから、強い意志を示すことで徐々に仲間が寄ってくるだろう。どこでどう動くことがプラスになるのか、その判断は難しいが、お父さんによく似た彼はその臭覚を持っているのだろう。

 私の友だちのカミさんが市長選挙に立候補した。以前から、街頭での朝立ちをフェイスブックに載せていたから、選挙を意識していると分かっていたが、出ない方がいいのにとの思いの方が強かったから何も言えなかった。ダンナが市議なのに、カミさんが市長になったら、ダンナは身を引かざるを得ないだろう。まさか夫婦で、市長と議員に分かれて、議場で論戦とは私の古い頭では考えられない。

 議員なら有権者の3%の得票でも当選できる。けれど、首長選となると30%近くあるいはそれ以上に票が集まらなければ当選できない。11の選挙は総力戦なので、街頭でのパフォーマンスだけでは勝てない。現職が相手となると、既存の組織が相手側に付くことになる。市民に関心のあるテーマでもなければ、投票率は低いから挑戦者に勝ち目はない。

 彼の選挙の時、事務所に自民党国会議員の応援の檄が貼られてあったので驚いた。「無党派・市民派」を掲げてきたのにどうしたのだろう。信条が変わることを非難する気はないが、支持してくれている人たちはどう思っているのだろう。市長選挙に立候補したカミさんの立ち位置はどうだったのだろう。

 

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