友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

男の甲斐性

2015年08月21日 19時12分55秒 | Weblog

 8月もあと10日余りとなった。2つの台風が迫っているためなのか、湿気の多い空気が居座っている。時折り、急に風が吹いて雨も降りだす不安定な天気だ。朝から鼻水が止まらない。身体は汗をかいてべったりしている。着ている物が汗で濡れ、冷たくなる。クシャミが出て、鼻水がポトポト落ちる。最悪な状態だ。少し横になって身体を休め、熱いコーヒーを飲む。だんだん、身体が回復してくるのが分かる。

 長女のダンナが家を建てる。24日は大安で、午前11時から地鎮祭を行うので、10分前には現地に来てと案内ハガキが来た。自分の家を持つのは男の甲斐性と教えられてきたが、立派に男の役目を果たそうとしている。私はわが家の倒産を見て、家を建てる甲斐性を失った。庭付きの家ではなく、カミさんの父親に言わせれば「空中の家を買った」。快適に暮らせるならどこでもよかった。

 長女のダンナはこだわりの人で、驚くようなことに執着する。カミさんは見たようだが、はじめは堤防と一体となった3百坪の古い民家を買うつもりでいたようだ。確か昔、「トトロの家のような森の中がいい」と言っていたことがあったが、そういう古びた家に憧れていたのだろう。どういう家を建てるにしても、それはあの子たちの家庭観であり、私たちが口を出すことではない。

 むしろ、どういう支援・援助が出来るかである。彼は長男で、当然彼の両親は期待するものが大きいだろう。両親が住んでいる家と土地、それに父親が農業をしようと買った広大な土地が山間地にあるとも聞く。両親と上手に話し合って、その辺を解決して進んで欲しい。それが私の望みだ。私の方はマンション住まいで、家の価値は余りない。子どもたちに残す財産はないが経済的な負担はかけなくてすむはずだ。

 子はいつも親を乗り越えていく。どんどん自分たちの夢を追えばいい。ダンナの父親が「初孫の登下校が心配だから」と言っていた。孫が心配と言う父親に甘えて、娘の面倒を見てもらうのも親孝行だろう。6歳の孫娘は、相撲大会に出たと思えばマラソン大会にも出場し、先回は童謡コンクールの中部大会にも選ばれた才能豊かな子だ。楽しみの多い孫娘だ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする