友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

クリスマスは誕生日会

2008年12月26日 23時18分51秒 | Weblog
 24・25日の2日間は、親しく付き合っている4家族で1泊2日の温泉旅行へ出かけた。もう、10年近く続いている。5家族8人であったものが、既に一人が亡くなっている。アメリカへも出かけたし、韓国へも出かけた。国内旅行はいつも温泉地と決めている。新年を迎えると、2人が70歳の誕生日を迎えるので、来年は奮発して台湾へ出かけようと話し合ってきた。けれども、日程の都合で無理だとわかり、2月に鳥羽へ1泊で出かけることに切り替えた。

 私には心を許せる仲間で、居心地がいい。この人たちとなら、お酒が気持ちよく飲める。付き合いが長いので気心が知れているためだろう。中学・高校からの友だちと一緒にいても安心するのは、やはり相手が自分を知り尽くしていると思うからだ。傍目から見たなら、いつも同じことばかり言い合っているように思うかもしれない。昔話ばかりしているわけではなく、明日に向けた建設的な話もする。けれども、一番よいと思うのは自分を客観的に見ていてくれる人たちがいるということではないかと思う。

 みんなで観覧車に乗ったけれど、飛行機ではなんでもないのに、妙に落ち着きなく話しっぱなしで、そんな別の一面が見えたりして面白い。恋人同士と違って、男ばかりと女ばかりがそれぞれのキャビンに乗って、馬鹿なことで興奮している様も面白い。食事の後、カラオケで興じたけれど、ここでもいつもとは違う遊び心が発揮され、みんなで笑い転げた。大笑いを繰り返していると、一体何がおかしいのかもわからなくなってしまう。

 朝、ホテルを出発する前に、近くの公園を散策した。そう言えば、前の日もホテルに着くなり近くの神社まで散歩に出かけた。万葉の丘と称するその小山は、登ってみると結構険しく、息が上がっていた。それでも、まるで青春時代に戻ったように、散策を楽しんだ。青春時代に戻ったようにはしゃいだことがもうひとつあった。安城のデンパークにも寄ったのだが、ここではイルミネーションが見たいがために何時間も時間を費やした。初めて来た時の感動をもう一度味合いたかったのだ。

 夕方、4時過ぎに土砂降りの雨となったのに、20分も経つとピタリと止んで、西の空には真っ赤な夕日が見えた。イルミネーションが夕闇の中で光り、こんな風景は滅多に見られないであろう幻想的な世界となった。園内を1週する列車に乗り、この幻想的な世界を堪能した。
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