みのハイキングクラブ

友と山に登り、自然に親しみ、心身を健やかに、親睦を深めます。

第19回全国ハイキング交流集会in岐阜

2014-10-01 | 準山行

クラブ報告

2014年9月28日(日)    天候 晴れ     参加者 32名(みのハイク  5名)

     

CL 小林さん
 労山の「第19回全国ハイキング交流会in岐阜」の交流登山として、百々ヶ峰・金華山コースⅠ・金華山コースⅡの3コースが企画され、我がクラブも協賛の準山行として計画され各自の希望コースに参加した。我々が参加したのはそのうちで最短時間の「めい想の小径(水手道)」を経由して山頂に至るコースであった。
 前日噴火した御嶽山登山者の安否を気にしながら自宅を出たが関へ向かう途中の気温表示は14℃となっていて秋の到来を感じた。関集合組が合流して出発地へ向かう。長良川スポーツプラザでは各山岳会の当日参加者が続々集合、宿泊組等の参加コース変更者も多く、配布された名簿漏れも多々ありメンバー確定までかなり混乱した。我々は小林リーダーの指示で3班編制となり、予定時間をやや過ぎてから市街地を歩んで岐阜公園に向かった。長良橋南信号・信長像の前でコンビニ買い物などの為小憩をとり登山口へ向かった。登山口手前の公園内でストレッチや自己紹介後スタート。個人的にはめい想の小径を辿るのは1993年以来21年ぶりなので記憶も消えていて興味津々で臨んだ。ジグザグ道を馬の背分岐まで登ると長良川を眼下にしたほぼ水平な巻き道となり、川から吹き上げる風が心地良い樹林の中を行く。次第に山道らくなり行き交う登山者と挨拶を交わしながら高度を上げる。リーダー率いる1班の姿は無かったが2班と3班は展望の岩場で休憩。対岸に望む百々ヶ峰のコースを選んだ方々はどの辺りだろうかと思いを馳せた。傾斜も次第にきつくなって来てパワーの無い自分には「めい想の小径」ならぬ迷走気味になりそうな道に感じられた。鼻高コースに合流し岩場をひと登りして金華山頂上に到着した。
 グループメンバーは倉敷など遠来の方々がほとんどなので観光気分も有って、リーダーの粋な計らいで長い休憩時間が設けられ、岐阜城見学に向かわれる人が多かった。
 現在金華山の三角点は測候所施設内に設置されているが、最高点頂上は岐阜城の建つ場所である。最初に陸軍が測量した時は今のお城の所にあったらしいが、明治43年の模擬城建設で現在の位置に移されたとか。(岐阜城の歴史についてはWEBで詳しく紹介されていて興味深いものがある。)城近くの昭和八年製の石造方向標には海抜三三八米と刻まれていたが、自宅にて電子国土WEBで検索した際には最高点と思われる岐阜城石垣基部の位置付近で335.1mを示した。模擬城建設前は廃城の石垣のみ残っていたのでその台地に338mの三角点が有ったかも(高山の松倉城の様に?)と推定されるが、現在の正確な高さを知りたいものだ。今回下調べから山頂に「宮三角点」が有る事を知ったのでまずはそれの確認をと思い立ち城周辺を眺めた。石段脇の細いスペースのコンクリート舗装上に頭を出しているのを発見しヤレヤレ。休憩中の観光客に移動を願ってカメラに納めた。
 休憩を終えて集合写真を撮ってもらってから三角点へ向かったが、測候所施設内へ入れなかったとかで参加者に案内出来ず残念。この日の最高気温は予報通り岐阜で31℃に達し、ロープ亭ではほとんどのメンバーが行列をなして待望のソフトクリームを買い求めて涼をとられた。リーダーはここでも遠来の皆さんへの配慮から長い休憩時間とされた。屋上の展望台へ上がってみたが気温が高いのですっきりとした遠望は得られ無かった。登 山途中でも御嶽山の噴煙が見たかったがこれは適わず、展望台からは北にボンヤリと能郷白山らしき山が望まれ、伊吹山、養老山地、霊仙山、鈴鹿山脈などのパノラマが楽しめた。 
 下山ルートは6月のクラブ山行時にも下った信長時代の大手道であった七曲がりコース。地形図にも表示されている長い舗装された石段道は膝に堪えた。石段が終わった岩戸公園への分岐点峠からは幅広い緩やかな樹林帯の道を下る。木陰を抜けて市街地へ入ったら猛烈な暑さを感じた。キンモクセイの香りが漂う名和昆虫博物館のある岐阜公園南口に我々が到着した時には、帰路を急がれる倉敷HCクラブのご一行は出発地へ向かわれた後であった。ここで全国連盟の石川委員長、県連長沢理事長、小林CLの挨拶を頂いて解散となった。リーダーは遠来者をバス停へ案内後、車の移動に向かわれ、我々は河川敷Pへ移動して金華山4時間コースの仲間の下山を待った。
 それにしても登山道、山頂、休憩所など至る所に登山者や観光客が溢れていて、流石に岐阜市の観光スポットと実感した。登山者もファミリー層が多く幼児を伴った方が多くて市民人気の山でもあった。
配車やリーダー、撮影等諸役を担って下さった皆さんに感謝。全国から集まった岳友との交流に賛同して集まってもらえた我がクラブの参加者へも感謝と敬意を。
 折角名札を付けて一緒に登ったのに遠方から来られた皆さんとの会話を交わす機会も少なく、交流登山の意義はちょっと薄かったなーとの感がした。
                                         (記録担当 水野Oさんの報告より)

  コースタイム
長良川スポーツプラザ8:37・・・長良橋南信長像9:05 9:18・・・登山口9:23 ストレッチ 9:35・・・馬の背コース分岐9:47・・・岩場展望地10:23 10:30・・・鼻高コース合流10:51・・・金華山10:57 11:25・・・ロープ亭11:30 11:55 ・・・岩戸公園分岐12:16・・・岐阜公園南口12:35  12:40(解散)

       
                                                                                                                                       (スライド写真提供 山田Mさん)


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