みのハイキングクラブ

友と山に登り、自然に親しみ、心身を健やかに、親睦を深めます。

医王山(939m)2024.5.12(日)

2024-05-14 | クラブ山行

クラブ山行報告

2024年5月12日(日) 天候 曇りのち雨 参加者 16名 (女性7名 男性 9名)

CL 佐藤Yさん

感想・雑記

   今日の目的地の医王山は、富山県と石川県に跨る奥医王山を主峰とする白兀山、前医王山、黒瀑山、鳶岩などの総称で、
名前は薬草が多いことに由来します。
関に集合した時には空模様があまり良くなく、少し心配しながらの出発でした。
東海北陸道、国道304号、県道を通り国見ヒュッテに到着しました。
管理人さんが親切な方で温かいコーヒーを皆が頂き、窓から見える北アルプスの山々の説明をしてくださいました。
 また、下見の時には通行できなかった林道が修復され、車で夕霧峠まで行くことができることを教えてもらいました。
車を夕霧峠にデポできたので、CLさんが天気を心配してショートカットになるかもしれないと言っておられたコースを、予定通り歩くことができました。
林道を5分ほど歩いた登山口からほぼ水平な登山道を進んでいきました。
 新・花の百名山だけあり登山道脇にはチゴユリ、ヒメシャガ、サンカヨウ、タニウツギ、ユキモチソウ、
日本海側の雪の深いところに咲く
ユキツバキなどが目を楽しませてくれました。
少し下って行くと、CLさんからくれぐれも慎重に行くように注意をされていたトラバースが始まりました。
鎖が張ってあるものの、足元が濡れていて滑りそうで思わず鎖を握る手に力が入ります。
何とか通過するとご褒美の様に、タニウツギのピンクと目に染みるような緑に囲まれた三蛇ヶ滝が見えてきました。
沢山のコゴミが青々と葉をひろげていて、もう少し早く来たかったなの思いがよぎりました。
滝を背に集合写真を撮って出発し、大沼に向かいました。
タニウツギが美しく咲きほこり、ハンショウズル(たぶんトリガタハンショウズル)が木に絡んでいました。
大沼からは鳶岩の上に立っている人が見え、少しワクワクしました。
分岐まで戻り、いよいよ今日のハイライト長い岩場を登り鳶岩に向かいます。胸のすくような登りが過ぎると鳶岩が目の前でした。
車をデポして頂いていたので時間に余裕ができ、何やらと煙は高い所が好きといった人(私を筆頭に)が鳶岩に登って大沼を見下ろし、写真を撮ってもらいました。
鳶岩を過ぎても比較的急な登りが続き、ヒメシャガの群落を見ながらのアップダウンをくり返すうちに登山道がゆるやかになり、富山湾を望む覗休憩所に着きました。
 ゆるやかな登山道を分岐から前山に向かいました。分岐に戻って少し急な登りを行き、白兀山に到着して富山湾や白山方面を眺めました。
白兀山からはユキツバキが両側に咲く登山道を過ぎて蛇尾山に着きました。
なだらかな山頂にはウラジロヨウラクが沢山の蕾をつけていたりピンクのユキツバキも咲いていました。
 時々小雨が降り、急いで車のデポしてある夕霧峠に向かいました。
夕霧峠には東屋があり、雨を避けて昼食を食べることができました。
食事が終わった時にCLさんから「雨が降っているので、奥医王山は止めても良いですよ」のお話がありましたが、
さすがみのハイク誰もやめる人は無く、全員で向かいました。288段の急な階段がありましたが、ピンクや白のイワカガミ、
イワウチワを見ながら頑張って奥医王山に到着しました。
 山頂には立派な一等三角点と展望台があり、登ってみましたが今日は見晴らしが良くありませんでした。
早々に夕霧峠に戻り、国見ヒュッテから戻って頂いた車に乗って城端SAに向かいました。
冷えた体にありがたい温かいコーヒーとお菓子をいただき、CLさんの挨拶で解散になりました。
盛り上げ上手なCLさん、色々面倒を見て下さったGLさん、諸役の皆様大変お世話になりました。
 天気は上々ではありませんでしたが、沢山のお花に出会えた楽しい山行でした。

(記録担当 N・Mさんの報告より)

コースタイム

関4:55==松ノ木峠PA5:55==福光IC6:45==国見ヒュッテ7:10~7:40・・・登山口7:50・・・三蛇ヶ滝8:55~9:05・・・
大沼9:15~9:25・・・鳶岩9:45~10:05・・・覗休憩所10:34~10:40・・・前山11:00・・・白兀山11:30~11:35・・・
夕霧峠12:15~12:55・・・奥医王山13:15~13:30・・・夕霧峠13:50==城端SA14:35~15:00==関17:30

(写真担当 F・Yさん))

 

(地図提供 A・K)

(地図提供 A・K)

 

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