みのハイキングクラブ

友と山に登り、自然に親しみ、心身を健やかに、親睦を深めます。

創立30周年記念山行(観光コース)おれんじの会 2024.5.31(金)~6.2(日)

2024-06-10 | クラブ山行

クラブ山行報告(観光)

 2024年5月31日(金)~6月2日(日)

GL 堀越さん 参加者 8名 (女性 5名 男性 3名)

一日目 熊本

 2024年5月31日(金)天気 雨のち曇り

感想・雑記

 名古屋から熊本への飛行はおよそ1時間半弱くらいのものでしたが、名古屋空港出発直前にえらい情報が入ってきました。
それは「熊本上空が濃霧であるため、着陸不能な場合は名古屋空港へ戻ることになるので、あらかじめご承知おき願いたい!」というアナウンスであった。
そしてそのアナウンスはその後も繰り返された。飛行機が離陸し上空を飛ぶようになると、やはり濃霧で真っ白の世界になった。
 熊本上空に至ってもそれは変わらず、やっぱりこれはダメなのかなぁ・・と、悲観的になっていたが、熊本空港近くで高度を下げていくと
霧はだいぶ薄くなって、なんとか着陸できることになり、ヤレヤレであった。
その飛行機はジャルでもアナでもなくFDA(フジドリームエアラインズ)という会社のものだった。
空港にはマイクロバスが私たちを待っていて、最初の観光場所水前寺公園へ向かい間もなくそこへ到着した。
そこは初代熊本藩主となった細川家代々のもで、国の名勝・史跡に指定されており、心が和む美しいところでした。
 そこからバスは先を急ぐように大都市熊本の中心街を走るのですが、市内は車で大渋滞、路面電車も走っているという
町中の広大な少し高みの溶岩台地に熊本城はありました。
加藤清正によって築城されたこの城は日本3大名城の一つに数えられています。
 しかし、これまでに明治の火災で天守や本丸御殿が焼失したこともあり、近くは平成28年 の熊本地震では
またまた石垣の崩落や建造物の倒壊など甚大な被害を受けましたが。
全国からの支援によって、天守などが復旧・特別公開がスタートしました。
 私たちみのハイク・オレンジ会の8名は、城中にあるエレベーターも使って最上階までのぼってみることができました。
しかし地震で崩壊している場所は広く、各所にあり、見所を説明してくださったガイドさんは、当初完全復旧には
まだ20年かかるとされていたけれど、最近の詳しい調査によって、まだ30年はかかると見通されていると、述べておられました。
これで午前の観光が終わり、昼食後は草千里ヶ浜の広くて美しい大展望に目を奪われながら、噴煙を上げる中岳や高岳への登山口まで
バスを進めてもらいましたが、残念ながらガスで見晴らしは得られませんでした。
 次は山を下ってからの阿蘇神社参拝でした。この神社は2千年以上の歴史を持っていて、全国に500社ある「阿蘇神社」の総本社です。
古来からの阿蘇山火口を御神体とする火山信仰と融合し、肥後国一の宮として崇敬をあつめてきた神社だとのこと。
 私たちは豪壮なその社殿に目を瞠りつつ参拝をさせていただきました。
また、門前町の水基めぐりというのもさせていただいた後、阿蘇内牧温泉へと向かって、今宵の宿「阿蘇プラザホテル」に到着いたしました。
                         (記録担当 澤田Zさんの報告より)                        

行程  

名古屋空港==熊本空港==水前寺公園==熊本城(昼食)==草千里ヶ浜==阿蘇神社==阿蘇 阿蘇プラザホテル(泊)

2日目 阿蘇

 2024年6月1日(土) 天気 晴れ 

感想・雑記

 阿蘇プラザホテル8:30発、天気もよく、全員が今日はどんな景色に出会えるか楽しみにしている。
最初、少し登ったところにあるフォトスポットパーキングで車を降り、景色を眺め下の方を見た。阿蘇カルデラの盆地を雲海がすっぽりと覆っているではないか!
 山の緑と白い雲海の世界・・。運転手さんは、久しぶりの雲海で、滅多にできない景色ですとおっしゃった。
山の景観も、樹木の山と草原の山との組み合わせがやわらかで、本土では見られない景色です。
その後の車の進行で、大観峰などからは中岳・高岳をふくむ阿蘇の全ぼうが見渡せ堪能する。
阿蘇のカルデラは9万年前の巨大噴火でできたもの・・とかいわれていますが、見渡しても分からないほどの広さで、ちょっと想像できませんね!
 次に行った所は鍋ヶ滝です。実はこの滝も阿蘇のカルデラができたときと同じ9万年前の巨大噴火の時に出来たものといわれています。
幅20mにも及ぶ滝のカーテンで、その滝の裏側へ入ることもできるとあって、私たちも入ってみました。
別名「裏見の滝」とも言われているのですが、少し涼しかったけど・・。滝の水は水量多く、見た目も滝のカーテンは美しく、
きっとマイナスイオンがたっぷりあったに違いありません。
そのあと久住高原にある「くじゅう花公園」に立ち寄り、広い広い花園でゆったりした時間を過ごしました。
世界中の珍しい花もあり、春という時季でもあって最高に癒やされました。広いバラ園など、立ち去り難い気分になりました。
会場内の広場では、イベントがあり、凄い催し物もあって、終わったとき寄付金を差し出された方達もありました。
バスは高みへと 上がり牧ノ戸峠で一休み。少しは体も動かしたいなと、およそ30分ほどの(歩き)をしました。
そして今度は日本一高い歩行者専用吊橋「九重”夢”大吊橋」です。天空の散歩道で、観光施設のこの吊り橋は、
日本で2番目の長さで390m、高さは日本1で173mです。(ちなみに長さ日本1は静岡県三島市にある橋で、400m)とのことでした。
標高で777mあるその橋から望む360度のパノラマは雄大ではあるが、その建設費用は莫大なものであろうと考えると、何だか費用のかけどころが??と、思わぬでもなかった・・・。
 この後は、一路由布院温泉へと車は走り続け、今夜の宿となる由布院温泉の「由布院ことぶき花の庄」へ到着しました。
(第1日目と第2日目は同じバスで、ドライバーさんも同じなので、2日間で何キロくらい走った事になりますか?と聞きましたら、計器を見て460kmになりますね・・・とのことでした)


                          (記録担当 澤田Aさんの報告より) 

行程 

阿蘇プラザホテル==大観峰==鍋ヶ滝==花公園==九重”夢”大吊橋==湯布院ことぶき花の庄(泊)

3日目 湯布院・別府

 2024年6月2日(日) 天気 曇のち晴 

感想・雑記

 今回の旅行で一番残ったことは遠方から見た阿蘇山根子岳・高岳でした。
涅槃像に見えて感動しました。企画して頂きました皆様ほんとうにありがとうございました。

                          (記録担当 池田Sさんの報告より)

行程 

由布院ことぶき花の庄==金鱗湖==湯布院、湯の坪街道散策==由布院駅足湯==別府地獄めぐり==大分空港==中部国際空港==美濃市着21:45解散

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