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みのハイキングクラブ

友と山に登り、自然に親しみ、心身を健やかに、親睦を深めます。

労山雪上歩行技術講習会

2018-02-28 | クラブ山行

クラブ報告

2018年2月25日(日)  天候 曇り   
             参加者 27名 講師 渡辺寛治(TOKIアルパイン)
                   みのハイキングクラブ参加者 12名
                   
大垣労山 9名  多治見労山 5名

     
        

CL 前田さん  

講習内容
 1、登山靴での登りの小斜面のラッセル基本講習          9:45~10:00

 
2、登山靴での下りの急斜面のラッセルで谷底まで         12:20~12:35   
    
 (下りの場合は登山靴でかかと落としの要領で足場にして下る)

  3、ピッケルワーク講習
    持ち方 とがった方を後ろにして持つ。とがった方を前にする場合もあるが、氷壁
    
等の硬い対象物の場合であり、通常は後ろが良い。
 
   歩き方 両足とピッケルで3点とした場合、必ず2点は支持する歩行にする。
 
   ピッケルを前方横に差し込んで片足ずつ進める。

  4、登山靴での登りの急斜面のラッセルで谷底から稜線まで    12:35~13:10 
    (登りの場合はキックステップ⇒足の爪先部分を雪に蹴りこんで足場にして登る)

  5、模擬滑落でのピッケルによる停止講習            13:10~13:20 

  6、ワカンを装着してラッセル講習               13:20~13:45
    (ワカン同士が接触しないように、やや足を回す要領で歩く)

  7、急斜面での滑落停止の実践練習               13:45~14:15

  8、ワカン・ピッケル・ストックのザックへの取り付け方

    周囲の人に怪我をさせないように、ワカンの刃はザック側に向けるか、刃にカバーを着
    ける。ピッケル・ストックにもカバーを着ける。

 感想
 今日の揖斐町の天気予報は曇り、最低0℃、最高10℃、風速2~3mといたが、薄曇で、山々がややかすれて見え、遠くに小津権現・花房・雷倉が見えた。昨年の大日岳の吹雪に見舞われた講習会と比較して好条件であった。降雪量は約50cm~1m程度あった。朝の冷え込みで雪質は少し粗目で少し固い感じであり、山道は登山靴も雪にズボットと入らず歩きやすかった。昨年と同じくTOKIアルパインの渡辺寛治さんによる講師で小貝月山手前の稜線で行われた。 急斜面の新雪の中のラッセルは爽快であり、また、雪庇のある急斜面からの模擬滑落によるピッケルで停止講習は実践に近いものと実感した。後で急斜面での滑落停止練習をしたが、簡単に止まらなかった。講師はピッケルでの停止は形だけで実際に滑落した場合の停止は難しいと話をされた。また、講師の経験した身近な怪我や事故の話もされて、今回参加された新入会員のみならず、ベテラン会員にとっても実践的で有意義な講習会であった。
 講師の渡辺寛治さんありがとうございました。また、諸役の方お疲れ様でした。
                            (
記録担当 古谷さんの報告より)
                

 コースタイム
関7:00===道の駅ふじはし8:10===貝月リゾート栃の実荘駐車場(開会)8:30~9:10・・・リフト上部9:30・・・小斜面登りラッセル講習9:50~10:00・・・峠の分岐(第2リフト⇔頂上)10:30・・・小貝月山の手前の稜線で昼食11:50~12:20(約30分)・・・小貝月山手前の稜線の急斜面で講習12:20~14:45・・・貝月リゾート栃の実荘駐車場(解散)15:50===関18:50

       
                                    (写真提供 古谷さん)                              

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