「ワンピースとのコーディネート、素敵でしょ!」と自慢げな顔つきのミモロ。

散っていた桜を髪(頭)に飾り、ハイポーズ!
ミモロのワンピースと同じ色の濃いめの桜は、「陽光桜」という早咲きの桜です。
「哲学の道」の一番、南にエリアに位置する「熊野若王子神社」にある「桜花苑」に、数年前に初めて訪れて以来、楽しみにしているミモロお気に入りの桜のスポット。

「熊野若王子神社」は、熊野詣に何度も行っていた後白河上皇が、永暦元年(1160)に、紀州の熊野権現を勧請と共に、平安時代に「永観堂」を創建した時、その鎮守社として創建したと言われます。
本殿に参拝してから向かったのは、ちょうど本殿の北側にある「桜花苑」です。
石の山道を上り、山へ進みます。
「もう、咲いてるかな?」ドキドキ…実は、3日ほど前に訪れた時は、まだチラホラとしか咲いていなかったのです。

「あ、ピンクの花が見えて来た~」ミモロの足のスピードもアップ。逸る心を抑えきれないミモロ。でも、石の階段は、滑りやすいから気を付けて…
登り切ったところに見えたのは、まだ若木の桜です。

幹の周囲には、動物に荒らされないように竹の柵が施され、大切に育てられていることが分かります。

「わ~桜の園だね~」と、目の前に広がるピンク色の世界にうっとり。
午後15時すぎに訪れ、見物人が少ない「桜花苑」を、まさに独り占め状態。
多くの観光客がいる「哲学の道」とは、異なり、静寂の世界がそこに…。
さてこの「陽光桜」には、世界平和を祈る思いが込められています。
早咲きのこの桜は、戦時中、教員として、多くの教え子を戦地に送り出した高岡正明さんが、戦後30年をかけ、作り出した品種。貴い命を落とした教え子たちの鎮魂と戦争のない平和な世界を願い、さまざまな地域の戦場だった場所の気候に順応する品種の桜を…という思いから生まれた品種で、1981年には、農林水産省に品種登録されました。

92才で亡くなるまで、高岡さんは、この「陽光桜」を世界各国に寄贈し続けました。彼の遺品には、ローマ法王のヨハネ・パウロ二世、アメリカのカーター大統領、韓国の全斗煥大統領など、世界各国から届いた感謝状があったそう。
この品種の特徴は、色が濃いこと。「多くの人がすぐわかるように、目立つ色に…」との思いも。この高岡さんの思いと活動は、その後有志に引き継がれ、1998年にここに植樹されたのです。
そのお話を知って以来、ミモロは、ここに来るたびに、じっと桜を見つめながら、しばらく静かに過ごします。

「ここ数年、世界中で、いろいろな戦いが起こって、本当に悲しいね~。みんな平和に普通の暮らしをしたいだけなのに…」と。
いつか、この「陽光桜」が、現在戦地となっている地域に植えられる日を願うばかりです。
風のそよぎ…そして鳥のさえずりがミモロに…

人がいない「桜花苑」で過ごすミモロ。

野鳥が散らした花をひとつ拾い、髪(頭)に飾りました。

ナイスコーディネート…ミモロの春の自慢の装いに…。
「陽光桜」は、今週末には、散ってしまうでしょう。でも、地面に広がる花びらの美しさも楽しみに…
「桜花苑」から、境内に戻ったミモロ。「あ、宮司様~」と、何度も訪れているミモロはご挨拶。

「ミモロちゃん、今年も来てくれたんですね~。今ね、境内に、熊野の桜の苗を植えているんです。花が咲くまでかなりかかりそうだけど、将来、きっと美しい姿を見せてくれると思います」と。
人の心を癒す桜は、境内に増えるのが、楽しみに…

「熊野若王子神社」を含み、週末、「哲学の道」では、桜まつりが開催されます。
その頃は、ソメイヨシノも見ごろを迎えるはず…。
「また、来なくっちゃ~」というミモロでした。ぜひ、みなさんも…
*「熊野若王子神社」の詳しい情報はホームページで
<ブログを見たら 金魚鉢をクリックしてね 応援よろしく!ミモロより
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ミモロへのお問い合わせ・ご要望は、mimoro1888@gmail.comまで

散っていた桜を髪(頭)に飾り、ハイポーズ!
ミモロのワンピースと同じ色の濃いめの桜は、「陽光桜」という早咲きの桜です。
「哲学の道」の一番、南にエリアに位置する「熊野若王子神社」にある「桜花苑」に、数年前に初めて訪れて以来、楽しみにしているミモロお気に入りの桜のスポット。

「熊野若王子神社」は、熊野詣に何度も行っていた後白河上皇が、永暦元年(1160)に、紀州の熊野権現を勧請と共に、平安時代に「永観堂」を創建した時、その鎮守社として創建したと言われます。
本殿に参拝してから向かったのは、ちょうど本殿の北側にある「桜花苑」です。
石の山道を上り、山へ進みます。
「もう、咲いてるかな?」ドキドキ…実は、3日ほど前に訪れた時は、まだチラホラとしか咲いていなかったのです。

「あ、ピンクの花が見えて来た~」ミモロの足のスピードもアップ。逸る心を抑えきれないミモロ。でも、石の階段は、滑りやすいから気を付けて…
登り切ったところに見えたのは、まだ若木の桜です。

幹の周囲には、動物に荒らされないように竹の柵が施され、大切に育てられていることが分かります。

「わ~桜の園だね~」と、目の前に広がるピンク色の世界にうっとり。
午後15時すぎに訪れ、見物人が少ない「桜花苑」を、まさに独り占め状態。
多くの観光客がいる「哲学の道」とは、異なり、静寂の世界がそこに…。
さてこの「陽光桜」には、世界平和を祈る思いが込められています。
早咲きのこの桜は、戦時中、教員として、多くの教え子を戦地に送り出した高岡正明さんが、戦後30年をかけ、作り出した品種。貴い命を落とした教え子たちの鎮魂と戦争のない平和な世界を願い、さまざまな地域の戦場だった場所の気候に順応する品種の桜を…という思いから生まれた品種で、1981年には、農林水産省に品種登録されました。

92才で亡くなるまで、高岡さんは、この「陽光桜」を世界各国に寄贈し続けました。彼の遺品には、ローマ法王のヨハネ・パウロ二世、アメリカのカーター大統領、韓国の全斗煥大統領など、世界各国から届いた感謝状があったそう。
この品種の特徴は、色が濃いこと。「多くの人がすぐわかるように、目立つ色に…」との思いも。この高岡さんの思いと活動は、その後有志に引き継がれ、1998年にここに植樹されたのです。
そのお話を知って以来、ミモロは、ここに来るたびに、じっと桜を見つめながら、しばらく静かに過ごします。

「ここ数年、世界中で、いろいろな戦いが起こって、本当に悲しいね~。みんな平和に普通の暮らしをしたいだけなのに…」と。
いつか、この「陽光桜」が、現在戦地となっている地域に植えられる日を願うばかりです。
風のそよぎ…そして鳥のさえずりがミモロに…

人がいない「桜花苑」で過ごすミモロ。

野鳥が散らした花をひとつ拾い、髪(頭)に飾りました。

ナイスコーディネート…ミモロの春の自慢の装いに…。
「陽光桜」は、今週末には、散ってしまうでしょう。でも、地面に広がる花びらの美しさも楽しみに…
「桜花苑」から、境内に戻ったミモロ。「あ、宮司様~」と、何度も訪れているミモロはご挨拶。

「ミモロちゃん、今年も来てくれたんですね~。今ね、境内に、熊野の桜の苗を植えているんです。花が咲くまでかなりかかりそうだけど、将来、きっと美しい姿を見せてくれると思います」と。
人の心を癒す桜は、境内に増えるのが、楽しみに…

「熊野若王子神社」を含み、週末、「哲学の道」では、桜まつりが開催されます。
その頃は、ソメイヨシノも見ごろを迎えるはず…。
「また、来なくっちゃ~」というミモロでした。ぜひ、みなさんも…
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