京都の交通機関で、観光客だけでなく、地元の人も頻繁に利用するのがタクシー。「東京より安いし、ちょこっとした移動に便利だよね~」と、ミモロも時々利用しています。
京都には、さまざまなタクシー会社がありますが、屋根に緑の三つ葉をつけて走るヤサカタクシーもそのひとつ。
京都市内の各所で、三つ葉のマークをよく見かけます。
その中で、みんなが乗るとラッキーというのが、営業車約1200台に4台走る、「四つ葉のクローバー」マークのタクシーです。
ミモロも、3回ほど乗ったことがあります。
「なんか乗れるとうれしいんだよね~」と。それを見かけると、特別用事もないのに、「そこら辺走ってください」という人も多いのだとか。乗ると、記念に「四つ葉のクローバーシール」がもらえます。
さて、ある日、ミモロは、河原町通で用事を済ませ、おうちに帰ろうとしたとき、なんと目の前に、「双葉葵」のマークのタクシーが停まっていました。
「わ~双葉葵のタクシーだ~」と、もう反射的に手をあげているミモロ。
「わ~い、双葉葵のタクシーに乗れちゃった~!」と、大喜び。というのは、このタクシーは、1200台に2台という、「四つ葉のクローバータクシー」より、乗れる確率が低い貴重なもの。
この「双葉葵タクシー」は、平成25年11月28日から、「上賀茂神社」の第42回式年遷宮を記念して運行を開始。まだ11月中は、運行されるようです。このタクシーに乗ると、「上賀茂神社」の社務所で特別シールがもらえます。
「上賀茂神社は、式年遷宮を終えたばかり・・・その神社のご神紋のタクシーだよ~うれしいかも…」と、ミモロは、「双葉葵タクシー」に乗り込もう…。でも一瞬立ち止まり、ふと横を見ると、そこには、なんと「四つ葉のクローバー」タクシーが停まっているではありませんか~。
「え?どうしよう…あっちにも乗りたい…」それは無理…。
珍しい2台のタクシーが京都のど真ん中で並んでいるなんて、ビックリです。
ドライバーさんも「珍しいですね~一緒になるの…」と。しかも、その1台に乗れるなんて…。
今回は、より貴重性の高い「双葉葵タクシー」に乗ることに…「だって、まだミモロ乗ったことないんだもの…」。以前、やさしいお友達が、ミモロに双葉葵のシールをプレゼントしてくれました。それもとてもうれしかったけど、やっぱり実際に乗ってみたいと思っていたのです。
河原町通を走り始めた「双葉葵」のタクシー、ミモロは、うれしくてたまらず、ずっと窓から外を見ています。
「なんかいつもの景色と違って見える~」
信号待ちでは、「双葉葵」タクシーに気付いた人が、ミモロの方を見て、携帯で写真を撮影…。
ミモロは、ちょっとドヤ顔に…。別にミモロを撮影しているんじゃないのに…。
河原町から東山までは、5分ほど…あっという間の移動です。「もう着いちゃった~」と、残念そうなミモロ。
「これ、見たことありますか?」とドライバーの小島さん。
「晴れた日には、車の前につけたりするんですよ~」と。「あふひ」と書かれた小旗を開いて見せてくれました。
「双葉葵」=「あふひ」は、上賀茂神社のご神紋。神様との出会い、幸せを呼ぶといわれるもの。
「はい、このレシートを上賀茂神社の社務所に持って行ってください。記念シールがもらえますよ」と。
「なくさないように、大切にしまっとこ~。ありがとうございました~」と。言いながらタクシーを降りるミモロ。
バタンと閉まったドアにも、双葉葵のマークが…。
「バイバイ~」と三条通で、タクシーを見送るミモロです。
「あ、ナンバープレートも2828で、双葉双葉なんだ~」写真ではよく見えないかもしれませんが、確かに…。
「あ~行っちゃった~」「でも、きっと素敵な出会いに恵まれる気がする…」と、嬉しそう。タクシーに乗っただけで、こんなに幸せな気分になれるなんて…ヤサカタクシーのアイディアの素晴らしさ…。
さて、後日、レシートを持って、「上賀茂神社」の社務所へ。
「はい、双葉葵のタクシーですね~。これどうぞ~」と記念のシールを頂きました。
「なんか幸せな気分…」ついに乗れた双葉葵タクシー。うれしさもいっそう。
人気ブログランキングへ
ブログを見たら、金魚をクリックしてね~ミモロより
generic pills for ed
お写真を(タクシーの)拝借させて頂けると幸いです。