「今年の桜は、なんか特別見事だと思う…」と、大きなソメイヨシノの木を眺めて思うミモロです。

今年も、やって来たのは、鞍馬二ノ瀬にある「白龍園」です。

もう何度も訪れて、その都度、リポートしているので、詳しいことは省きますが、ここは、「特別公開」期間、約1時間ごとに、拝観する人の人数を制限。そのため、ゆっくり景色を楽しむことができる場所。
特に春はソメイヨシノを中心に、春の花々が山を飾り、訪れる人も大勢。事前の申し込みで拝観できます。
「今日が、今年の桜の見納めかも…」そう思いながら、やって来たミモロを迎えてくれたのは、満開のソメイヨシノです。

馴れた足取りで、園内を進みます。苔の種類の多さでも知られ、ミモロは、その苔を踏まないように気を付けながら…

ピョンピョンと飛び石を…、
「ミモロちゃん、いらっしゃいませ~」と、いつも素敵な笑顔のここのオーナーである青野さん。

ファッションブランドやグッズを手掛ける会社の社長さんでもあります。
「今年も来ちゃいました。あのね~今日のお洋服、頂いた生地で作ったの。桜のイメージのピンクだよ~」と、新しいワンピースを披露。「よく似合いますね~」と言われ、鼻を膨らませるミモロです。
「ミモロちゃん、桜以外にも春の珍しいお花が咲いてるんですよ~案内しましょう~」と、園内の奥にある「白髭大神」と「八大龍王」の社方向へと鳥居を過ぎて進みます。

途中にハートの苔が生えている場所を見つけ、「可愛いね~」と。

「あ、こっちの水盤もお花キレイ~」と立ち止まってばかりのミモロ。

「ミモロちゃん、こっち~」と青野さんに促されて苔の生える山の斜面を見つめます。

そこには、小さな可憐な花が、ひっそりと咲いています。
「これは、イワナシっていう花で、実は食べると梨の味がするそうです。僕は食べたことないけど…」

「え~ミモロ食べてみたい…でも、実がない…」と。実の部分は、花の元の部分にできるそう。
尚、訪れた方も、決して食べないように…
このイワナシは、ツツジ科イワナシ属の常緑小低木。「え~ツツジの仲間なの?草じゃなくて、木なんだ~」と。さらにじっと見つめます。ここに自生して、まだ大きくなっていない、貴重な植物です。
「こっちは、イワウチワっていうんですよ~」と、さらに奥に進んでまたしても小さな花がそこに。

「この子も小さい…」とそばで観察。
イワウチワは、イワウメ科イワウチワ属の多年草。葉の形が団扇に似ていることからこの名が…
「これは、草なんだ~」
いずれの植物も地域によって危惧種に指定されています。
桜以外の様々な植物がここには、自生しているのです。訪れる人は、桜を目当てなので、同時期に芽吹く自生の植物は見逃しがち。
「教えて頂けてよかった~」と思うミモロでした。
ミモロは、青野さんと別れ、山の小路を進みます。

上からは、野鳥の囀りが…「きっとミモロのこと、鳥さんたち見てるんだよ…」何か噂されているのかも…。
園内を一望できる場所から、改めて今年の桜を眺めるミモロです。

*「白龍園」の詳しい情報はホームページから
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