ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

全線再開した叡山電車で鞍馬寺へ。本殿に行くにはケーブルカーの利用がおすすめ。

2021-09-24 | 寺社仏閣

「この景色…鞍馬に来た感じするね~」と、目の前の石段を見つめるミモロ。

鞍馬寺へ続く、最初の長い石段です。

以前なら「わ~長い~石段~大変そう~」と言っていたミモロですが…
「でも、ちょっと前に、東山の「豊国廟」で500段の石段上ったから、それに比べれば全然大丈夫…」と。
まぁ、あの石段に比べたら、どこの石段も平気!という自信が生まれます。

さて、鞍馬寺の山門のところで拝観料の300円を納め、中へと進みます。石段は、山門を過ぎた場所からスタートです。
 
「ようお詣りくださいました~」と受付の方に言われ、「はい、久しぶりで~す。電車再開したら来ました」とミモロ。

「そうですか~本当に秋の紅葉前に再開できてよかったです」と。鞍馬寺は、京都の紅葉の名所のひとつ。叡山電車が鞍馬まで来ないと、参拝者の数は激減。「まぁ、今は、コロナの緊急事態宣言中ですから…」と、交通の便に変わりのない嵐山エリアでも、ずっとコロナ禍で人出は少なかったので…。

何度も鞍馬寺を訪れているミモロからのアドバイスをひとつ。お寺のある場所は、山の上で、そこまで坂道や石段を上るのもいいのですが、ミモロは、行きは、ケーブルカーを使います。

「ここで待っても、絶対に乗る!」というミモロ。

境内マップでは、わずか200mという短いケーブルカーなので、大したことはないと思い、初めての参拝者は、歩いて登ろうとします。しかし、山門から本殿の金堂まで歩きだけのコースは、約1キロ。ケーブルカーを使っても、残り約500mを進まなくてはなりませんが、その道は、比較的平坦なので、それほど苦になりません。でも、歩きのコースは、九十九折の坂道がずっと続きます。

「200円払っても、絶対ケーブルカーに乗った方がいいよ~」というのが、ミモロの経験からアドバイス。

ケーブルカーの待合室にいると、程なくして出発に…

この時の乗客は、4人。でも通常なら、満席で、待合室の椅子も一杯になります。

「わ~山が見える~」

次第に高度を上げるケーブルカー。200mの距離なので、あっという間に山上駅に到着してしまいます。


山上駅にはすでに下山する乗客が待っていて、ミモロが降りたケーブルカーに次々に乗り込みます。


ミモロがケーブルカーを使うのは、行きの上りだけで、帰りは、山の中の坂道を歩くようにしています。
「だって、下りの方が楽ちんなんだもの~」と。

さて、ケーブルカーを降りると、なだらかな道が本殿の近くまで続きます。


鞍馬の杉の森を進んでいると、「あ、あれなに?」とミモロが突然立ち止まり、指さしながら近づくのは、道沿いの灯籠。
朱塗りの灯籠の柱に、鮮やかな緑色の丸いものが…。

よく見ると、なんとそれはカエル。「こんな鮮やかなカエル見たことない…」とじっと観察。カエルは眠っているのか、ピクリともしません。

「こんな自分の体の色と、補色関係のオレンジのとこにいたら目立って鳥に食べられちゃうよ~」と心配するミモロ。まさに大胆で恐れを知らぬカエルです。

ミモロが今まで見たことがある、小さなアマガエルより大きくて、体の色が一様で、アマガエルよりマットな感じ。
「なんていうカエルだろ?」と、名前を知りたいミモロ。もしご存じの方がいらしたら、コメント欄などで教えてくださいませ~。よろしくお願いいたします。

なだらかな道を進むと、本殿の石垣の下に至ります。そこには、長い石段が…
この石段は、歩いてここに来るときに上らなくてはならない石段。

「ね!結構キツそうでしょ?」足に自信のある方は、歩きコースもいいと思いますが…。

ケーブルカーを利用しても、本殿まで行くには、かなり石段を上がります。
途中、休憩できる場所もあり、「見て~特製の鞍馬山モナカアイスだって~」と、看板の前に立つミモロ。

美味しそうなのは、わかるけど、牛若餅持ってるでしょ!「うん、まぁね~…アイスは別腹だけど…」と小さな声でボソボソ…。
聞こえないふりをして、しばし中で休憩。
ミモロは、トラのぬいぐるみを椅子替わりに寄りかかり休憩。

「あら?可愛い子…」と売店の方。「あのね、ミモロ、クマに似てるって言われるけど、ネコなの…トラさんとは、まぁ親類って関係かな?」と、クマという言葉を聞く前に、自己紹介。「そうなのね~どうぞゆっくりしていってくださいね~ネコちゃん」

トラは、鞍馬寺のご本尊毘沙門天さまとゆかりの深い動物なのです。だからここに…

さぁ、本殿に参拝しましょう。
まずは、手水でお清めを…「ここにも、きれいなお花飾られてる~」


近年、京都の神社仏閣では、手水に花を飾ったり、アヒルを浮かべたりというおもてなしが多くなりました。

美しい花が浮かぶ手水は、SNS映えすると人気。でも、どこの場所もとても上手に花を飾っています。
「こういうのも、日本ぽい…きっと外国人観光客、大喜びだね~」と思うミモロです。

「ふ~やっと着いた!」久しぶりの鞍馬寺への参拝。前回は、大雨で叡電が不通になる前でした。


*「鞍馬寺」の詳しい情報はホームページからどうぞ



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