「へ~これ柚子の香りのコーヒーだって…いろんな薫りが楽しめるコーヒーって、楽しいね~」
ミモロが、9月のある日、訪ねたのは、現在、10月のオープンに向けて、プレオープンをしている「クラフト珈琲 薫豆堂」です。
七条通の「京都博物館」から東への坂道を少し進み「フォーシーズンズ ホテル」の正面エントランスの向かい側にあるお店は、赤い日除けシェードが目印。
「この坂、女坂っていうんだよ~。この先には『京都女子大』があるの~」
「あ、ここのお店だ~」
白を基調にしたシンプルなカウンターのお店には、現在、発売中の「薫豆堂」オリジナルのクラフト珈琲が揃っています。
「ヨイショ~」とまずは、アルコール消毒を忘れずに…
「あ、ミモロちゃん~いらっしゃい~」と、このお店のオーナーであるお友達の田村さん。そしてこの日お手伝いをしているのは、近くの京女の学生さん。
「お店、オープンおめでとうございます!」とミモロ。プレオープンの知らせを受けて、さっそくお邪魔しました。
「あの~クラフト珈琲って、なぁに?」とストレートな質問。
「もっとコーヒーを自由に楽しく味わってもらえるように、いろいろな香りをブレンドした新しいタイプのコーヒーなんですよ」と田村さん。
なんでも「薫豆堂」では、「コーヒーをひとつの原料」として捉え、香りをはじめ、熟成や様々な組み合わせ・加工を行うことで、多様なニーズを満たすコーヒーの新しい世界観を展開していくのだそう。
つまり、田村さんが厳選したさまざまな食材やハーブなどの香りを、それにマッチしたコーヒーと特別な方法でブレンドし、今まで味わったことがないような新鮮な驚きをもたらす「新しいタイプ」のコーヒーの登場です。
「いろんな薫りがあるんだ~」と興味津々のミモロ。
現在販売中なのは、徳島県木頭産のゆずから抽出した天然精油で香りづけした「ゆずの薫り」。オーストラリア産の最高品質のサンダルウッドの高貴な香りが楽しめる「白檀の薫り」、京都の茶の産地、南山城村産の熟成ほうじ茶の薫りが楽しめるものなど、5種類が揃っています。
「ミモロちゃん、何にする?」と田村さん。「う~迷っちゃう~」とミモロ。
さんざん迷った末、「ほうじ茶とコーヒーの組合わせって、なんか不思議だから、それにする~」と。
「はい、少しお待ちください~」と。お手伝いをしてるスタッフの方が、一杯ずつ、注文を受けてから丁寧に作ってくださいます。
「あのね~アイスで飲むのとホットで飲むのと、香りや味わいに違いがあるのも、クラフト珈琲の楽しさなんですよ」と。
喉が渇いていたミモロは、アイスのほうじ茶フレーバーのコーヒーを勢いよくストローで吸い込みます。
「どう?」と田村さん。「キャ!そんなに近くで見ないでよ~驚いちゃった…」と、ミモロ。
「あ、あのね~なんか不思議…だって、ほうじ茶の香ばしい薫りが口に広がって、後からコーヒーの味わいも感じる…。ほうじ茶とコーヒーって相性いいんだね~すごく飲みやすい…ゴクゴク」。
ミルクやお砂糖を加えたり、その人の好みの飲み方で自由に味わうのが、クラフト珈琲の楽しさでもあるのだそう。
まだ、喉が渇いているミモロ…「え~と次は…」と迷っていると…「じゃ、今度は、和歌山県の名産のぶどう山椒の薫りのはどう?」と田村さん。「え?山椒の薫り?うん、飲んでみたい!」と目を輝かすミモロ。
今度は、ホットでいただくことに…。
「フ~フ~」と猫舌なので、冷ましながら…。ミモロの鼻には、豊かな山椒の薫りが漂っています。
「わ~山椒だ~ピリッとする…でも、なんか爽やか…鰻の蒲焼といっしょに味わいたい…。油ぽいお料理食べた後のコーヒーにいいかも…」と、新鮮な味わいに驚くミモロです。
「なんかクラフト珈琲って、楽しいね~全種類、飲んでみたくなっちゃう…」と。
どんな薫りにするか、どんな味わいを作るか、フレーバー選びから、それに合うコーヒーづくり、また絶妙なブレンドのバランスなど、何年もかけて作り上げたオリジナルのクラフト珈琲です。
田村さんのこだわりは、特にフレーバー選び。それぞれの生産者に会いに現地に向かったり、薫りづくりの研究なども、専門家と共に進めたそう。
いろいろなシーンで、ふと味わいたくなる…いろいろな種類の味わいは、その時の気分で…。
コーヒーという飲み物の世界を、さらに大きく広げる可能性を感じさせます。
「今や、多様性の時代だもんね~」とミモロ。
今後も、さまざまなニーズに応える新しいクラフト珈琲を開発することに意欲をみなぎらせる田村さんです。
「お支払いは、キャッシュレスでお願いします」。
ミモロは、スイカでお支払い。いろいろな種類のカードが使えます。
お店でのコーヒーは、各540円で。
オンラインショップもオープンしています。
「9月中は、プレオープンということで、店の運営の細かいところの調整をしたり、よりよいサービスを提供できるように、スタッフのトレーニングなども行っています。そして本格的なオープンは、10月になってから…ぜひ、そのころまたいらしてくださいね」と田村さん。
「ごちそうさまでした~はい、また10月になってから伺います」と、手を振って、雨あがりの町へと向かうミモロです。
*「クラフト珈琲 薫豆堂」京都市東山区妙法院前側町451-2 詳しい情報はホームページからどうぞ
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