「こんなところに、素敵なお茶室がある~」
ミモロが訪れているのは、京都駅からJR山陰本線の次の駅「梅小路西駅」にある「ホテルエミオン京都」の1階です。
お茶室があるのは、「茶瑠by淡交社」。茶の湯関係の書籍の出版および茶の湯文化の普及を幅広くしている会社です。
スペースには、もちろん茶の湯関係をはじめ、日本文化に関する書籍などが揃っています。
「あの~ここ、どういうところなんですか?」と、そこにいらしたスタッフの方に伺います。
「はい、いらっしゃいませ~。ここは、淡交社が作った茶の湯を体験していただくスペースなんですよ」とおっしゃるのは、裏千家の茶道に関わる黒田さんと台湾から茶道を学びにいらしている黄さんが、この日の担当。
2020年夏の「ホテルエミオン京都」の開業とともに開設。そこには、和菓子の「笹屋伊織 別邸」や草月のいけばな体験、清水焼の工房の陶芸体験、そして淡交社の茶の湯体験のブースがあり、「鉄道博物館」や「京都水族館」もあるエリアを訪れる観光客のための日本文化の学びのフロアを目指しています。
「う~開業とともに、コロナの感染拡大が進み、修学旅行生が京都に来れなくなって…」と黒田さんは寂しそう。
もちろん修学旅行生だけでなく、一般の観光客にとっても、各ブースでは気軽に日本文化を体験できるプログラムが用意されているのです。
「でも、きっともうすぐ観光客、京都に戻ってくるよ~修学旅行生もたくさん…」と、コロナ禍が明ける日を期待するミモロです。
「あの~せっかくだから、茶の湯体験できますか?」とミモロ。「はい、どうぞ~どれにします?」と黒田さん。
茶の湯体験プログラムには、茶室でスタッフの方にご指導いただきながらお点前をするプラン(3500円)
テーブルで盆茶点前を自分でするプラン(900円)などがあります。
「じゃ、盆茶点前でお願いします。でも、ちょっとお茶室見学していいですか?」とミモロ。
「はい、どうぞ、では、その間にご用意しますね~」と。
そこでミモロは、露地を進み、ひとりお茶室へと向かいます。
飛び石を一歩ずつ丁寧に進みます。
そして、茶室に入る前、腰掛待合で、心と身なりを整えます。
「これ置いていこう…」と、麦わら帽子とリュックを外して…
竹の中門を開けて、さらに進むと、手を清めるつくばいが…でも、その前に関守石が置かれています。
「あ、ここのつくばいは、残念ながら建物の構造上使えないんです…」と、ミモロの様子を見た黒田さんから声が…。
でも、その雰囲気は十分味わえました…。
にじり口を開けて、いよいよ茶室の中へ。「ヨイショ…」
はい、履物もきちんと石の上に揃えて…。
「失礼いたします~」と一礼も忘れません。
さすが何度もお茶会も伺っているミモロですが「う~今日、突然、ここに来たから、足袋とお扇子もってない…」と恐縮。
でも、そこはお許しいただいて、見学を続けます。
お席に着く前には、床の間のお軸拝見を…。
秋の花が、客を迎えます。
そして、続いて茶釜の拝見。まだ夏なので、風炉の設え。
「この前で、夏にお点前すると暑いんだよね~汗止まらなくて困っちゃった…」とお茶のお稽古を思い出します。
コロナ禍になって以来、京都ではお茶会が行われる機会がほとんど失われました。お寺などでお抹茶のおもてなしも中止されています。ごく限られた人たちでのプライベートな薄茶での茶会は、行われることはあっても、そこで茶懐石などお食事やお酒を伴うお茶事は全く行われません。「飲食、制限されてるもんね~」とミモロ。
しかも、お茶席では、マスク着用。お点前をする人も、お客様もみんなマスク姿で、お茶をいただくときだけ、外します。「会話も極力しちゃいけないんだって…」と、お茶会で主人のお話などを伺うのが楽しみなミモロはがっかりです。
お菓子を複数入れる菓子鉢は使われず、銘々皿で出されることがほとんどに…。さらに正客が使った茶碗を次客が使うことはなく、それぞれの茶碗は、点前ごとに熱湯消毒されるのだそう。
「最近は、お濃茶もそれぞれの茶碗で点てるんだって…もう、大きなお茶碗をまわし飲みすることはないんだって…」とどこかで聞いてきたミモロ。まぁ、時代に即した茶の湯も、それなりに…「大切なのは、心だよね~」とミモロ。
「あの~盆点前の体験の用意できましたから、どうぞこちらへ」と。ミモロは、茶室を出て、テーブルが並ぶスペースへと向かいます。
*「茶瑠by淡交社」の詳しい情報はホームページで そこから申し込みもできます。
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ミモロへのお問い合わせ・ご要望は、mimoro1888@gmail.comまで
ミモロが訪れているのは、京都駅からJR山陰本線の次の駅「梅小路西駅」にある「ホテルエミオン京都」の1階です。
お茶室があるのは、「茶瑠by淡交社」。茶の湯関係の書籍の出版および茶の湯文化の普及を幅広くしている会社です。
スペースには、もちろん茶の湯関係をはじめ、日本文化に関する書籍などが揃っています。
「あの~ここ、どういうところなんですか?」と、そこにいらしたスタッフの方に伺います。
「はい、いらっしゃいませ~。ここは、淡交社が作った茶の湯を体験していただくスペースなんですよ」とおっしゃるのは、裏千家の茶道に関わる黒田さんと台湾から茶道を学びにいらしている黄さんが、この日の担当。
2020年夏の「ホテルエミオン京都」の開業とともに開設。そこには、和菓子の「笹屋伊織 別邸」や草月のいけばな体験、清水焼の工房の陶芸体験、そして淡交社の茶の湯体験のブースがあり、「鉄道博物館」や「京都水族館」もあるエリアを訪れる観光客のための日本文化の学びのフロアを目指しています。
「う~開業とともに、コロナの感染拡大が進み、修学旅行生が京都に来れなくなって…」と黒田さんは寂しそう。
もちろん修学旅行生だけでなく、一般の観光客にとっても、各ブースでは気軽に日本文化を体験できるプログラムが用意されているのです。
「でも、きっともうすぐ観光客、京都に戻ってくるよ~修学旅行生もたくさん…」と、コロナ禍が明ける日を期待するミモロです。
「あの~せっかくだから、茶の湯体験できますか?」とミモロ。「はい、どうぞ~どれにします?」と黒田さん。
茶の湯体験プログラムには、茶室でスタッフの方にご指導いただきながらお点前をするプラン(3500円)
テーブルで盆茶点前を自分でするプラン(900円)などがあります。
「じゃ、盆茶点前でお願いします。でも、ちょっとお茶室見学していいですか?」とミモロ。
「はい、どうぞ、では、その間にご用意しますね~」と。
そこでミモロは、露地を進み、ひとりお茶室へと向かいます。
飛び石を一歩ずつ丁寧に進みます。
そして、茶室に入る前、腰掛待合で、心と身なりを整えます。
「これ置いていこう…」と、麦わら帽子とリュックを外して…
竹の中門を開けて、さらに進むと、手を清めるつくばいが…でも、その前に関守石が置かれています。
「あ、ここのつくばいは、残念ながら建物の構造上使えないんです…」と、ミモロの様子を見た黒田さんから声が…。
でも、その雰囲気は十分味わえました…。
にじり口を開けて、いよいよ茶室の中へ。「ヨイショ…」
はい、履物もきちんと石の上に揃えて…。
「失礼いたします~」と一礼も忘れません。
さすが何度もお茶会も伺っているミモロですが「う~今日、突然、ここに来たから、足袋とお扇子もってない…」と恐縮。
でも、そこはお許しいただいて、見学を続けます。
お席に着く前には、床の間のお軸拝見を…。
秋の花が、客を迎えます。
そして、続いて茶釜の拝見。まだ夏なので、風炉の設え。
「この前で、夏にお点前すると暑いんだよね~汗止まらなくて困っちゃった…」とお茶のお稽古を思い出します。
コロナ禍になって以来、京都ではお茶会が行われる機会がほとんど失われました。お寺などでお抹茶のおもてなしも中止されています。ごく限られた人たちでのプライベートな薄茶での茶会は、行われることはあっても、そこで茶懐石などお食事やお酒を伴うお茶事は全く行われません。「飲食、制限されてるもんね~」とミモロ。
しかも、お茶席では、マスク着用。お点前をする人も、お客様もみんなマスク姿で、お茶をいただくときだけ、外します。「会話も極力しちゃいけないんだって…」と、お茶会で主人のお話などを伺うのが楽しみなミモロはがっかりです。
お菓子を複数入れる菓子鉢は使われず、銘々皿で出されることがほとんどに…。さらに正客が使った茶碗を次客が使うことはなく、それぞれの茶碗は、点前ごとに熱湯消毒されるのだそう。
「最近は、お濃茶もそれぞれの茶碗で点てるんだって…もう、大きなお茶碗をまわし飲みすることはないんだって…」とどこかで聞いてきたミモロ。まぁ、時代に即した茶の湯も、それなりに…「大切なのは、心だよね~」とミモロ。
「あの~盆点前の体験の用意できましたから、どうぞこちらへ」と。ミモロは、茶室を出て、テーブルが並ぶスペースへと向かいます。
*「茶瑠by淡交社」の詳しい情報はホームページで そこから申し込みもできます。
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