ソウルに、パワースポットめぐりのためにやって来たミモロ。
まずはじめに訪れたのは、「宗廟」(チョンミョ)です。
町の繁華街の近くながら、一歩敷地内に入ると、静寂の時が流れています。
高いビルもなく、青い空が広々。「なんか気分がいいねぇ」さっそく
清らかなパワーを感じた様子。
旅のポイント:「宗廟」は、朝鮮時代の歴代の王と王妃の神主を祀って、祭祀を行なう場所。祖先に国の安寧を祈る祠堂です。韓国で、国家最高の祭礼である「宗廟祭礼」は、毎年5月の第一日曜に行なわれ、在りし日の朝鮮王朝の格式と威厳を今に伝えています。
まずは、入口の「外大門」へと向かいます。
脇にあるチケット売り場で、観覧料を支払います。
ミモロが到着した時間は、幸運にも日本語のガイドツアーが始まるとき。
日本人の観光客と共に、ミモロもガイドツアーに加わります。
旅のポイント:「宗廟」の自由観覧は、土曜のみ。他は時間制のガイドツアーに参加します。日本語のガイドツアーは、1日8回、1時間ごとにあります。詳しくは、「韓国観光公社」のホームページで。
日本人観光客といっしょに、ガイドさんの後に続きます。
「外大門」から、真っ直ぐに、三筋の石畳の道が続きます。
「石の上を歩かないでくださいね」とガイドさん。
なぜ?とミモロが思っていると、
「この道は、中央は、神様のための道、右は、王が通る道、左は、皇太子が通る道。
庶民は、どこを歩きますか。そう石の道の脇です」
ミモロも、もちろん土の部分を進みます。
ガイドさんの案内で、広い「宗廟」の中を歩きます。
途中には、「斎宮」おうさまと皇太子が身を清めた場所や、「典祀庁」儀式のための準備をする場所などをめぐります。
「みんなから遅れちゃった。大変・・・」小さなミモロは、ちょっと遅れがち。
ミモロ、急いで!後ろには、観光客の行動を監視のための警備員さんの姿が。