社会保険労務士の資格をとって、資格を活かして働き始めたFさん。
中之島でお昼休みにランチを共にした。
1年に1回ぐらいしか会わないけれど、ずいぶんキレイになり、輝いていた。
彼女と会うと爽やかな気持ちになる。
なにしろ、彼女は頑張り屋さんだ。
上の息子さんがある程度、手を離れた頃から、自分の行く道の目標を模索していた。
具体的なカタチとなったのは、下の息子さんが生まれる前後から。
彼がまだうんと小さい頃から、専門学校の学費を貯めるため、
ご近所のお寿司屋さんでアルバイトし、国家試験へのステップを踏んだ。
彼女は、京阪沿線の閑静な住宅街に住む専業主婦だった。
ご主人は温厚で知的な方。
有名企業にお勤めだ。ヨーロッパなど、海外出張もある専門職。
お子さん二人も、今時珍しいぐらい、とても素直に育てられている。
勉強を始められる前は、ちょっとしたバイトをしたり、
国際交流関係のお友達や、ママ友達等と、ご自宅でパーティをされたり、
楽しく活動的に過ごされていた。
私とは、その頃からのお付き合いだ。
別に家庭に不満があるわけではない。
ご主人とFさんのそれぞれのご両親は、他県に住まわれ、お互いの生活には干渉し合わない。
Fさんは、ご結婚年齢はそう遅くないので、
ご結婚以前は、ほとんどお仕事の経験はないと思う。
40歳頃からのお勉強スタートなのだが、本人いわく
「あの頃に始めていて、本当に良かったわ。
今からだったら、気力も体力もきっと追いつかない」と。
資格のあるなしで、仕事の内容や待遇は全く違ってくることを実感したというFさん。
次は、行政書士の資格を取りたいそうだ。
もう勉強は始めているが、就職先が変わったばかりで、慣れない仕事に戸惑いながら、
孤独な勉強に取り組むのは、結構きつい、とも。
でも、意欲満々。
「なぜそんなに頑張るの? もう、現状で十分だと思うけれど・・・」
と聞くと、最終目標は、経済的自立だそうだ。
経済的自立と同時に、精神的自立も叶う。
そのとき、彼女は目に見えない色々な呪縛から解放されるのだろう。
下の息子さんはまだ小学6年生だが、お母さんが忙しいから、食事の用意は慣れている。
気が向くと、小麦粉からイーストを使って本格的にピザを作ったり、オムソバを作ったり、
主婦顔負けの創意工夫をするそうだ。
最近は、音楽(楽器演奏)にも目覚めているとか。
ご長男も親が知らない間に、私立大学在学中に、国立大学を受験し、今年、合格。
「あの子ったら、親に隠れて陰でコソコソ勉強してたのよ~」と、Fさんは言うが、
合格決定の日に、「国立大学へ行かせてください」とご両親に頭を下げたそうだ。
(こういうケース、けっこう耳にする)
親がかまってやれないと、それなりに子供は自立してくれる。
過保護、過干渉は良くない。
放任しても、子供は親の背中を見て育つ。
今からまた、Fさんは辛い時期に突入する。
社労士資格勉強中は、一切遊びも余裕もなく、ひたすら勉強ばかりしていたという。
次の資格に向けて、ちょっと休養も必要かなあ~と感じるそうだ。
「その前に少しだけ、楽しい、キラキラしたものに触れたくて。
だから、また、時々お付き合いしてね」
そう言うFさん。
夢に向かって、不断の努力が続く。
中之島でお昼休みにランチを共にした。
1年に1回ぐらいしか会わないけれど、ずいぶんキレイになり、輝いていた。
彼女と会うと爽やかな気持ちになる。
なにしろ、彼女は頑張り屋さんだ。
上の息子さんがある程度、手を離れた頃から、自分の行く道の目標を模索していた。
具体的なカタチとなったのは、下の息子さんが生まれる前後から。
彼がまだうんと小さい頃から、専門学校の学費を貯めるため、
ご近所のお寿司屋さんでアルバイトし、国家試験へのステップを踏んだ。
彼女は、京阪沿線の閑静な住宅街に住む専業主婦だった。
ご主人は温厚で知的な方。
有名企業にお勤めだ。ヨーロッパなど、海外出張もある専門職。
お子さん二人も、今時珍しいぐらい、とても素直に育てられている。
勉強を始められる前は、ちょっとしたバイトをしたり、
国際交流関係のお友達や、ママ友達等と、ご自宅でパーティをされたり、
楽しく活動的に過ごされていた。
私とは、その頃からのお付き合いだ。
別に家庭に不満があるわけではない。
ご主人とFさんのそれぞれのご両親は、他県に住まわれ、お互いの生活には干渉し合わない。
Fさんは、ご結婚年齢はそう遅くないので、
ご結婚以前は、ほとんどお仕事の経験はないと思う。
40歳頃からのお勉強スタートなのだが、本人いわく
「あの頃に始めていて、本当に良かったわ。
今からだったら、気力も体力もきっと追いつかない」と。
資格のあるなしで、仕事の内容や待遇は全く違ってくることを実感したというFさん。
次は、行政書士の資格を取りたいそうだ。
もう勉強は始めているが、就職先が変わったばかりで、慣れない仕事に戸惑いながら、
孤独な勉強に取り組むのは、結構きつい、とも。
でも、意欲満々。
「なぜそんなに頑張るの? もう、現状で十分だと思うけれど・・・」
と聞くと、最終目標は、経済的自立だそうだ。
経済的自立と同時に、精神的自立も叶う。
そのとき、彼女は目に見えない色々な呪縛から解放されるのだろう。
下の息子さんはまだ小学6年生だが、お母さんが忙しいから、食事の用意は慣れている。
気が向くと、小麦粉からイーストを使って本格的にピザを作ったり、オムソバを作ったり、
主婦顔負けの創意工夫をするそうだ。
最近は、音楽(楽器演奏)にも目覚めているとか。
ご長男も親が知らない間に、私立大学在学中に、国立大学を受験し、今年、合格。
「あの子ったら、親に隠れて陰でコソコソ勉強してたのよ~」と、Fさんは言うが、
合格決定の日に、「国立大学へ行かせてください」とご両親に頭を下げたそうだ。
(こういうケース、けっこう耳にする)
親がかまってやれないと、それなりに子供は自立してくれる。
過保護、過干渉は良くない。
放任しても、子供は親の背中を見て育つ。
今からまた、Fさんは辛い時期に突入する。
社労士資格勉強中は、一切遊びも余裕もなく、ひたすら勉強ばかりしていたという。
次の資格に向けて、ちょっと休養も必要かなあ~と感じるそうだ。
「その前に少しだけ、楽しい、キラキラしたものに触れたくて。
だから、また、時々お付き合いしてね」
そう言うFさん。
夢に向かって、不断の努力が続く。