蝶になりたい

いくつになっても、モラトリアム人生。
迷っているうちに、枯れる時期を過ぎてもまだ夢を見る・・・。

またかと、お思いでしょうが・・・。

2008-12-16 | グルメ
日曜恒例、夜10時からのTV番組「サ○ヨ○」、
眠い目をこすりこすり待機した甲斐あり、
同級生○君が、久しぶりに出演していた。

いつも、いいことをおっしゃる○君の意見を聞こうと、
一生懸命、頑張っていたものの、ほろ酔いの眠さは克服しきれず、
麗しきお声は、音楽のように右耳から左耳にぬけた感がある。

番組内では、勝間和代さんによる
日本のNGO法人JENが、Chabo!を通じて支援しているスーダンへの
訪問レポートがあった。

Chabo!( チャボ )は、Charity Book Program( チャリティ・ブック・プログラム )のこと。
Chabo!に登録されている本が売れると、
その本の著者の印税の20%が 特定非営利活動法人JENを通じて、
世界中の難民・被災民の教育支援、自立支援に使われる。

南スーダンでは世界中の無数のNGOが活躍している。
日本のJENはじめ、いろいろな活動をして現地のお役に立とうと頑張っている。
だが、そのなかでは、こんな問題も発生している。
現地の人たちが満足に水も飲めない状況にある中で、NGO職員向けに高級スーパーがあり、
そこで現地の人には到底買えない、先進国で売っているような商品をNGO職員が買うのだが、
ゴミ処理場がないために、道端やあっちこっちにペットボトルなどが捨てられている。

NGO活動のために後進国へ行っても、自国と同じ生活レベルをキープしたい職員などが、
生活ゴミを勝手に投棄している現状。
コストや効率では決して割り切れない、難しい矛盾がある。

ここで、ウエンツ君が
「ゴミのポイ捨ては、よくないですね」
と、コメンテイター諸氏の中でコメントしていた。
背景をわかって言っているのか、
それとも、ゴミが散乱している映像を見て、普通に単純に言っているのか。
アサヨミ? フカヨミ?
あれは、なに?

地道なNGO活動報告を受け、
○君の発言としては、最後におっしゃっていた、
「この流れが、大きなうねりとなればいいですね」
という〆の言葉が、脳の隅っこに残った。


ところで、
最近の私のブログ内容は、ワイン屋さんの回し者のような体をなしているが、
日曜日はワインデー、またまた、淡いピンクのスパークリングワインを飲んだ。

実のところ、ブログにアップは、別にどっちでもよくなっているのだが、
乗りかかった舟というかんじで、とりあえず、記録。

フレンチ・カンカン / ロゼ・セック / ヴァン・ムスー   産地 フランス / ロワール
カベルネフラン100%からシャンパン製法で造られ、最低13ヶ月の瓶醸造を経る高品質ワイン。
サクランボやイチゴの香り、きめ細やかな泡立ち、上品な甘みの、中辛口。

アルコールというかんじがあまりしない飲み口は、軽く、さわやかに、
ほんのりした甘みを満喫した。
鍋料理といっしょだったが、合う。
ボトルのラベルには、
「アペリティフとして、また生ハム、魚介料理、チキンから揚げ、フルーツなどと」
と書いてあるが、どんな料理とでも、合う(と、いつも、どんなものでも思う)。

こんな大雑把で、いい加減な感想では、
ソムリエやグルメ評論家には絶対になれそうもないが。

というわけで
美味しく、お安く、冷蔵庫の残り物、総動員のカンタンメニューで、
日曜日の夜は、楽々、更けていった。



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2 コメント

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はじめまして。 (アキヒコ)
2008-12-16 15:25:32
はじめまして。僕も先日のサキヨミ見ました。
NGOスタッフによるゴミ投棄、深刻な問題になるのは時間の問題という気がします。
水質検査が十分ではなくヒ素に犯された井戸が多数あり被害を及ぼしている現状もありますし、なかなか難しい問題ですよね。
ウエンツ君の発言ですが、その後に「良いとこやってるから、っていうのが見える気がして・・・」と言っていたのが印象に残っています。
たぶん、ゴミを投棄しているNGOスタッフの「援助して“やってる”」という驕りの表れ、ということが言いたかったんじゃないかと思いました。
「ポイ捨てはよくない」は素直に出た、という感じでしたが、
普通の感覚、常識を持ち続けるというのは大事なことですよね。
大自然にポイ捨てしているNGOスタッフは目を覚まして欲しいもの。
生活環境を改善しに行っているにも関わらず、自らその環境を汚染している。もの凄い矛盾です・・・。
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ウエンツ君効果 (華のスロー人)
2008-12-16 17:45:40
アキヒコさま、どうも、はじめまして。
コメントいただき、ありがとうございます。

ジャンルの違いこそあれ、テレビって、結構皆さん、見ておられるのですね。
放映される報道の影響は、小さくないようです。

専門家や批評家の中に混じって、怖いもの知らずの発言をするウエンツ君って、
普通の人の視線で物事を見ているだけなんですが、
物事を知りすぎて「灯台下暗し」になりがちなお偉方たちに対して、
あるいは知ったかぶりをする人々に対して、
計算外の効果があるのかも知れませんね。
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